大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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中間選挙の結果待ちから、模様眺め気分が強く高安まちまちの展開…好業績銘柄が買われ、全般は底堅い動き
 おはようございます。
 原油価格の下落が続いています。ドル高による価格下押し圧力に加え、サウジアラビアが、米国シェールオイル潰しに向け、意図的に価格を下げていることも響いているようです。一方、国家財政を原油収入に依存しているブラジルやロシア、中東産油国は増産により収入確保を図っているようですが、これが、供給超過を招き、さらに価格を下げさせる…という悪循環を招いています。産出コストが高いブラジル、ロシアの苦境は伝えられるところですが、中東産油国では原油収入を国内の部族懐柔の資金に充てているところもあり、このままでは、部族間抗争のリスクも高まってきます。
 このほか、運用成績の不振から閉鎖するヘッジファンドが増加。この持ち高の売却も需給を悪化させている、といわれています。まさに、チキンレースが繰り広げられている状態ですが、一方で、ガソリン価格の低下は、米国消費者にとっては、大幅減税並みの経済効果を持つほか、企業にとっては原材料価格の低下につながり、業績の向上にもつながります。すでに米国では、ガソリンがぶ飲み大型カーの販売も伸び始めているようです。クリスマス商戦にこのチキンレースの結果がどう反映されてくるか…。
 

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7383ドル84セント     +17ドル60セント(0.10%)
 NASDAQ総合指数        4623.64ポイント        -15.27ポイント(0.33%)
 S&P500               2012.10ポイント        -5.71ポイント(0.28%)
 CME日経平均先物        1万6945円           +235円
 10年物国債金利         2.3420%            -0.006%
 ニューヨーク原油         77.19ドル            -1.59ドル 20011年10月4日来の安値
 GOLD                1167.20ドル          -2.6ドル  2010年7月28日来の安値 
 ドルインデックス          87.07              -0.22 


 昨日の米国株は、ECB(欧州中央銀行)内の運用方針の対立から緩和期待が遠のいた、として欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。この日から中間選挙の投票が始まったことも模様眺め気分を強めさせ、小幅安の始まりになりました。この日も、オフィスデポなど好調な企業決算を発表した銘柄が買われたほか、燃料価格の下落を好感した空運やトラックなども上昇。寄り後まもなく、ニューヨークダウは、この日の高値1万7397ドル(31ドル高)をつけています。ただ、社債発行を嫌気したアップルや原油価格の下げを嫌気したエネルギー株が売られたことから、昼にかけ下げ幅を拡大。一時、88ドル安の1万7278ドルまで売られる場面もありました。
 しかし、注目のアリババ決算が予想を上回ったことへの安心から、引けにかけては下落幅を縮小。結局、NYダウは反発。NASDAQ総合指数は反落。S&P500は続落と高安まちまちの動きで終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1289、値下がり1863。VIX指数は、1.09%上げ14.89に上昇。

 ダウ30種は、値上り17、値下がり12、変わらず1(GE )。P&Gが1.44%、ウォルマートが1.28%、J&Jが1.08%、それぞれ上昇。消費関連の堅調が目立ちました。シスコシステムズ、トラベラーズなど6銘柄が1%超えの上げとなり指数をけん引。一方、ドル高を嫌気しキャタピラが1.61%下落したほか、原油続落を受けシェブロンが1.21%、エクソンが0.78%下げるなどエネルギー株の不振が続いています。業種別は、紙パ、個人用品、空運、トラック、人材派遣、家庭用品などが上昇。旅行代理業、海運、携帯電話、オイル周辺サービス、メディアなどが下落。

 NYダウは小幅に反発。重要イベント(中間選挙)の結果待ちですが、昨日も指摘した「逆ペナント型」持ち合いパターンの上限ラインを意識し、頭が重くなっています。ただ、下値に関しても今年9月高値付近に来ると買い戻しが入るなど、底堅い動き。NASDAQ総合指数、S&P500も、昨日書いたように、8月~9月の持合いゾーンを下値支持として意識する底堅い動きになっており、ともにきっかけ待ちの状態にあります。上院、下院のねじれが解消されれば、オバマ大統領は共和党を意識し政権運営を進めればよく、政治の流れが円滑になる…との期待感もあります。市場の反応待ち。

 米国株は高安まちまち。円は、米金利低下を受け、対ドルは113円60銭台に小幅に上昇。対ユーロは、ECB内の不協和音から緩和期待が遠のき、142円50銭台に小幅上昇。CME日経平均先物は、国内先物を235円上回る1万6945円で帰ってきました。レンジは1万6660円~1万7320円。出来高は12万4473枚と前日から倍増。短期資金が流入してきたようです。
本日の日本株は、前日に続き、主力株中心に堅調な相場が期待できそうです。ただ、CMEレンジ上限が前日の高値(1万7440円)を更新できなかったことから、ショート筋も介入していると思われ、1万7000円付近で波乱含みの動きがあるかもしれません。昨日もかきましたように、指数系に過熱に近い数字が出ており、決算発表を終えた割安株や今後、増額修正発表期待が大きい銘柄の待ち伏せ買いにシフトする手も…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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