大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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ユーロ圏の成長鈍化や強弱入り混じる米景気指標が嫌気されたほか、短期筋のポジション調整売りなどから、大幅続落して終了
 おはようございます。 昨晩は急用で出かけ、帰りが遅くなってしまい、書き込みができませんでした。ご容赦。

 昨日の日本株は、米株安や円高を嫌気した売りに押され、日経平均は、107円55銭安の1万6446円81銭と続落、TOPIXは4.86ポイント安の1178.29ポイントと反落して終わりました。CME日経平均先物終値にさや寄せし下落して始まり、215円安の1万4190円まで売られた後、不動産や出遅れの海運、紙パルプ、海運など出遅れ業種を中心に下落幅を縮小。途中、黒田総裁の、景気や物価見通しに対する強気発言を受け、売られる場面があったものの、引けにかけTOPIX型先物に買いが入ったことから、前日比で下落となったものの、下げ幅を縮小して終わりました。日経平均の下落率0.75%に対し、TOPIXは0.41%と少なく、依然、TOPIX型先物の買いがリードする格好になっています。この日も予想変動率は低下。日経平均VI指数は19.87に低下。昨年10月以来の水準に低下しており、そろそろ、指数が変動する時期が近いことを暗示しています。

 この日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗、TOPIXは8勝4敗で、変わらず。RSIは47%と前日から1ポイントの上げ。25日線かい離は-0.1%と、再び、25日線を下回っています。騰落レシオは、前日の86%から89%に上昇。指数的には、方向感のない展開。この日、発表された投資主体別売買動向(5月7日~9日)で、日経平均型は678億円の買い越しでしたが、TOPIX型は1471億円と大量の売り越し。7日の急落が、欧州系証券のTOPIX型先物大量売りが引き金、とされましたが、数字の面でも裏付けられた格好です。この日も、NT倍率は12.13倍と一段と低下。これまで流れが変わった12.1倍割れ水準に近づいてきました。「日経平均先物売り・TOPIX先物買い」の商品間裁定が組まれている可能性もあり、倍率が分岐点に近づいたことで、この解消も懸念しておく必要もありそうです。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万6446ドル81セント  -167ドル16セント(1.01%)

 NASDAQ総合指数  4069.29ポイント  -31.34ポイント(0.76%)

 S&P500  1870.85ポイント  -17.68ポイント(0.94%)

 CME日経平均先物(円建て)  1万4110円  -190円

 米国10年物国債金利  2.5020% -0.0410%

 ニューヨーク原油  101.56ドル  -0.80ドル

 GOLD  1293.6ドル  -0.02   


 昨日の米国株は、ユーロ圏のGDP成長率が予想を下回ったことから、景気への警戒的な見方が強まり、続落してスタートしました。朝方発表された新規失業保険申請件数が、29万7000人(前週比2万4000人減)と、30万人の大台を割り込んだものの、続いて発表された鉱工業生産指数や住宅建設業者指数、フィラデルフィア連銀景況指数などが予想を下回ったことがイヤケされ、次第に売りが増加。個人消費との関連性が深いウォルマートの業績がさえなかったことも足を引っ張り、ニューヨークダウは、昼過ぎに、この日の安値1万6397ドル(前日比216ドル安)をつけています。ただ、新規失業保険申請件数の30万件割れやニューヨーク州製造業景況指数が予想を大幅に上回ったことから、売られ過ぎ感が台頭。押し目買いが入り、引けにかけては、やや下げ幅を縮めていました。結局、主力3指数とも続落して終わりました。出来高は、前日比1億2995万株増の7億4948万株。騰落状況は、値上り954、値下がり2184。VIX指数は8.22%上げ、13.17に上昇していました。

 ダウ30種は、値上り2、値下がり28と、ほぼ全面安。前日引け後に予想を上回る決算を発表したシスコシステムズが、6%上昇。ATTが0.36%上げました。一方、決算が予想を下回ったウォルマートが2.48%下落。マイクロソフト、IBM,キャタピラなど13銘柄が1%超えの下落となり、指数の足を引っ張りました。業種別は、タイヤ、通信、携帯電話の3業種が上昇。生保、投資サービス、レジャー用品、貴金属など、幅広く売られています。
 NYダウは続落。今晩、オプションなどのSQを控えていることや、この日がヘッジファンドの解約45日前ルールの期日にあたっていたことなど、需給面の要因から、最近買われていたNYダウの下落幅が大きくなったものと思われます。CPIの予想を上回る上げや記録的な失業保険申請件数の減少にもかかわらず、10年債金利が2.4%台に下落するなど、予想外の動きをするものが多く、何らかのポジションの解消が行われた可能性が大きいようです。とりあえず、50日線を下値に下げ止まりましたが、5か月にわたる上値抵抗線をあっさり割り込んでおり、しばらくは弱含みの動きが続きそうです。もう少し、抵抗線上で頑張ると思ったのですが、出来高の増加にみられるように、ポジションの解消につぶされた格好でしょうか。

 米国株は続落。円は、冴えない欧米景気指標にくわえ、ウクライナ情勢の緊張増加、ベトナム、中国間の対立激化などから地政学要因への懸念が高まる一方、1~3月のGDPが予想を上回ったことから、円が主要16通貨すべてに対して買われ、対ドルは101円50銭台、対ユーロは、ECB関係者の緩和前向き発言から、139円20銭台にそれぞれ上昇。これを受け、CME日経平均先物は、国内先物終値(1万4300円)を190円下回る1万4110円で帰ってきました。レンジは、1万4025円~1万4370円。本日の日本株は、波乱含みの展開になりそうです。昨日の黒田総裁講演での強気発言で、来週の日銀会合での緩和期待は打ち消されており、CME市場で作られた日銀トレードポジションの解消が下落幅を大きくさせた可能性があります。出来高が5万1671枚と前日の2万4750枚から倍増しているほか、一時、1万4000円大台割れ近くまで下落したことも、強引なポジション解消があったことを思わせます。今日の日本株も、この流れを受け継ぎ、指数の売りが先行しそうです。このところ、政治が、集団的安全保障一辺倒の動きとなり、経済のことがなおざりにされていることも、投機筋の付け込むところになりそうです。大台割れが意識されそうですが、この付近では、政府からの口先介入が行われる可能性も…。先物筋も、変動率の引き上げに動きそうで、今日は様子見が無難か。今期の業績予想に比べ割安になっている、銘柄の押し目買い…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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