大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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雇用統計結果は予想の範囲内。金融政策の現状維持期待から景気敏感株を中心に買われ、続伸して終了
 おはようございます。
 世界の投資家が注目していた米雇用統計が発表されました。非農業部門就業者数は、21.7万人の増加。予想の+21.8万人とほぼ同数でした。失業率は前月比変わらずの6.3%。労働参加率は62.8%と横ばい。総就業者数は1億3846万人となり、前回ピークだった2008年1月の1億3836万人を6年ぶりに上回りました。内容はほぼ事前の予測の範囲内で収まっています。市場は、予想を上回る数字が出た場合は、金融引き締めが前倒しになる…、反対に、減少した場合には景気に不透明感が増す…として、今回の数字に注目していましたが、一番理想的な範囲に収まったことになります。市場はこれを好感し、景気敏感株を中心に買われていました。また、発表当初軟化していた米金利は、株価の上げとともに上昇。一時2.6%台に乗せており、これが対ドルでの円安につながっています。市場が注目していたのは、平均賃金の動きですが、前月の20.51ドルから、20.54ドルに小幅増加。対前年比では1.4%の伸びになったものの、インフレを刺激するものではなく、当面、現在の金融政策に大きな変化はないと見られたことも株価の上げを支えたようです。
 それにしても出来高が増えませんね。
 
 
 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ    1万6924ドル28セント  +88ドル17セント(0.52%)
 NASDAQ総合指数   4321.40ポイント     +25.17ポイント(0.59%)
 S&P500          1949.44ポイント     +8.98ポイント(0.46%)
 CME日経平均先物   1万5200円        +110円
 10年物国債金利     2.5970%         +0.0130%
 ニューヨーク原油    102.66ドル         +0.18ドル
 GOLD           1252.50ドル        -0.8ドル
 ドルインデックス     80.43            +0.06


 昨日の米国株は、朝方発表された雇用統計が予想の範囲に収まったことを好感。買いが先行し高よりしてスタートしました。総就業者数が2008年1月のリーマンショック以前のピークを上回ったことから、米国経済が順調な回復過程にあることが確認されたことに加え、前日のECB(欧州中央銀行)のマイナス金利導入を含む追加緩和が、米景気にとってもプラスになるとの見方が増え、重工やエネルギー、金融など景気敏感株が買われ上伸。NYダウは1万6900ドル大台代わり後に伸び悩む場面もありましたが、引け間際に買いが入り、NYダウは1万6924ドル(前日比88ドル高)と高値引け。S&P500とともに最高値を更新。NASDAQ総合指数も3日続伸し戻り高値を更新して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は1175万株増の6億3913万株。騰落状況は、値上り2308、値下がり807。VIX指数は8.1%下げ10.73に低下。07年2月15日の10.22ポイント以来の水準に低下しています。
 
 ダウ30種は、値上り21、値下がり9。消費者信用残高の増加や景気上昇に伴う資金需要増予想からAMEXが2.27%、GSが2.22%、サラ金部門を持つGEが1.53%それぞれ上昇。キャタピラ(1.2%上昇)や3M(0.65%上昇)など景気敏感株も堅調で、指数の上げをリード。下落したものはファイザーの1.14%が最大で、その他はマクドナルドの0.48%などいずれも0.5%を下回る小幅な下げにとどまりました。業種別は、アルミ、空運、家電、タイヤ、重工などが上昇。旅行代理業、住宅リード、特殊消費者向けサービス、ギャンブル、公共事業などが下落。
 NYダウは3日続伸。サイコロは10勝2敗、RSIは昨年末高値以来のレベルに上昇。52週高値更新銘柄は370に増加。「恐怖・歓喜指数」は、はしゃぎ過ぎラインの75%を上回る86%に上昇…日本と同様に指数の過熱が目立ってきました。すでに、青天井圏を動き始めていますが、今のところ、リーマンショック後の安値を基点にするレンジ上限ラインしか抵抗ラインがない状態になってきました。縮小に入ったものの、米緩和は継続中、日本の異例の緩和も継続中、新たにECBが追加緩和に踏み切ってきた…。ここ1~2週間で何かが変化してきた感じがします。世界は過剰流動性の増加を意識した需給相場に入ろうとしているのでしょうか…? 

 米国株は続伸。円は、利下げにも関わらずユーロが対ドルで堅調だったことを受け、対ドルは102円40銭台と横ばい、対ユーロは139円80銭台と小幅に強含んでいます。CME日経平均先物は、米株高を好感し国内先物終値(1万5090円)を110円上回る1万5200円で帰ってきました。レンジは1万5040円~1万5205円。週明けの日本株は、堅調な始まりになりそうです。引き続き、日経平均に関しては先物筋の日計り商いの影響を受け、神経質な動きになりそうですが、JPX日経インデックス400は、相場が上昇局面入りする条件である3月7日高値を、日経平均、TOPIXに先立ち上回っており、日本株が新たな尺度で動き始めている可能性を示しています。詳しいことは、明日発信のレポートで注目株とともに解説します。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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