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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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前回FOMC声明文のタカ派色と異なる議事録内容に市場は戸惑いを見せ、強気と弱気の売買が交錯。小幅に下落して終了
 おはようございます。
 昨日の黒田日銀総裁の会見…「恨み節」が出なくて幸いでした。消費税引き上げ見送りと解散総選挙は、以前からくすぶっており、おそらく、安倍首相と合意の上での追加緩和だったのでしょう。昨日の会見で、財政再建に4回も言及した…と、マスコミ各紙は政権との蜜月が破たんしたことにしたいようですが、消費税率再上げに異様な執念を燃やす財務相向けのポーズだった、とみることもできるのではないでしょうか。まあ、市場は出来レースと読み、冷静な反応を示してくれて良かったです。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7685ドル73セント       -2ドル09セント(0.01%)
 NASDAQ総合指数       4675.71ポイント          -26.73ポイント(0.57%)
 S&P500             2048.72ポイント          -3.08ポイント(0.15%)
 CME日経平均先物       1万7440円             +70円
 10年物国債金利         2.3510%               +0.0290%
 ニューヨーク原油         74.58ドル              -0.03ドル
 GOLD               1193.90ドル             -3.20ドル
 ドルインデックス         87.63                 +0.02      


 昨日の米国株は、前日NYダウ、S&P500がともに高値を更新していたことから、利食い売りが先行。小幅に反落してスタートしました。この日、午後にFOMC議事録の発表を控え積極的に売買する動きがないなか、小口の売りに押され、ニューヨークダウは、寄り後間もなく、この日の安値1万7624ドル(前日比63ドル安)を付けています。ただ、この日発表の住宅販売許可件数が2008年6月来の水準に増加したことや、ディスカウント販売大手の好調な決算が好感され、午後にかけ次第に下落幅を縮小。FOMC議事録が発表され、前回開催後のタカ派的な声明文の内容と異なったことから、一時、買いが増加。この日の高値1万7712ドル(同25ドル高)を付ける場面があったものの、その後は前日引け値を挟んで売り買いが交錯。結局、主力3指数とも小幅に反落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1209、値下がり1963。VIX指数は弱含み横ばいの13.96。

 ダウ30種は、値上り13、値下がり17。年末商戦への期待感からウォルマートが1.43%上昇。コカコーラが1.59%、P&Gが0.89%、それぞれ上げるなど消費関連が堅調。27日のOPEC総会での減産期待から、シェブロンが0.87%、エクソンが0.78%各上昇。一方、通信サービスのベライゾンが1.43%、AT&Tが0.96%それぞれ下落。ユナイテッドヘルスが利食い売りに1.35%下落し指数の足を引っ張りました。業種別は、住宅リフォーム、開運小売り、家具などが上昇。貴金属、金鉱山、鉄鋼、アルミなどが下落。

 NYダウは小反落。この日も終日値幅は88ドルと小動き。このところ上げピッチを速めてきた25日線の接近待ちの動き。日経平均と同様に、逆ペナントを形成してていましたが、すでに上値のトレンドラインを突破し、現在はこのライン上で動いています。基本的な強気のトレンドは継続中。25日線とのかい離修正が終わった段階での反応が注目点。

 米国株は小幅安。円は、FOMC議事録を受け金利が上昇したことを受け対ドルは117円90銭台(一時、118円台)、対ユーロは、追加緩和期待の後退から148円台に急落。CME日経平均先物は、国内終値を70円上回る1万7440円で帰ってきました。CME立会中のレンジは1万7340円~1万7450円。出来高は、3万5000枚台に減少したものの、右肩上がりの展開。本日の日本株も、昨日同様、指数は先物筋次第の展開。ただ、ユーロ安を受け欧州経済の回復期待が強まっていることから、引き続き、欧州に強いマツダの動きが注目されます。昨日も書いたように、指数は今月末に決算を控えた海外投機筋の持ち高が増えており、ガス抜きが必要。短期的には、出遅れ株のかさ上げが強まりそうですが、一方で、長期資金の継続的なブルーチップ買いが進んでおり、こちらに焦点を合わせるところ…。自動車、機械にくわえ政策がらみの建設、不動産リート関連も…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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