大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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相当期間緩和基調が維持されるとのFOMC声明を好感し、続伸して終了…NYダウは最高値更新もデュポン急伸の影響大
 おはようございます。
 昨日開催されたFOMC(米連邦準備制度理事会)は、前日W.S.Jのヒルゼランス記者が予想したとおり、QE終了後も「相当期間」緩和的な政策を維持するという文言を維持しました。市場があまりに気にしていたことから、事前にFRBウォッチャーを通して、市場に告知。大きな変動を避ける狙いがあったようです。もともと、雇用に関し、イエレン議長が重視する9指標(JOLTなど)のうち6指標が金融危機まえの水準を下回っており、表現据え置きの可能性が高かったものです。ただ、メンバーにより3か月に1度実施される来年末の金利(FFレート)見通しは、6月の1.125%から1.375%に上方修正されました。これは、実際に引き上げが始まればかなり速いピッチで利上げが行われることになりますので、市場には一瞬動揺が走り、為替市場はドル買いに走っています。前回の利上げ局面では、2003年8月にグリーンスパン議長が「相当な期間」緩和策を維持…と表明。翌年4月ごろから利上げをにおわすコメントが増加。6月30日にFFレートを1%から1.25%へ引き上げ。その後年内に5回の利上げを実施しています。このことを見ても、いざ始まったら、かなりの回数で利上げが行われる確率は高くなりそうです。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万7156ドル85セント    +24ドル88セント(0.15%)
 NASDAQ総合指数    4562.19ポイント       +24.88ポイント(0.21%)
 S&P500          2001.57ポイント       +2.59ポイント(0.13%)
 CME日経平均先物    1万5980円          +180円
 10年物国債金利      2.60%             +0.0110%
 ニューヨーク原油      94.42ドル           -0.46ドル
 GOLD            1235.9ドル           -0.8ドル
 ドルインデックス      84.65              +0.54
  

 昨日の米国株は、スコットランド住民投票前の世論調査で独立反対派が優勢になったこと、ECBが流動性供給を開始することが好感され、欧州株が上昇した流れを受け、買いが先行。続伸スタートになりました。建設業者指数(9月)が9年ぶり水準に上昇したことが好感され、上げ幅を拡大する場面があったものの、午後にあるFOMC結果への懸念が解けず、午後にかけ上げ幅を縮小する展開になりました。2時過ぎに公表されたFOMC声明文で、QE終了後も「当分の間」緩和的な金融政策が実施されるとしたものの、メンバーの金利見通しが引きあがったことを嫌気。瞬間的に42ドルほど下落する場面があったものの、消費者物価がマイナスになったことから、緩和基調は長引くとの観測が台頭。買いが優勢となり、ニューヨークダウは、引け近くにこの日の高値1万7221ドル(前日比90ドル高)を付けています。引けにかけては、英国スコットランド住民投票への懸念などから上げ幅を縮小していました。結局、主力3指数とも続伸。NYダウは引け値でも最高値を更新しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1910万株増の6億6732万株。騰落状況は、値上り1632、値下がり1518。VIX指数は0.65%下げ12.65に低下したものの、市場の警戒感は解けていないようです。

 ダウ30種は、値上り17、値下がり13。大株主から会社分割の提案があったデュポンが5.2%上げ、指数の上げをけん引。ファイザーやホームデポが各1%台の上げになったものの、その他は上げ下げとも小動きでした。業種別は鉄鋼、住宅建設、宅配サービス、鉄道、ギャンブルなどが上昇。コンテナ、貴金属、金山、オイル周辺サービスなどが下落。
 NYダウは3日続伸。想定通り25日線とのかい離修正後、同線の上げエネルギーに支えられる格好で上げ足を速めてきました。三本新値に続き、MACDの買い転換も実現しそう。NASDAQ総合指数は、25日線を回復したものの、レンジ下限付近で神経質な動きに…。NASDAQ市場の動きが出るのはアリババ上場の19日以降か…。

 米国株は続伸。円は、FOMCの金利見通し修正からドルが急伸。対ドルは108円20銭台に急落。対ユーロもECBのLTRO実施を受け139円30銭台に下落。円下落を受けCME日経平均先物は、国内終値を180円上回る1万5980円で帰ってきました。レンジは1万5785円~1万6005円。本日の日本株は、CME高や円安を受け、先物リードで1万6000円大台への挑戦への動きとなりそうです。昨晩も書いたように、需給面の重しがあり、伸び悩む局面も予想されますが、個別では大きく値を伸ばしてくるものも出てきそうです。これまで円安の追い風を受けながら上げ渋っていた自動車株の動きが焦点。
 レポート注目のエス・エム・エスが中間決算の経常利益予想を増額修正してきました。第一四半期の進捗率は59%を超え、増額修正は必至としてきましたが、想定通りの動きです。通期見通しを据え置いたことで進捗率は74.2%に上昇。同社の場合、売り上げが第一四半期と第4四半期に集中する特徴があることから、通期見通しは、大幅に増額修正される公算がさらに強まってきました。年間5000社を超える介護事業所の開設で、運用ソフトが伸びていることが、業績の平準化に貢献してきたようです。これも想定通りの展開…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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