大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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NASDAQ市場のモメンタム株の下落が持続していることや、高値警戒感から、主力3指数ともに反落して終了
 おはようございます。 新緑の季節です。深緑の山の端に黄緑の新緑が彩りを添えています。家の近くではホトトギスが鳴いています。目に飛び込んでくる景色や鳥の鳴き声が、妙に気分を落ち着かせます。朝、新聞を取りに出ましたら、お月様が真ん丸…。そういえば、今日は「満月」…。変化日のことをすっかり忘れていました。

 米国長期金利が急落。昨年10月以来の水準に低下してきました。景気指標は米国の景気が拡大方向にあることを暗示。昨日発表された生産者物価指数(PPI)は前年比で2.1%上昇。先月の1.4%の上げから加速しています。本来なら、インフレ懸念が強まっているはずですから、金利は上昇に転じてもいいはずですが、逆に低下傾向を強めています。昨年5月21日のバーナンキショック以来、FRBの引き締め政策が意識され、債券を売る(金利は上昇)動きがつよまりましたが、今月に入りECBの緩和思惑が強まるとともに、米金利にも低下期待がでており、金利上昇を前提にしたポジション(債券先物売り)を買い戻す動きが強まっています。おそらく、ヘッジファンドなどの売りがかなり溜まりこんでいたのではないでしょうか。この買戻しが入っていることから、景気は強くても長期金利が上がらないという状況があるようです。どのくらい売りがあるのかわかりませんが、この買戻しが一巡するまでは、円にとっては逆風が続くことになりそうです。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万6613ドル97セント  -101ドル47セント(0.61%)

 NASDAQ綜合指数  4100.63ポイント  -29.54ポイント(0.72%)

 S&P500  1888.53ポイント  -8.90ポイント(0.47%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4250円 -160円

 米国10年物国債金利  2.5430%  -0.0750%
 
 ニューヨーク原油  102.37ドル  +0.67ドル
 
 GOLD  1305.9ドル  +11.1ドル
 
 ドルインデックス  80.06  -0.06
  

 昨日の米国株は、重要な景気指標の発表がないなか、NYダウが連続して過去最高値を更新したことへの警戒感から、朝方から売りが優勢となり、反落してスタートしました。NASDAQ市場で割高なモメンタム株の下落が続いているほか、ECB関係者やドイツ中銀総裁から金融緩和を容認する発言が続き、米長期金利が急低下。債券市場に注目が集まったことも株価の足を引っ張り、NYダウは終日下げる展開。引け近くにはこの日の安値1万6595ドル(前日比120ドル安)をつけています。結局、NYダウとS&P500は反落、NASDAQ総合指数は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1599万株増の6億1953万株。騰落状況は、値上り1196、値下がり1967。VIX指数は前日比0.33%上げ、12.17に上昇しました。

 ダウ30種は、値上り5、値下がり25。メルクが1.11%上昇したほか、通信関連のATTが0.52%、ベライゾンが0.39%上げたものの、上げ幅は小幅。一方、IBMが1.8%、ディズニーが1.4%、ナイキが1.3%下落するなど、5銘柄が1%超えお下落となり、指数の足を引っ張りました。まんべんなく売られており、週末のオプションなどの清算を意識した売りもあったようです。業種別は、パイプライン運営、不動産サービス、貴金属、バイオテクノロジーなどが上昇。ギャンブル、家具、住宅建設、レジャー用品、家電などが下落。
 NYダウは6日ぶりに下落。昨日もテクニカルな要因から反落懸念がある…とかきましたが、想定通りの動きです。これまで、1万6600ドル付近を上値抵抗とするペナント型の持合いを形成。週はじめに一気にこの抵抗帯を抜いてきました。このゾーンは5か月にわたる強力なもの。いったん抜くと下値支持帯に変わる可能性があります。いずれ、このゾーンが下値支持に変化したかどうか試す動きが出る、としましたが、昨日の動きはこれに当たります。ここで、値固めができるかどうか…。これが今後の相場を大きく左右してきます。

 米国株は下落。円は、米金利低下やECBの金融緩和観測から、対ドルは101円80銭台、対ユーロは139円70銭台に、それぞれ大幅に上昇。CME日経平均先物は、国内終値(1万4410円)を160円下回る1万4250円で帰ってきました。レンジは1万4240円~1万4455円。本日の日本株は、米株安を受け、軟調に推移しそうです。昨日まで続いたTOPIX優位の流れが今日も続くかどうかがポイントに…。CMEでは、米10年債金利と日経平均先物を組み合わせた売買が行われており、昨日も米国株の変化率を上回る下落になっています。決算発表の一巡から、株先物の変動率拡大を狙った仕掛け的な動きが強まるかも…。決算発表を終え、割安に放置されている内需系銘柄の押し目買い方針。ベトナム、タイと日本企業の進出が多い地域が緊張の度合いを増していることは外需系企業にはマイナスか…?
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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