大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



売られ過ぎ感から反発スタートも、冴えない景気指標や地政学要因を警戒した売りから、引けにかけ値を崩し、続落して終了
 おはようございます。 昨晩は、久しぶりにダンピング症状がでました。いつもなら、砂糖水を飲めば治るのですが、症状が改善せず、早めに床に就きました。相場の方はうっとうしい状態ですが、昨日はうれしい話もありましたので、差し引きでチャラというところでしょうか。

 さて、日本株は、当面の懸念材料の震源地である、中国の下落率を上回り、資金流出で通貨、株価が急落しているロシア並の下落が続いています。先週の日経平均は週間で946円(6.2%)の下落となり、前週から反落して終わりました。下落幅は3・11東日本大震災以来といいます。大変な事態がおきているんですね。これからの日本で何が起こるんでしょうか。株価が先見性を持っているのなら、震災禍に次ぐくらいの悪いことが日本経済を襲うことになりますが…。昨日の専門家のコメントを聞いていても、理由づけに必死になっているという感じがしました。今日の日経でも、震源地や、その影響を受けやすい国よりも下落率が大きいことの分析をしていましたが、要は、日本のファンダメンタルとはかけ離れたところで指数が動いている、ということです。

 流動性が大きいことが、他の国の下落分を肩代わりするのに都合がいいということで、日本株が利用されているということのようですが、最近の現物市場の動きを見る限り、とても流動性がある市場とは思えません。結局、先物市場が使われているだけ、ということでしょう。相場に下向きの方向性がでたことから、ヘッジファンドなどの短期筋が嵩にかかって先物を売り、それが裁定解消売りを通じ現物市場の下げを加速している。本来、流動性がある現物市場なら解消売りは吸収できるのですが、まともな投資家は、先物取引に振り回されて乱高下し、ファンダメンタルも反映しない市場には、近づきたくはない…ということ…。結局、先物筋と裁定業者だけで株価が形成されています。これまで、元気がよかった個人投資家の方はというと、短期的な動きに合わせて売買していたものの、急変する流れに対応できず信用取引の損が膨らみ続けている、という状態です。

 先物市場は、本来、保有する現物株の損失リスクを回避するための道具とされていますし、裁定取引は株価には中立…といいますが、現状は、果たしてその通りになっているんでしょうか。おまけに、一部の指数寄与度の高い銘柄の売買を通じ、指数を操作することも可能なようです。また、一日の先物売買シェアを特定の証券会社が30%も40%も占めるという異常な状態にくわえ、現物市場に機械的に売りや買いを供給してくる大手の裁定業者は10社に満ちません。単純に、少数の投資家の動きによって、指数が形成されているといっても良いのではないでしょうか。今日の日経の記事は、PERから見たら割安…と、結んでいますが、ファンダメンタルとはかい離したところで猛威を振るう先物市場の改善についてのコメントがないのは何故…?

 まあ、ここで幾ら地団駄踏んだって、仕方がありませんが、昨日の引け値で、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIX同じ)で横ばい、RSIは前日の52%から38%に低下、25日線かい離は-3.2%へと一気にマイナスかい離が拡大。騰落レシオも前日の115%から103%に低下してきました。RSIと25日線かい離から見れば、いったんは反発する時期は近そうです。詳しくは、明日のレポートで解説します。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6065ドル67セント -43ドル22セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 4245.40ポイント -15.02ポイント(0.35%)

 S&P500 1841.13ポイント -5.21ポイント(0.28%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4150円 -70円

 米国10年物国債金利 2.6450% -0.008%

 ニューヨーク原油 98.89ドル +0.69ドル

 GOLD 1379.0ドル +6.6ドル

 ドルインデックス 79.40 -0.19


 昨日の米国株は、地政学要因への懸念はあるものの、前日まで続落した後を受け、堅調な景気指標を評価する押し目買いが増加。反発してスタートしました。このところ堅調な公共事業株などディフェンシブ系業種や金価格上昇を受けた関連株が買われ、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の高値1万6165ドル(前日比57ドル高)をつけています。しかし、ミシガン大消費者信頼感指数が予想、前月水準を下回るさえない結果だったことから、売り物が増加。昼までに前日引け値を下回る水準まで売られました。米ロの外相交渉の進展への期待感から、一時、値を戻す場面もありましたが、週末要因に加え、休み中にクリミア自治区の住民投票が予定されているほか、週明けにも対ロ制裁の発動も予想されることからポジション解消の動きも強まり、引けにかけ下落幅を拡大。引け近くにこの日の安値1万6046ドル(同62ドル安)をつけています。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5227万株減の6億3979万株。騰落状況は、値上り1776、値下がり1301。VIX指数は9.86%上げ17.82に上昇。ヘッジする動きが強まりました。

 ダウ30種は、値上り10、値下がり20。ボーイングが1%上昇。一方で、ユナイテッドヘルスが1.7%、JPモルガンが1.08%下落したものの、それ以外は、上げ下げとも、1%を下回る小幅な値動きでした。業種別は、タイヤ、貴金属、金鉱山、非鉄金属、水道などが上昇。旅行代理業、バイオテクノロジー、インターネットなどが下落。
 NYダウは5日続落。下値模索の動きが続いています。25日、50日、75日の日足抵抗線はすべて下方突破され、当面は100日線を意識する展開に…。また、過去52週線が下値を支えてきており、これも意識されてきそうですが、クリミア情勢と対ロ制裁の動向という不確定要因があり、結果に対する市場の反応が読めない不透明感が残ります。当面は事態の推移待ちしかないのでしょうか。

 米国株は続落。円はリスク回避の買いや、米金利低下を受け、対ドルは101円30銭台、対ユーロは141円台にそれぞれ上昇。CME日経平均先物は、国内終値を70円下回る1万5150円で帰ってきました。レンジは1万4045円~1万4425円。週明けの相場は、軟調な始まりになりそうですが、休み中のイベントの結果次第…。現段階で、判断はできません。ただ、個別に好業績株を買う流れに変化はありません。前回四季報で来期減益と予想されたものが、増益に転換するなど大きく変化しているものも多く、相場に流されず、このような銘柄を掘り起こして、丹念に押し目を拾えばいいと思います。これだけ指数が波乱しても、継続注目株の中には高値を更新したものも複数あります。
 今回のクリミア情勢に関し、米国の出方をうかがっている中国の動きが懸念されます。もし、シリアの時のような態度をとれば、すかさず尖閣問題が浮上してきそうです。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ