大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ロシア・ルーブルの下げ止まりやFOMC終了による不透明材料の出尽くし感を硬化インした買いに、急反発して終了。
 おはようございます。
 昨日開催のFOMCは、想定通り、「相当期間」の表現を「辛抱強く…」と変更しました。これまでの例によれば、今後、表現を強め、利上げへの対応力を市場につけさせ、半年後くらいに引き締めに移ることになります。まあ、声明文の内容は、変更したものの、「辛抱強く」という表現は、「相当機関」と同義だ、とか、参加者の来年末の金利水準を大幅に引き下げたデータをくっつけるなど、市場に配慮した苦心の跡が読み取れるものでした。まあ、想定通り、また想定通りの市場の反応でした。 しかし、驚いたのは、突然の米国とキューバとの雪解け…。キューバ危機で第三次世界大戦寸前までいった経緯があり、まさに青天の霹靂でしたが、この裏にも、原油価格の下落が関係しているといわれています。キューバは、産油国のベネズエラから資金的な支援を受けていましたが、ベネズエラの原油収入が急減。他国を支援するどころか、j自国がデフォルトする懸念さえ出ており、キューバから手を引かざるを得なくなったのではないかといわれています。キューバとしては国家運営の危機ですから、急きょ米国と手打ちし、支援を受ける方針に切り替えたのでしょう。米国に取っては、のど元に刺さった骨みたいな存在でしたから、キューバの変節は国家防衛上も大きな前進になります。ロシアの先行きも見えたような気がしますね。米国とロシア。机の上では睨み合っていますが、机の下では握手する手を探り合っているんでしょう。霧は確実に晴れようとしています。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7356ドル87セント       +288ドル0セント(1.69%)
 NASDAQ総合指数       4644.31ポイント          +96.48ポイント(2.12%)
 S&P500             2012.89ポイント          +40.15ポイント(2.04%
 CME日経平均先物       1万7185円             +375円
 10年物国債金利         2.1480%              +0.0770%
 ニューヨーク原油         56.47ドル              +0.54ドル
 GOLD               1187.10ドル             -7.2ドル
 ドルインデックス         89.07                 +1.10  
 

 昨日の米国株は、ロシア政府が為替介入をしたことや、中銀が外貨建て債務の返済を支援する方針を打ち出したことから、ルーブルが前回ロシア危機以来の上昇になったことを好感。朝方発表された11月消費者物価指数が予想を下回ったことも、FRBの利上げ圧力の後退につながるとの期待感を高め、買いが先行。反発スタートになりました。原油価格が底堅い動きになったことから、このところ売られていたエネルギー・資源関連株が買い戻され、次第に上げ幅を拡大する展開になりました。2時過ぎに、FOMC声明文が発表され、政策の据え置きが発表され、景気の先行きへの自信が示されたことから、一気に買戻しが入り、急伸する場面もありました。ただ、「相当な期間」という文言が外され、「辛抱強く(利上げを我慢できる)」という表現に変わったことがわかると、急速に上げ幅を縮小する…という荒い値動きに…。

  しかし、参加者の来年末金利見通しが、9月時点から大幅に引き下がったことや、「辛抱強く」という表現は、「相当な期間」と同等であるとの解説に買い安心感が戻り、引けにかけ、再び上げ幅を拡大。ニューヨークダウは引け間際に、この日の高値1万7389ドル(前日比321ドル高)をつけていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2841、値下がり373。VIX指数は、17.5%下げ、19.4%に低下。先行き懸念が一気に後退しています。

 ダウ30種は、採用30社のすべてが上昇。このところ下げの大きかったシェブロンが4.25%、エクソンが3.02%、それぞれ買戻しから急伸。経営改革に意欲がある投資家の買い増し期待を受けたマクドナルドが3.3%上昇。10銘柄が2%超えのあげとなり指数の押し上げに寄与しました。業種別は、貴金属、石油探査、パイプライン運営、石油ガス供給、非鉄金属などが上昇。冴えないFEDEXの業績をうけた宅配サービスや、ギャンブル、防衛、トラック、産業廃棄物などが下落。
 NYダウは4日ぶりの反発。FOMC声明の発表が不透明材料の出尽くしとなり、反発に転じました。100日線への到達、RSIの10月安値水準到達など、テクニカルな買いポイントに来ていたことが、買戻しを促したようです。依然、ロシアを初めとする新興国問題を引きずっており、まだ、空売りの買い戻しは進んでいないと思われ、戻り相場には持続性がありそうです。すでに、下向きに転じた25日線付近での反応が注目されます。まず、NYダウの3本新値が陽転(陽転値1万7533ドル抜け)し、強気相場に移行することが条件。今後の米国株には、金融引き締めがインプットされますから、物色動向もそれなりに変化してくることになります…。

 米国株は、急反発。円は、FOMCがタカ派色を強め金利が上昇したことを受け、対ドルは118円60銭台に下落。対ユーロも146円30銭台に下落。CME日経平均先物は、米株高や円下落を受け、国内先物終値を375円上回る1万7185円で帰ってきました。レンジは、1万6830円~1万7245円。出来高は6万8000枚台に減少しており、やはり、前日に陰の極を形成したようです。本日の日本株は、久しぶりの強気相場になりそうです。昨晩も、書きましたように、このところ連日空売り比率が30%を超える(昨日も33.6%)など、弱気の売りをたっぷり含んでおり、本格的な買戻しになれば、予想外の高値が出ることもありそう。米国と同様に、三本新値の陽転(陽転値1万7412円58銭抜け)が強気相場入りのカギになります。
 まだわかりませんが、レポートで想定した通りの下値と、変化になりました。銘柄も、変わりません。主力株の買いは、VI指数の低下から中長期投資家が買い始めてからでもいいか…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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