大仏さんの「株やぶにらみ」
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07 | 2017/08 | 09
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ウクライナの緊張緩和、イエレンFRB議長の議会証言内容を好感して、NYダウは反発したものの、モメンタム株の下落でNASDAQ市場は続落して終了
 おはようございます。 

 ウクライナの緊張に続き、日本企業の進出が多いタイで首相が司法判断から失職。米国軍の駐留再開で合意したフィリピンが、国際条約で捕獲が禁止されているカメ(タイマイ?)を密漁していた中国漁船を拿捕。これに対し、中国が武力介入を示唆し返還を迫る…。ベトナムでは、一方的に自国の領海を主張する中国が、資源開発に着手。これを阻止するベトナム海上警察との間で、衝突。両国が大量の艦船を派遣し、海上でにらみ合いが続いている状況といいます。その一方、中露の首脳が会談。アジア歴訪で、対中封じ込めを強化した米国に対峙しようとしています。国際的な緊張の高まりを受け、ナイジェリアでイスラム過激派の少女誘拐、村民の大量虐殺など、テロ活動を強めてきました。

 なんだか、世界中がピリピリとしてきた感じです。特に、中国のごり押し的な動きが目立ちます。地域の緊張を高めているだけでなく、日本でも親中派といわれる政治家や元政治家を動員して、安倍首相の追い落としや次期首相に女性議員を押すような活動をしているといいます。今回の議員団の訪中でも、中國との関係が深いといわれる公明党や民主党の議員と個別に話し合ったといわれています。何が話し合われたかわかりませんが、防衛力の強化など、意のままにならなくなった現政権を切り崩したいという意図があることは確かでしょう。マスコミ、政治家、官僚、財界など、この国にはどこの国のために働いているのかわからない人が多すぎるような気がします。安倍首相が、欧州歴訪で、「ウクライナ問題は他人事ではない…」と語った言葉の裏がわかるような…。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6518ドル54セント +117ドル52セント(0.72%)

 NASDAQ総合指数 4067.67ポイント -13.09ポイント(0.32%)

 S&P500 1878.21ポイント +10.49ポイント(0.56%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4210円 +140円

 米国10年物国債金利 2.59% -0.005%

 ニューヨーク原油 100.77ドル +1.27ドル

 GOLD 1288.9ドル -20.0ドル

 ドルインデックス 79.24 +0.10


 昨日の米国株は、ウクライナ情勢に関し、ロシア・プーチン大統領が独立を問う住民投票の延期を要請したことや国境周辺からの軍の撤退を示唆したことを好感。買いが先行し反発して始まりました。ただ、この日イエレンFRB議長の議会証言を控えていたことや、東南アジア海域で、中國がベトナム、フィリピンと立て続けに緊張を高める行動をとったこともイヤケされ、寄り付きの買い一巡後に下落。寄り後まもなく、この日の安値1万6357ドル(前日比44ドル安)をつけています。その後、議会証言が始まり、景気に対し強気の見通しが示されたことや、労働市場の緩みや住宅市場への懸念などから、「金利正常化には著しい時間がかかる…」等、ハト派的な発言があったことも好感され、徐々に上げ幅を拡大。消費者信用残高が、過去一年で最大の伸びになったことで消費への懸念も薄れ、買いが増加。昼前にはこの日の高値1万6522ドル(同121ドル高)をつけています。その後は、モメンタム株の下落が続き伸び悩むNASDAQ市場を見ながら、引けにかけ高値圏での神経質な動きが継続。結局、ニューヨークダウとS&P500は反発したものの、NASDAQ総合指数は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6647万株増の7億6553万株。騰落状況は、値上り2035、値下がり1094。VIX指数は、2.9%下げ13.40に低下。

 ダウ30種は、値上がり25、値下がり5。消費者信用残の増加を好感し、AMEXが2.06%、VISAが1.63%それぞれ上昇。好決算が期待されるユナイテッドヘルスが3.52%上昇したのをはじめ、14銘柄が1%超えの上げになり、指数の上げに貢献。一方、大衆薬部門の売却が嫌気されたメルクが2.2%安と続落。ディズニーが0.9%下げたものの、他はいずれも小幅な下落にとどまっています。業種別は、玩具、レジャー用品、ビール、食品製造などが上昇。食品小売り、金鉱山、家電、ネット関連などが下落。
 NYダウは、上昇中の25日線、50日線にささえられ、反発。引き続き堅調な動きを堅持しています。NY市場で、52週高値超え銘柄は、前日の94から142に増加。新規資金が流入していることがわかります。一方、NASDAQ総合指数は、小幅に続落。下ひげを残し、底値模索が続いています。イエレン議長が議会証言で、「米国市場にバブルはないものの、モメンタム株にはバブル的な動きが見られた…」と指摘したことも、反発力を弱めています。NY市場で52週高値超えが増加した一方、NASDAQ市場は、52週安値切りが前日の93から178に倍増するなど、引き続き弱含みの動きが続いています。この落ち着きが、NYダウ高値更新の条件になるのでしょうか。

 米国株は高安まちまち。円は、ウクライナの緊張緩和や米株反発を受け、対ドルは101円90銭台に軟化。対ユーロは141円70銭台に小幅に軟化。CME日経平均先物は、国内先物終値(1万4070円)を140円上回る1万4210円で帰ってきました。レンジは1万4030円~1万4285円。立会時間中はじり高する展開で、ほぼ高値引け。出来高は前日の2万3000枚を大きく上回る5万1110枚となっており、連休前の売りポジションはほぼ買い戻された感じです。本日の日本株は、堅調に始まった後は、明日のオプションSQをにらみ神経質な展開になりそうです。東南アジア西沙諸島やフィリピン海域での緊張の高まりが尖閣問題に波及する懸念もあり、主力投資家の見送り姿勢が強まりそうです。不透明感が強まりそうですので、スケジュールに沿って材料が発表される好決算銘柄の待ち伏せ買い方針を継続したいところ…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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