大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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ポルトガル大手銀行の経営不安から反落して終わるも、好調な企業決算への期待感から、下げ幅を縮小して終了
 おはようございます。 昨日は、病院で検査の打ち合わせ。これから月末にかけ、毎週末、検査漬けになります。しばらく、不安な日々が続くことになりそうです。
 昨日寝る前に見た米国株先物は170ドル安と急落していました。いったい何事が起きたかと、不安になり、あちこち調べましたが、ここ数日問題になっていた、ポルトガル大手銀行の短期債務の支払いがなされなかったことが原因だったようです。債務の証券化を進めていたようですが、話しが整う前に期限が来てしまったみたいですね。ただ、格付け会社は一応格下げをしたものの、支払い能力に関しては懸念していないようですから、朝起きた時は、そこそこ戻しているんじゃないか…と、思いましたが…。やはり、梯子で高いところに上っているだけに、落ちるのではないかと不安なようです。ただ、投資家の心理状況をみる「恐怖・歓喜指数」は52%と悲観局面(50%以下)に入る寸前。米国経済が足を引っ張られるような問題でもありません。思ったよりもいいかもしれない業績に注目したほうがいいような気がしますが…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ     1万6915ドル07セント  -70ドル54セント(0.42%)
 NASDAQ綜合指数    4396.20ポイント     -22.83ポイント(0.52%)
 S&P500           1964.68ポイント     -8.15ポイント(0.41%)
 CME日経平均先物    1万5115円        -135円
 10年物国債金利     2.5320%          -0.02%
 ニューヨーク原油     102.93ドル         +0.64ドル
 GOLD            1339.20ドル        +26.8ドル
 ドルインデックス      80.11            +0.09


 昨日の米国株は、ポルトガル大手銀行の債務不履行懸念から欧州市場が急落した流れを受け、朝方から売りが急増。急反落してスタートしました。高値警戒感に加え、欧州金融危機再燃への懸念もあり、寄り後も売りが継続。ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万6805ドル(前日比180ドル安)をつけていました。ただ、ポルトガル中銀報道官が、「バンコ・エスピリト・サントの支払い能力は最近の資本増強で強化されている…」と報じたことから、落ち着きを取り戻し、引けにかけ次第に下げ幅を縮めていました。ただ、FRB関係者の年内利上げ可能性の示唆や著名投資家の株式への警戒発言などもあり、下落分を埋められないまま、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8521万株増の6億5396万株。騰落状況は、値上り954、値下がり2179。VIX指数は8%上げ12.59に上昇。市場の警戒感はじりじりと強まっています。

 ダウ30種は、値上り6、値下がり22、変わらず2。第二四半期決算発表を22日に控えた通信大手ベライゾンが契約者数の大幅増やタブレット、スマホの好調を発表し1.51%上昇したほか、インテルの1.2%上げが目立ちました。一方、住宅リフォーム市場への警戒的な見方からホームデポが1.65%下落したほか、ナイキが1.5%下落。欧州金融不安を映し、JPモルガンが0.82%、GSが0.76%下落していました。業種別は、航空大手ユナイテッドコンチネンタルが乗客増からかわれたことを受け空運が上昇。固定電話サービス、宿泊、通信などが上昇。住宅リフォーム、レジャー用品、家具、人材派遣、装飾品などが下落。

 NYダウは反落。一時、大きく値を崩す場面があったものの、2月、4月、5月の各安値を結ぶラインが下値支持線として機能。ここから反発に転じ、結局、25日線を維持して終わりました。NASDAQ総合指数、S&P500も25日線を維持しており、全般の底堅さを暗示しています。ただ、ポルトガル銀行の経営不安から、リスク回避の動きが強まっており、今後「質」を重視する流れに回帰する可能性もあり、モメンタム株を主とするNASDAQ総合指数の反発力の弱さが目立ちます。ポルトガル問題行の親会社は、同行の所有する投信会社を通じて資金調達をしているといわれ、今後の成り行き次第では、市場に直接影響を及ぼす可能性も出てきます。基本的に弱気する必要はありませんが、グループ親会社は不動産業も手掛けており、グループ内で複雑な資金繰りを行っている可能性もあります。冷静に今後の推移をみていく必要がありそうです。
 
 米国株は反落。円は、リスク回避の動きが強まり、主要通貨全体に対し上昇。対ドル相場は、一時、101円07銭と上限ラインを割り込む場面もありました。ただ、市場の落ち着きとともにドルが買いなおされ、101円30銭台に上昇、対ユーロは137円80銭台と急上昇しました。CME日経平均先物は、国内先物終値比135円安の1万5115円で帰ってきました。レンジは、1万5005円~1万5370円。国内投資家のヘッジ的な動きもあり、出来高は5万8296枚と前日から3万5000枚近く増加。
 本日の日本株は、CME終値にさや寄せする動きから、続落スタートになりそうです。ただ、週明けに日銀金融政策決定会合を控えていることや下値を買いたい実需筋が控えていることから、大きく売り込むような動きはなさそうです。売り一巡後は、主力株から切り返す動きになりそうです。今回のポルトガル銀行の問題は、5月に米経済誌がスキャンダルを暴露して以来、ポルトガル中銀やECBが事態の把握に努めており、かなりの部分が織り込み済みになっているはずです。引き続き、相場の流れに左右されにくい割安好業績株の押し目買い。また、株主還元が期待される好財務・低ROE株も注目。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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