大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2017/08 | 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



黒田日銀総裁会見で、追加緩和期待が全否定されたことへの失望感やオプションがらみの売り仕掛けから、大幅続落して終了
 一体、ありもしない日銀の追加緩和を当て込んで、投機筋はどれだけのポジションを積み上げていたんでしょうか。
 シカゴIMM通貨先物市場の円売り越しが、4月1日までの一週間で2万枚近く急増していたことは書きましたが、この裏には、当然、株の先物買いがくっついています。CME日経平均先物の大崩れをみても、日銀金融政策決定会合前に、「円売り・株先物買い」がかなりの規模積みあがっていたことを予想させます。国内でも、先物リードになっていたことを示すように、今日発表された裁定買い残(3月31日~4月4日売買分)は、2417億円増加し、3兆1384億円と2月第一週以来の3兆円大台乗せになっていました。結局、これがすべて逆回転をおこし、膨大な円売りポジションが巻き戻され、同時に株先物売りが出され、つれて裁定解消売りが出て指数が急落。TOPIX型先物も売られたことからかさ上げで買われていた、一般株まで売られ全面安になってしまった…というところでしょうか。これに、今週末に控えているオプションSQがらみで、ひかされている強気筋は、先物売りでヘッジ、プットを買っている弱気筋も先物を使って「叩け、たたけ…」というところ。今日は出来高も23億台に増加し、ちょっとした投げ商いになったようです。

 ただ、朝も書きましたように、1万4200円台は日経平均予想PERから見たら13倍台という割安水準。昨年6月安値ころからPERが14倍に入ると、PERが上昇(先物買いが入る…?)16.5倍台に入るとPERが低下する、というレンジ相場を続けています。おそらく、ロボット売買にインプットでもされているんでしょうが、今日は、先物価格が1万4280円をつけたところで、現物の商いが終了。この影響で日経平均は安値引けしています。でも場の終了後も続いている売買では、買い戻され先物は1万4380円と、安値から100円近く戻して終わっています。CMEの先物安値が1万4290円でしたから、これも意識されて買いもどされたみたいです。まあ、投資家心理は弱気に傾いていますから、海外先物筋のやりたい放題です。しっぽに、身体が振り回されている格好ですね。内外のまともな投資家は、先物筋が暴れまわって変動率が大きくなっていることから、こんな危ない市場には近づけない…と、見送りを決め込んでいることから、板が薄くなり、裁定取引の影響が強まる、という悪循環に陥っている気がします。

 ただ、嘆いていても仕方がないわけで、今日の引け値の日経平均予想PERは13.92倍と、昨年6月安値以来の下限を切ってきました。また、本日の新安値は170銘柄。今年2月4日の底が136銘柄で、これを上回ってきました。昨年6月の厳しい底入れ時が236ですから、これに次ぐ数字です。上値は買わないまでも、そろそろ、まともな投資家が下値拾いに動きてくる水準出ありますね。1万4000円をあっさり下回ってしまうようだと、未知の悪材料を内包しているものとかんがえ、相場観の見直しをしなければなりませんが、まあ、以前から書いているように、需給の問題だと思いますので、そこまで気にすることはないでしょう。

 結局、今日は、これまで業績面で割安感があって値持ちが良かった銘柄を含め、終日売られる展開で、日経平均は307円19銭安の1万4299円69銭、TOPIXは24.12ポイント安の1150.44ポイントと、ともに4日続落して終わりました。出来高は、前日比約4億株増の23億3441万株。売買代金も3000億円近く増え2兆2802億円でした。騰落状況は、値上り116、値下がり1642と全面安。
 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗と五分に、TOPIXは9連騰の影響が残り8勝4敗と整理遅れ。RSIは45%と安全ゾーンの40%割れに近づいてきました。25日線かい離は-3.0%に拡大。短期的な反発が期待できる水準にあります。騰落指数は、昨日の101%から90%に急低下。これも安全圏の80%割れに近づいています。一方、日足MACDが、シグナルラインをした抜け売りサインを出すなど、弱気の指標も出ています。ただ、今日のアジア市場株は、日本を除き全面高、欧州市場も高く始まっており、日本だけが売られる理由がわかりません。結局、海外先物筋の強引なポジション形成と週末のオプションSQに絡んだ仕掛け的な売りが、ここまで、日本株を崩すことになったんでしょう。

 ただ、一方で、予想PERや新安値銘柄数、テクニカル指標などは、底値圏が近いことを示唆し始めました。ここからは、何を重視するかですね。一番あてにならない自分の気持ちを大事にするか、客観的な指標を重視するか…です。4月3日に日経平均サイコロが9勝3敗(TOPIXは10勝2敗)と警戒サインをだし、よく4日にはRSIが74%と警戒ゾーンの80%に接近。加熱サインを抱えながら、一目均衡表の「雲」上限に到達していた…。その後の動きを考えると、何が一番頼りになるかわかりますよね…。次の計算上のポイントは1万4101円ですが、果たしてどうなるか…。もっともレポートでも書きましたが、整理の日柄が足りない気がします。
 いまのところ、GLOBEX市場では、米株は上昇、日経平均先物は、国内先物終値(1万4380円)を50円上回る1万4430円をつけています。
 これから出かける用事がありますので、思いつくままに書きました。わかりづらければご容赦!
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ