大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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世界経済やドル高の企業業績への影響を懸念したほか、ファンド勢の決算対策の売りが下げを加速し、大幅続落して終了
 おはようございます。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万6719ドル39セント      -272ドル52セント(1.60%)
 NASDAQ総合指数       4385.20ポイント         -69.60ポイント(1.56%)
 S&P500             1935.10ポイント         -29.72ポイント(1.51%)
 CME日経平均先物       1万5520円            -300円
 10年物国債金利         2.3500%             -0.0750%
 ニューヨーク原油         88.85ドル             -1.49ドル
 GOLD               1212.40ドル            +5.10ドル
 ドルインデックス         85.66                -0.12 


 ドイツの鉱工業生産は5年半ぶりの大幅な低下になり、欧州経済への懸念が強まったほか、IMFが世界の経済成長を下方修正したことなどを嫌気し、昨日の欧州株は軒並み1%を超える大幅な下落になりました。これを受けた、昨日の米国株は、朝方から売りが先行し続落スタートになりました。世界景気への懸念から、キャタピラなど国際展開を進める企業が売られたほか、IEA(国際エネルギー機関)の弱気の原油価格見通しから、ドル安にも関わらず原油価格が下落。これを受け、石油関連も売られました。さらに、IMFが一部の株価に「バブルの兆候(フロス)がある」と警告したことが、先ごろのイエレン議長のハイテク株へのバブル懸念を想起させ、NASDAQ市場株も売られるなど、ほぼ、終日売られる展開で、引けにかけ下落幅を拡大していました。結局、主力3指数とも大幅に続落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9464万株増の7億8921万株。騰落状況は、値上り722、値下がり2435。VIX指数は、11.3%上げ17.2に急伸。市場の先行き懸念が高まっています。

 ダウ30種は、値上り1(コカコーラ +0.73%)、値下がり23。世界景気との関連性が高いキャタピラが3.4%と、最も大きい下落率になったほか、同様なユナイテッドテクノロジーズ(-2.7%)、J&J(-2.4%)、ボーイング(-2.3%)も2%超えの下落になりました。構成銘柄のうち24銘柄が1%超えの下落になり指数の足を引っ張っています。業種別は、水道事業、不動産リートが上昇。商用車、レジャーサービス、自動車、家電販売、重工などが下落。
 
 NYダウは大幅続落。再び100日線を下回ってきました。3日に付けた安値は下回っていないほか、サイコロジカルラインは、底値圏の25%(3勝9敗)に低下。RSI水準も過去1年間の底値水準に接近しており、テクニカル面からの2番底も意識されてきそうです。レポートでも触れていますように、この時期は、ミューチャルファンドの節税対策の損だしの売りやヘッジファンドの解約に備えた資産売却が増えやすくなります。特に、今年は、大手年金運用期のカルパースがヘッジファンドへから資金の引き上げを行うなど、解約が例年より増える可能性があり、来週から月末にかけての解約事前申し込みルールの期限に向け、波乱する動きが続きそうです。ファンダメンタルを打っているのではなく、需給面の崩れとみて対処すべきところでしょう。ニューヨーク市場の52週安値更新銘柄数は179。直近安値を付けた2日の262を下回っている点に注目。

 米国株は大幅続落。円は、欧米市場の株価急落から安全資産として買われたほか、米金利の急落もあり、対ドルは108円10銭台に上昇。対ユーロも欧州経済への警戒から136円90銭台に上昇。CME日経平均先物は、円上昇や日銀会合で政策が据え置かれたことへの失望もあり、国内先物終値を300円下回る1万5520円で帰ってきました。レンジは、1万5490円~1万5925円。出来高は5万9611枚と安値1万5370円を付けた2日の10万枚超えは下回っています。本日の日本株は、下値模索の動きになりそうです。3日と同様に75日線を維持して終われるかどうかが焦点になります。

 本日も先物主導の展開になりそうですが、昨日の黒田総裁の会見にみられるように、強気の姿勢は崩さないものの、ニュアンスは微妙に変化しつつあり、月末の日銀金融政策決定会合へむけ、新たな先物ポジションが作られる期待もあります。ただ、米国と同様に今は、需給面での最悪の時期…。週末にはオプション先物の清算を控えており、そろそろ買い方の反撃も予想されます。ここでうまく対処すると、年初にかけ大きな成果が期待できる月でもあります。まず、全体は欧州先物筋の手口を観察。短期は中間決算で上方修正期待のあるものを待ち伏せで買う方針に変更はありません。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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