大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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地政学要因の緩和やイエレンFRB議長のハト派的な講演内容を好感し、大幅続伸して終了…主力株優位の流れは変わらず?
 おはようございます。 もう家の前の桜は満開状態です。あちこちでウグイスも泣き始めました。追い立てられるように、春がやってきた感じです。一昨日は雨に、昨日は風と寒さに邪魔されて遠出ができませんでしたが、今日は、三室山まで足を伸ばしてみようかと思っています。竹内マリアの人生の扉の詩にあるように、「満開の桜や色づく山のもみじを、この先いったい何度、みることがあるだろう…」。季節の移ろいを見るにつけ、「覚悟」を迫られている気がします。この季節になるとどうしてもセンチメンタルになってしまいますね。

 さて、米国の強い要求(裏取引)があったのか、ロシアは国境付近に展開した軍隊を後退させ始めているようです。一方で、メドベージェフ首相はクリミアに入り、ロシア編入を印象付けました。このなかで、ウクライナに対し、各自治区の自治権拡大を要求。ロシア住民が多い自治区への干渉を強めようとしています。ロシア系住民にお何かあれば、何時でも干渉する用意があるとの姿勢を示す狙いがあるようですが、とりあえず、武力衝突の危機は回避されたような感じです。
 また、前回FOMC後の記者会見で、突然、イエレン議長は、声明文にもない「QE終了後、半年程度で利上げを実施するかも…」と発言。市場が想定していたよりも早い時期の引き締め入りを示唆したことから、市場は混乱に陥りました。その後、FRB関係者から、混乱を収めるような発言が続き、市場も落ち着きを取り戻しましたが、議長の真意を巡っては、疑心暗鬼の状態が続いていました。昨日は、FOMC後初の公式発言の場となる、シカゴでの講演が行われましたが、このなかで、雇用の中身の弱さや、まだ景気には緩和的な金融による支援が必要などと発言。同議長の発言によって生じた来年半ばまでの金融引き締め思惑を修正。引き締め着手時期については、「?」と従来路線に戻すことを示唆しています。市場関係者の間では、「最高にハト派的な内容だった」と、好意的に受け止める動きが強まりました。

 31日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6457ドル66セント +134ドル60セント(0.82%)

 NASDAQ総合指数 4198.99ポイント +43.23ポイント(1.04%)

 S&P500 1872.34ポイント +14.72ポイント(0.79%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4815円 +35円

 米国10年物国債金利 2.7230% +0.0110%

 ニューヨーク原油 101.58ドル -0.09ドル

 GOLD 1283.80ドル -10.5ドル

 ドルインデックス 80.11 -0.07


 週明けの米国株は、イエレンFRB議長の講演待ちから、前週引け値水準での静かな始まりになりました。しかし、寄り後に、講演の準備原稿の中身が伝えられ、引き続き緩和気味の政策がとられることや、引き締め時期がぼかされ、経済状況に応じ、市場のコンセンサスにとらわれずFRBが政策遂行できるようになったことがわかると、買いが先行。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万6480ドル(前週末比157ドル高)をつけていました。しかし、その後は、シカゴ地区購買部景況指数が前月水準、予想をともに下回るなど、冴えない景気指標がでたことや、月末、期末が重なったことによるポジション調整の売り買いが交錯。引けにかけ高値持ち合いの動きが続き、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。地政学要因の後退を受け、国際優良株など主力株の堅調が目立ったほか、金融引き締め時期がぼかされたことを好感し、売られてきたバイオ株やハイテク株も買いなおされ、ほぼ全面高商状になりました。ニューヨーク市場の出来高は、期末のポジション調整などから、前週末比2億713万株増の8億4106万株に増加。騰落状況は、値上り2367、値下がり756。VIX指数は、3.7%下げ13.88に低下しました。

 ダウ30種は、値上り25、値下がり4、変わらず1(ATT)。指数寄与度の高いVISAが1.78%上昇したほか、ユナイテッドテクノロジーズが1.77%、マイクロソフト1.71%など国際優良株の上げが目立ち、10銘柄が1%超えの上げとなり、指数の上げをけん引しました。業種別は空運、ギャンブル、アルミ、トラック、バイオテクノロジー、コンテナ、医療サービスなどが上昇。貴金属、金鉱山、人材派遣、鉱山、携帯電話などが下落。
 NYダウは続伸。この日の上げで、先月13日に付けた長大陰線の寄り付きを引け値で上回り、強気に転換してきました。テクニカルでは、三本新値が陽転、MACDもゼロ以上で買いサインをだすなど、短期的な強気相場入りを暗示しています。ただ、依然、週足ベースでは1月第3週、3月第2週の長大陰線の影響下にあり、今週は、テクニカルな強気入りを背景に、この影響を払しょくできるかどうかが課題になります(多分、抜ける…?)。
 S&P500は、想定通り昨年末から年初にかけて形成したテーブルが下値を支えたものの、まだ、明確な強気サインは出ず。NASDAQ綜合指数は、RSIなどテクニカルが底値圏を暗示していましたので、素直にはんおうしたものの、やっと75日線を回復したレベル。すでに、将来の利上げを織り込み始めたことから、立て直しに時間がかかりそうです。質への逃避からNASDAQ主力株が再評価されるときが本格回復のサイン?

 米国株は続伸。円は、地政学要因の後退から対ドルで下落したものの、金融引き締め観測の後退から一段の円安進行は抑制され、103円20銭台、対ユーロは、142円10銭台に軟化。CME日経平均先物は、円の下げ渋りや消費税引き上げの景気への不透明感から伸び悩み、国内終値を35円上回る1万4815円で帰ってきました。レンジは1万4715円~1万4890円。本日の日本株は、円の下落を好感。CME終値にさや寄せし、堅調な始まりが予想されます。日銀短観の経営者の先行き見通しなど不透明要因があるものの、新年度入りへの期待感も手伝い、終日堅調な展開になりそうです。ただ、指数的には上値の節値が多く、大幅な上げが期待できないことから、次第に各論相場の様相を強めることになりそうです。引き続き、業績重視で…。大幅減益予想が増益に転換するかもしれない三井造船…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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