大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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中国の金融緩和期待を受け続伸。NYダウは、史上最高値を更新したものの、クリスマス休暇気分を抜け出せす、小幅な上げにとどまる
おはようございます。
 市場は、まだ、クリスマス休暇気分から抜け出せないみたいですね。まあ、週が明ければいろんな動きが出てくるでしょうから、先高を期待しておきましょう。
 そんななか、24日、経済産業省が日本海側で行った調査で新たに4つの海域で746か所のメタンハイドレードを確認した…と発表していました。以前から、民間の調査機関で存在は確認されており、最近では、この調査機関が兵庫県や和歌山県、新潟県など埋蔵が確認されている地域の周辺自治体と共同で、実用化へ向けての組織が立ち上がっていました。一方の国は、採掘技術の開発を委託していた某国立大への遠慮から、これを無視。海底下数百メートルにあり採掘コストが高い太平洋側にこだわった開発に固執。実用化へ向け採掘法を研究する韓国や中国、石油メジャーに後れを取っています。今回の、調査もこのような環境の変化から、仕方なしにやった…という感は否めません。日本海側の採掘は、地中に広範に拡散している太平洋側と異なり、海底の上に露出。採掘には、土木技術が適当といわれており、高い研究開発費をつぎ込んできた大学の技術は必要ないといわれています。まさに、面目丸つぶれ…という状況。また、中東などから高いエネルギーを買い付けることで利益を得ている既得権益組織の開発潰しの動きもあるといわれています。そのうち、何やかやとイチャモンをつけて、おいしいところは石油メジャーや中国などにもっていかれるのでしょう。
 これは、一事が万事の代表例。最近、自動車の衝突防止装置が標準装備になろうとしていますが、基本的な技術はずっと昔に開発されていたそうです。自動車メーカーが実用化へ向けての申請をすると、電波を飛ばすから郵政省の担当だ、道路行政に関するから建設省の管轄だ…など縦割り行政の弊害でクレームが付き、結局、最近のことになってしまったといいます。安倍首相が、衆院を解散した本音はこんなところにもありそうです。これだけ既得権益層がのさばっている国の再生って、本当にできるのしょうか。メタンハイドレートの記事を読んでいて、腹が立ってきました…。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          1万8053ドル71セント       +23ドル50セント(0.13%)
 NASDAQ総合指数        4806.86ポイント          +33.39ポイント(0.70%)
 S&P500              2088.77ポイント          +6.89ポイント(0.33%)
 CME日経平均先物        1万7920円             +60円
 10年物国債金利          2.250%               -0.0140%
 ニューヨーク原油          54.73ドル              -1.1ドル
 GOLD                1195.30ドル             +21.8ドル
 ドルインデックス          90.03                 +0.11       


 クリスマス休場明けの米国市場は、まだ市場参加者が少なく閑散商状が続きましたが、中國金融当局の緩和政策への思惑などから、買いが先行し、堅調に推移しました。朝方は、中国の緩和思惑に加え、リビアの石油積み出し施設への攻撃から原油価格が上昇したことを受け、エネルギー関連株などが買われ、高寄りスタートになりました。クリスマス商戦のネット売り上げの好調が伝わると小売り関連なども買われ、上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の高値1万8103ドル(24日終値比73ドル高)をつけ、ザラバの史上最高値を更新していました。ただ、一時上昇していた原油価格が需給不安から下落に転じると、エネルギー関連が売られだし、引けにかけ上げ幅を縮小したものの、結局、主力3指数とも続伸して終了。出遅れていたNASDAQ総合指数も、この日、ザラバ、引け値とも、ITバブル崩壊後の高値を更新しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9658万株増の4億4572万株になったものの、休みのはざまで参加者が少なく、閑散商状でした。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2099、値下がり1039。VIX指数は、強含み横ばいの14.5で終了。

 ダウ30種は、値上り21、値下がり9。全体を通し、1%以上変動したのはマクドナルド(+1.0%)のみ。NASDAQ市場でバイオ関連が買われた流れを受け、ファイザーが0.73%、メルクが0.56%、それぞれ上昇。AT&Tが0.62%、ディズニーが0.65%の各上昇。一方、原油価格の続落を受け、エクソンが0.6%下落。Xーboxの接続不良を受けたマイクロソフトが0.54%下落したのが目立ちました。
 NYダウは7立会日連続上昇。このところ上げの勢いが弱まり、丸天井のパターンが出かけています。過去1年間の高値を結んだ上値抵抗線に到達していることが、警戒感を強めているようです。前回高値を上回ったあとの調整局面を経ておらず、短期的な反落も予想されますが、来週から発表される景気指標次第では、抵抗線を突破して行く可能性もあります。主力株への警戒感が強まっていることから、投資家の関心は、出遅れ感のあるNASDAQ市場に移っているようです。例年、年末から、年始にかけ、節税のための損出しで売られた銘柄への買戻しが行なわれるアノマリーがあり、利バンドを期待した先回りの買いが入っていることが、NASDAQ総合指数の突出したあげにつながった…か?来週は、ポートフォリオ内の含み益を抱えた銘柄の評価上げを狙った買いもあり、全般は堅調に推移しそうです。

 米国株は、続伸。円は、ドルが主要通貨に対して上昇した流れを受け、対ドルは120円40銭台に軟化、対ユーロは146円60銭台に強含み。CME日経平均先物は、国内先物終値を60円上回る1万7920円で帰ってきました。立会時間中のレンジは、1万7895円~1万7955円と小幅。出来高は8114枚薄商い。週明けの先物筋の出方が注目されます。週明けの日本株は、CME高を背景に堅調なスタートが予想されます。
 
 昨晩、NT倍率の昨年末の類似性を懸念しましたが、昨年末にかけての上昇過程で、海外先物筋の先物買い越し額は大きく積みあがっていました。しかし、レポートでも解説していますように、今回は、この点が大きく異なっています。昨日発表された投資主体別売買動向(15日~19日)で、海外投資家の日経平均先物売買は、5522億円の売り越し。前週の5418億円に続く大幅な売り越しでした。日銀のサプライズ緩和があった10月最終週からの買い越し額は3週連続で総計1兆4000億円超え(先物ラージだけに限定)になりましたが、11中旬から売り越しに転じ、以後、19日まで5週連続で売り越し、総計で1兆5800億円に達しています。海外先物筋のポジションは、空の状態となっており、年明けによほどの悪材料がでて新規の売りポジションを作らない限り、売り崩される可能性は小さいものと思われます。需給面からは昨年末~年初とは異なっていることを理解しておくべきでしょう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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