大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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米株高に加え、円の落ち着き、中国製造業PMIの上昇、かんぽ生命の株式投資枠拡大などが支援材料となり、大幅反発して終了
 21日は24節季の「小満」で変化日にあたりますが、このところ、米国市場の方がクリアに反応する…と書きました。昨日の米国株は、やはり、予想を上回る上げとなり、想定通りの動きをしてきました。次は6月6日の「芒種」ですが、翌週の13日がメジャーSQに当たりますので、この辺で流れが変わる、というのは納得のような気もします。

 さて、本日の日本株は、米株上昇にくわえ、FOMC議事録を受け長期債金利が上昇。円が下落したことも好感され、買いが先行。CME日経平均先物終値(1万4185円)にさや寄せする先物買いから、日経平均は前日比146円高の1万4188円と、久しぶりにCME終値と同水準で始まってきました。買い一巡後は、売り買いが交錯し上げ幅を縮める場面もありましたが、10時過ぎに予想を上回る中国HSBC製造業PMI指数(速報49.7⇐予想48.1)が発表され、新規受注や輸出受注が大きく伸びたことがわかると、先物買いの勢いが強まり、現物との裁定買いが指数を押し上げ、前引けにかけ上げ幅を拡大。

 後場に入っても、新たに、かんぽ生命が資産(85.8兆円)運用の見直しを行い15年3月期以降3000億円~3500億円の株式配分を増やす方針と伝わったことが好感され、全般的に買い戻しの動きも活発化。後場中ごろに、日経平均はこの日の高値1万4369円(前日比327円高)をつけています。引けにかけては利食い売りも入り、結局、日経平均は、前日比295円62銭高の1万4337円79銭、TOPIXは19.29ポイント高の1169.34ポイントと、ともに急反発して終わりました。買戻しや裁定買いが入ったことから出来高は23億4529万株、売買代金は1兆9851億円と、ともに急増しています。騰落状況は、値上り1619、値下がり140と、ほぼ全面高商状になりました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、5勝7敗(41%)に上昇。TOPIXは変わらず。RSIは前日の42%から50%に上昇。25日線かい離は+0.3%と25日線上を回復。騰落レシオは106%と前日から9ポイントの上昇。上向きのバイアスがかかってきました。まあ、一段高を期待したいところですが、1万4500円手前下向きの50日線が迫っているほか、週足一目均衡表の「雲」上辺が接近しており、国内要因ではしんどいところ…。やはり、米国頼み、特に債券市場の動きを受けた為替の動きが焦点になります。以前から、裁定買いの動きが鈍いことが指数の動きを悪くしている…としましたが、今日のように先物先行で上げると、裁定買いが入り、指数が上がりやすくなります。まあ、先物、裁定取引頼みというのも業腹ですが、今は、この動きに頼るしかないところか…。

 直近レポートでは、米国債券市場のおかしな動きについて、ヘッジファンドが関係しているのでは…としましたが、今日発表された海外投資家の先物売買(5月12日~16日)は合計で2688億円の売り越しになっていました。売り越し規模は、4月7~11日の4933億円以来の規模です。この時は、現物も1557億円売られ、合計で6490億円の売り越しという強烈なものでした。ヘッジファンドの中間決算は、5月をメーンに6月の2か月に集中していますが、解約45日前ルールからすると、4月中旬、5月中旬に返還用資金作りの売りが出やすくなる、ということになります。まあ、数字の面からは、「やはりそうだったのか…」ということになるのではないでしょうか。そうなると、先週、強い景気指標にもかかわらず米金利が低下(買戻し)した理屈も説明がついてくると思われます。

 昨日発表されたFOMC議事録で、金融引き締めの手法が検討されたことに、債券市場は素直に利上げを織り込みに行っており、明らかに、先週とは違う反応をしています。継続性があるかどうかはわかりませんが、とりあえず、需給面の最悪期は通過しているのかもしれません。野村ホールディングスが直近の戻り高値を更新。流れの変化を暗示する動きをしてきました。米国市場では、先週くらいから大口の投資家の買いが続いているといわれます。日足一目均衡表の「雲」下辺に届きましたので、チャート的には警戒ですが、1か月以上大きな売りが続いてきたのに、先週から買いに転換した動きはそれなりに評価できるんでしょう。全体は、米国株次第ですが、前向きに相場を見れる状態になってきたようです。
 今日は、大成建設、カルビー、東洋シャッターが年初来高値を更新してきました。人手不足関連も経過良好でした。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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