大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ポルトガル情勢への不安から続落スタートも、同国首相声明などで落ち着きを取り戻し、小幅反発して終了
 おはようございます。 台風一過。朝から強い日差しが照りつけています。久しぶりに雲がかかっていない生駒山を見た気がします。それにしても、もうすぐ梅雨も明けようかというときに、まだ、ホトトギスが鳴いているのですが…。

 ポルトガル第二位の銀行、バンコ・エスピりト・サントの経営不安問題は、リスク享受に慣れていた市場に冷や水を浴びせかけることになりました。ユーロ短期市場は、大して問題視していないようですが、市場では、まだ。ピリピリとした感情が残っているようです。昨日は、同国のコエリヨ首相と中央銀行が「金融システムの安定を損なうものではない…」と声明を発表。同行も「創業者一族企業への貸し付けや出資に関し、損失計上しても必要な自己資本比率の維持に支障はない…」と発表。中銀も、預金者に対し「預金の安全性に問題はない。安心してよい」と声明を出すなど、矢継ぎ早に市場を落ち着かせる動きをしていました。これを受け、米国市場は後半から持ち直し反発していますが、高利回りを求めてジャンク債や新興国債、問題国債券に投資していた流れは修正を迫られ、「質」を重視するながれに変化するかもしれません。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万6943ドル81セント   +28ドル74セント(0.17%)
 NASDAQ総合指数     4415.49ポイント      +19.29ポイント(0.44%)
 S&P500           1967.57ポイント       +2.89ポイント(0.15%)
 CME日経平均先物    1万5175円          +5円
 10年物国債金利      2.520%           -0.0120%
 ニューヨーク原油     100.83ポイント       -2.10ドル
 GOLD            1337.40ドル         -1.80ドル
 ドルインデックス      80.19             +0.07


 昨日の米国株は、ポルトガル大手銀行の経営不安問題がくすぶるなか、警戒的な売りが先行し、続落スタートになりました。イラクやリビアの原油供給の正常化から原油価格が下落したことや石油大手シェブロンの産油量が前年水準を下回る見通しと伝えられエネルギー株が下落。ウェールズファーゴの決算が18期ぶりに横ばいになって売られたこともイヤケされ、ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の安値1万6860ドル(前日比55ドル安)を付けています。ただ、ポルトガル大手行の経営不安に関し、欧州委員会など関係者が不安を払しょくする声明などを出したことから、次第に買いが増加。来週から本格化する企業決算発表への期待感もあり、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7173万株減の5億8223万株。騰落状況は、値上り1713、値下がり1410。VIX指数は、4%下げ12.08に低下。緊張はやや和らいだようです。

 ダウ30種は、値上り19、値下がり11。前日、契約者数の大幅増加を発表したベライゾンが1.37%上げ続伸。GEが1.3%、ボーイングが1.03%上げ、指数をけん引しました。このほか、ネット株の上げを受けマイクロソフトが0.97%上げるなどハイテク株の堅調が目立ちました。一方、原油価格の下落や産出量の減少を受けたシェブロンが1.37%下落。同業のエクソンも0.81%下落するなどエネルギー株が不振でした。業種別は、家電、金鉱山、アルミ、インターネット、電気通信などが上昇。不動産リート、産業資材供給、住宅建設、石油探査、公益事業などが下落。

 NYダウは小反発。ポルトガル大手行の経営不安は和らいだものの、来週から本格化する企業決算や、15・16日に行われるイエレンFRB議長の議会証言を控え、手控え気分が強く、終日値幅は90ドル弱と狭いレンジの動きになりました。昨日指摘した下値支持線がこの日も下値を支え、引けでは25日線上をキープしたものの、依然上値を切り下げる展開が続いており、全体は不安定…。来週のFRB議長の議会証言は、今後1年のFRBの政策を策定する時期でもあり、大きな注目を集めそうです。特に、引き締め時期に関し、市場の見方が割れており、証言内容によっては、市場が大きく動くことjもありそうです。
 
 米国株は小反発。円は、リスク回避の後退から、やや落ち着いたものの、対ドルは101円30銭台、対ユーロは137円90銭台と強含んだまま終了。CME日経平均先物は、国内先物終値を5円上回る1万5175円で帰ってきました。レンジは、1万5075円~1万5220円。週明けの日本株は、横ばいスタートになりそうですが、週明け早々日銀金融政策決定会合、FRB議長議会証言というビッグイベントを控え、頭の重い動きが続きそうです。今回の日銀会合では、物価状況が検証されますが、先行きの弱気方針が示されれば、後退した追加緩和期待が復活するだけに、株価の支援材料になるかもしれません。週はじめは、個別材料株の日計り相場が続きそう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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