大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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3連休明けの米国株は、好調な景気指標にも関わらず、対露制裁強化を懸念し、高安まちまちで終了…債券、商品など他の市場は荒れ模様
 おはようございます。
 やはり、ファンド関連マネージャーの長期休暇明けから市場が様々な動きを見せてきました。主要通貨に対する米ドルの上昇。ドル上昇や欧州、中国、日本の景況感悪化を受けた原油、金価格の急落。また、強い景気指標がでても梃子でも動かなかった米国10年国債金利が、昨日は0.076%上げ2.4190%に急伸しています。昨日の市場は、結構、大荒れの展開でした。おそらく、昨日の円下落・日経平均急伸も、海外短期筋が動いた結果でしょう。彼らは市場の「歪み」をつくことを得意としていますが、景気が好調にもかかわらず、上昇しない金利も「歪み」と言えるのかもしれません。誰の目から見ても弱含んでいる日本の景気について、「いや、7~9月期には劇的に回復する…」と強気姿勢を崩さない日銀の動きも「歪み」といえるのでしょうか。せっかく、新内閣歓迎相場みたいなものが出てるんですから、リップサービスくらいは…。でも、いまはやりの「アイスバケツ」をやるんでしょうね。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7067ドル56セント     -30ドル89セント(0.18%)
 NASDAQ総合指数     4598.19ポイント        +17.92ポイント(0.39%)
 S&P500           2002.28ポイント        -1.09ポイント(0.05%)
 CME日経平均先物     1万5765円           +95円
 10年国債金利         2.4190%            +0.0760%
 ニューヨーク原油       92.88ドル            -3.08ドル
 GOLD             1265.0ドル            -22.4ドル
 ドルインデックス       82.97               +0.17  


 3連休明けの米国株は、夏休み明けの相場の方向性を見極めたいとの動きから、模様眺め気分の強い始まりになりました。朝方は、欧州や中国の冴えない景気指標を嫌気し、売りが先行する場面があったものの、この日発表されたISM製造業景況指数や建設支出などの景気指標がいずれも予想を上回る好調なものだったことから買いが増加。ニューヨークダウは昼前に、この日の高値1万7113ドル(前週末比15ドル高)をつける場面もありました。ただ、欧州、中国の景況感の悪化から原油価格が下げ幅を拡大し石油株が売られたほか、欧州で対露追加制裁の動きが強まるとともに、次第に下落幅を拡大。2時ごろにはこの日の安値1万7009ドル(同89ドル安)をつけています。引けにかけては、下落幅を縮め、結局、NYダウとS&P500は小幅に反落。NASDAQ総合指数は小幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2347万株減の5億9285万株。騰落状況は、値上がり1500、値下がり1657。VIX指数は2.3%上げ12.25に上昇。

 ダウ30種は、値上り9、値下がり21。デイズ二ーが1.02%、VISAが1.04%上げたほか、ユナイテッドテクノロジーが0.98%、ナイキが0.93%上げ指数を支えたものの、その他は小動き。一方、投資判断と目標株価の引き下げがあったボーイングが1.04%下落。顧客管理情報の流出可能性があるとしたホームデポが2%超え下落。原油価格急落を受けたシェブロンが1.48%、エクソンが0.98%下落するなどし、指数の足を引っ張りました。
 NYダウは、反落。25日線が上昇に転換したものの、まだかい離が大きいことから、出迎えに行くような動きから、じり安する展開になっています。引き続きITバブル時の高値という目標値を持つNASDAQ総合指数の堅調ぶりが目立っています。ただ、昨日、ニューヨーク市場の52週高値超え銘柄数が231、NASDAQ市場は137と、やや過熱を示す数字も出て来ており、短期的な警戒感も高まりそう。

 米国株は高安まちまち。円は、米景気の強さを受け長期金利が上昇。ドルが主要通貨に対して買われた流れを受け、対ドルは105円台に下落。対ユーロは138円付近に下落。CME日経平均先物は、国内終値を95円上回る1万5765円で帰ってきました。レンジは1万5440円~1万5845円。出来高は5万3000枚超えと前週末から倍増。短期資金が介入したことを思わせます。本日の日本株は、良好な相場環境を受け、堅調に推移しそうです。今日から日銀金融政策決定会合が始まることも、追加緩和の思惑を強め、証券や不動産など金融緩和関連がにぎわいそうです。ただ、昨日も書いたように、日銀トレードの可能性は捨てきれず、政策据え置きの場合のポジション巻き戻しの動きへの警戒はしておいた方がよさそうです。7月高値時の無理なポジション作りと異なり、今回は米ドル上昇が背景となっており、巻き戻しがあっても大崩れはなさそう。引き続き、為替差益で増額修正が期待できるものや新内閣誕生後の成長戦略推進期待のテーマ関連に注目。
地方自治体や民間主導で開発・利用研究が始まったメタンハイドレード関連…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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