大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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ギリシャ政局不安、世界景気減速、原油価格下落の読めない影響など、錯綜した弱気材料を嫌気し、急反落して終了
 おはようございます。 
 原油価格の下げが止まりません。昨日は、つい先日、世界の需要予測を引き下げたばかりのIEAが、ここ5か月間で4回目となる下方修正を実施しました。これに対し、価格調整役を果たしてきたサウジアラビアは音なしの構え。これまで、原油収入に依存。国家財政を運営してきたロシアやベネズエラなどの苦境は厳しさを増しそうです。特に、原油収入を原資に人気取り政策を続けてきたベネズエラは、民生の安定など大きな不安が生じてきそうです。ブラジルについては、高い原油価格を前提にした大深度油田開発が企業の財務を圧迫するだけでなく、開発を推進した政府内部のスキャンダルにも発展してきました。米国もただではすみません。サウジアラビアは、米国のシェールオイルに打撃を与えることを狙っている(個人的には違う見解を持っていますが…)といわれていますが、今後、油田の閉鎖や開発の中止が相次ぐと、雇用や設備投資に大きな影響を与える可能性もあります。代替エネルギーだって、高い原油価格が前提になっていることを忘れてはいけません。もっとも、最近の急激な下げは、変な値ごろ感から逆張りの買いを入れていたヘッジファンドなどが、」目論見が狂い投げている結果だと思いますが…。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7280ドル83セント        -315ドル51セント(1.79%)
 NASDAQ総合指数     4653.60ポイント           -54.56ポイント(1.16%)
 S&P500           2002.33ポイント           -33.00ポイント(1.62%)
 CME日経平均先物     1万7135円              -245円
 10年物国債金利       2.1030%                -0.0750%
 ニューヨーク原油       57.81ドル               -2.14ドル
 GOLD             1222.50ドル              -3.1ドル
 ドルインデックス       88.32                  -0.23 


 昨日の米国株は、ギリシャ政局不安や弱い経済指標を受け欧州株が全面安した流れを受け、反落してスタートしました。この日発表された鉱工業生産など一連の景気指標が冴えなかった中国経済への懸念も足を引っ張り、終日売られる展開。原油価格下落への警戒感が強まるなか、この日、IEA(国際エネルギー機関)が、この5か月間で4回目になる原油世界需給見通しの下方修正を発表。原油価格が一段安したこともエネルギー株や素材株への売りにつながり指数を押し下げました。消費者信頼感指数が2007年1月来の水準に上昇したことから、買いなおされる場面がありましたが、週末控えであることや、来週、政策転換が予想されるFOMCを控え、処分売りを急ぐ動きから、引けにかけ下げを加速。結局、主力3指数とも急反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億3895万株増の9億6277万株。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り667、値下がり2527。VIX指数は、5%上げ、21.08に上昇したものの、比較的落ち着いた動きでした。

 ダウ30種は、全銘柄が下落。IBMが3.53%下落したほか、原油下落による製品値下げ圧力の増加を嫌気したデュポンが3.18%下落。エクソンが2.9%、エクソンが2.4%、それぞれ下落するなど原油関連の下落も目立ちました。採用銘柄のうち13銘柄が2%超えの下落となり、指数の足を引っ張りました。業種別は、ほぼ全部が下落。人材派遣、装飾品、飲食業、アパレル小売などの下落幅が小さかった反面、非鉄、汎用化学品、生保、金属などの下落率が大きかったようです。
 
 NYダウは反落。寄り付きから一貫して下げ続け、「陰の丸坊主」という弱い線をつけています。これまで下値を支えてきた「逆ペナント型」持ち合いの上辺ラインを切り込んでおり、当面、弱含みの動きが続きそうです。この日、ニューヨーク市場で52週安値を切り込んだ銘柄数は371に達し、12月8日に記録した308を超えてきました。どうやら損だしのピークを迎えたようです。RSI水準などテクニカル面は前回安値圏に接近しています。下値めど、今後の見通しなど詳しいことは明日のレポートで解説します。

 米国株は反落。円は、リスク回避の円買いから対ドルは118円60銭台に小幅上昇。対ユーロは、ドイツの連立政権幹部から、QEに反対する発言があったことを嫌気し、147円80銭台に小幅に軟化。CME日経平均先物は、国内先物終値を245円下回る1万7135円で帰ってきました。レンジは1万7125円~1万7395円。昨晩の書き込みでも、米国の弱々しい動きについて指摘。日本株も先物を通じ影響される可能性があるとしましたが、懸念した動きになりました。日銀バズーカ以来、大量に買われた海外短期筋の先物買い玉が、総選挙での連立与党優位の観測記事で整理が遅れた可能性があり、米株の軟調を見て、処分売りを急いだようです。また、他の運用商品の損失の穴埋めに使われている可能性jもあるようです。引き続き、日本株は米国株次第の展開ですが、以前から指摘している下値支持ラインや先高観測は変えるつもりはありません。詳しくは明日のレポートで…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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