大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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複数の地政学要因や日中欧経済への懸念に加え、予想を下回る景気指標を嫌気し、大幅続落して終了
 おはようございます。
 相場の方は荒れ模様になってきました。レポートでも、今月前半は要注意としてきましたが、やはり…という感じです。香港の民主化要求デモ、ウクライナ情勢、スペインカタルーニャ独立問題、イスラム国の拡大の加え、米国内初のエボラ出血熱発症…と、懸念材料が山積。また、中国景気への懸念、日本の消費税引き上げ後遺症の長期化に加え、欧州のデフレ化懸念も強まってきました。日中の問題は政府や金融当局のさじ加減でなんとかなりそうですが、問題は欧州。これだけ、景気が悪化し、デフレ懸念が強まっているにもかかわらず、ドイツのメルケル首相は相変わらず、財政均衡主義(デフレ化政策)を加盟国に要求しています。まさに、日本型デフレの入り口に立っているといえます。ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は、危機を意識し、緩和策を講じていますが、いずれも小出し…。日銀が、小出しの対策でデフレ克服に失敗した時と同じ轍を踏もうとしています。インフレ過剰恐怖症のドイツが、思い切った流動性供給に反対していることが影響しているようです。米国が、QEを終了し新たな局面に移行しようとしているときに、欧州がこんな状況では、米国の利上げもできにくく、欧州の思い切った緩和が世界経済の安定に必要になってきました。ブラックマンデー、リーマンショック後にもドイツの反対向きの政策で危機が深化したことがありましたが、だんだん似た環境になってきました。今回の、波乱の元凶はここにあるような気がするのですが…。

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万6804ドル71セント      -238ドル19セント(1.40%)
 NASDAQ総合指数    4422.09ポイント         -71.30ポイント(1.59%)
 S&P500          1946.16ポイント         -26.13ポイント(1.32%)
 CME日経平均先物    1万5870円            -240円
 10年物長期国債      2.4030%              -0.1050%
 ニューヨーク原油      90.73ドル             -0.43ドル
 GOLD            1215.5ドル             +3.9ドル
 ドルインデックス      85.89                 -0.04   
 

 昨日の米国株は、中国経済への懸念や欧州PMI指数の低下を受けた欧州株の下落を受け、続落スタートになりました。雇用統計の先行指標であるADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が予想を上回ったものの、ISM製造業景況指数(9月)、建設支出(8月)が予想を下回ったことや、米国内でエボラ出血熱患者が出たことへの懸念から、航空機関連が売られるなど、終日下げる展開になりました。また、運用最終四半期入りに備えた、ポートフォリオの組み替えにともなう売りもかさみ、引け近くに、ニューヨークダウはこの日の安値1万6776ドル(前日比266ドル安)をつけています。結局、主力3指数とも、3日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7853万株減の8億6236万株。騰落状況は、値上り798、値下がり2395。VIX指数は2.45%上げ16.71に上昇。一時は、17.56と8月1日以来の水準に上昇。

 ダウ30種は、値上り1(コカコーラ0.19%)、値下がり29。インテルが2.38%、ボーイング2.13%、J&J2.15%と各2%超えのの下落になったことを含め、19銘柄が1%超えの下落となり指数を押し下げました。総じて海外事業を展開する企業の下落率が大きく、ドル高の決算への影響を市場が気にしている状況が読めます。業種別は不動産リート、電力などが上昇。海運、鉄鋼、レジャーサービス、空運などが下落。
 NYダウは3日続落。これまで下値を支持してきた50日線、75日線を下回ったほか、100日線も切るという厳しい下げ。新値三本足は陰線3本目となったものの、RSI水準は、まだ8月底値時に届いていません。サイコロは6勝6敗と整理不十分でまだ下げ余地を残しいるか…?1万6500ドル付近で形成している下値の壁と過去下値を支えてきた52週線があるゾーンが下値のめど…。

 米国株は3日続落。円は、米長期金利の急低下を受け108円80銭台に急上昇。景況感の悪化から、対ユーロも137円80銭台に上昇。CME日経平均先物は、国内終値比240円安の1万5870円で帰ってきました。レンジは1万5830円~1万6245円。出来高は5万9709枚に急増。円上昇とともに「株先物買い・円売り」の解消が行なわれたようです。本日の日本株は、欧米株安や円高を嫌気し、冴えない動きになりそうです。引き続き、先物筋の出方が焦点になりますが、株安は、今の消費を支えている高額品消費に影響を与えることから、口先介入的な動きが出ることも予想され、1万6000円大台を維持して終われるかどうかが焦点になります。今回の下げは円が110円という節値を達成したことによる、円の買戻しが先物売りを誘発した…という側面もあります。日米の金融政策のかい離、輸入増によるドル需要増など基本的な円安の方向性は変わらず、調整は短期で終了する可能性が大きそうです。引き続き、中間決算数字睨みで上方修正期待銘柄の買い方針。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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