大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ギリシャ政局やデフレ懸念を嫌気した欧州株の下落や原油価格の50ドル割れを嫌気した売りに、週明け相場は急落スタート
 おはようございます。 
 世界の市場は波乱含みの始まりです。その中で、中国市場は、綱紀粛正の一方で、金融や経済制度の改革案を続けて打ち出し、これを好感した個人投資家の買いで、急伸。野中の一本杉状態になりつつあります。まさか、不動産価格の下落を、株価の上げによる資産効果で打ち消そうということでもないでしょうが、やや異常な状態になってきました。
 年明け早々、ギリシャ問題がエスカレートしていますが、ドイツやフランスが、「ごね得は許さない…。EU離脱するならしなさい」と急伸派をけん制する動きをしています。すでにユーロ危機以降、ポルトガルやスペインの体質強化も進んでいるほか、ECBが危機対応力を強めており、最悪の結果が出ても、影響は短期で終わりそうです。ギリシャ国民も、結局、EU残留を望み、穏健な決定を下してくるのではないでしょうか。原油については、レポートでも書いているように、過去の安値を結んだ下値支持線に近づいており、これを意識した投機筋が、年末にかけ買い持ち高を増やしていましたが、下げ止まり感がでないことから、見切り売りを出したことが昨晩の波乱につながったんでしょう。レポートでも、原油価格については安易な値ごろ感は通用しない、としました。
 まあ、今回の波乱は、運用新年度入りにともない、休暇明けのファンドマネージャーが、ポジション調整を行っていることに伴うものとみておけばいいのでは…。注目ポイントは、運用対象が、バリュー株とグロース株のどちらに向うかを見極めることだと思うのですが。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7501ドル65セント       -331ドル34セント(1.86%)
 NASDAQ総合指数       4652.57ポイント          -74.24ポイント(1.57%)
 S&P500             2020.58ポイント          -37.62ポイント(1.83%)
 CME日経平均先物       1万7090円             -290円
 10年物国債金利         2.0390%               -0.0840%
 ニューヨーク原油         50.04ドル              -2.65ドル
 GOLD               1204.0ドル              +17.8ドル
 ドルインデックス          91.40                -0.05        


 長いクリスマス休暇が終わり、この日が実質的な年明け相場となった米国市場ですが、ギリシャのEU離脱懸念や欧州のデフレ懸念が強まり欧州株が下落した流れを受け、下落スタートになりました。運用新年度入りにともなうポジション調整から売りが出やすいところに、この週も原油価格が下落。一時、5年8か月ぶりに1バレル50ドル台を割り込むと、エネルギー株に売り物が増加。次第に下落幅を拡大する展開になりました。不動産や医薬品の一部が買われた程度で、エネルギー株の下落の大きさが他の業種にも波及。ほぼ全業種が売られていました。結局、戻りらしい戻りもないまま、ニューヨークダウは、反落。NASDAQ総合指数と、S&P500は4立会日連続の下げになりました。ニューヨーク市場の出来高は、約2億株増の8億4400万株。騰落状況は、値上り751、値下がり2467。VIX指数は12%上げ19.92に上昇。一気に警戒感が高まりました。

 ダウ30種は、値上り1(メルク1.49%)、値下がり28、変わらず1(コカコーラ)。原油価格の50ドル割れを受け、シェブロンが4%、エクソンが2.7%、それぞれ下落。原油掘削装置を手掛けるキャタピラが、原油価格の下落に伴う投資抑制を理由にJPモルガンが投資判断を引き下げられ5.3%急落。そのほか、ギリシャ発の金融不安を懸念し、JPモルガンが3.1%、GSが3.2%それぞれ下落。下落幅の大きさが目立ちました。下落銘柄のうち10銘柄が2%超えとなり、指数の足を引っ張っていました。業種別は、金山、住宅リート、不動産などが上昇。石炭、非鉄金属、家電、アルミ、エネルギー、自動車・同部品などが下落。

 NYダウは急反落。年末から、円天井型の動きが出ていることを懸念しましたが、やはり、調整色を強めてきました。年末商いで、三本新値が陰転し弱気局面入りしており、値幅を除いてはこの調整に意外感はありません。この日で陰線2本目ですが、MACD,DMIと続けて弱気サインを出してきました。一方、日足サイコロは8勝4敗と調整未了感がありますが、今後、連騰分が落ちていきますので過熱感の解消は、案外早く済みそうです。当面、前回同様26週線付近を押し目のめどとみておけばいいのではないでしょうか。

 米国株は下落。円は、ドルがユーロに対して買われ2009年来の1.2ドル割れになったものの、市場の波乱を受けリスク回避の動きが強まり、対ドルで119円60銭台に、対ユーロは142円60銭台に上昇。CME日経平均先物は、円上昇を嫌気し国内先物終値を290円下回る1万7090円で帰ってきました。立会時間中のレンジは、1万7025円~1万7165円。出来高は、6万550枚と、前週末から3倍近くに急増。本日の日本株は、海外市場やCME日経平均先物の下落を受け、波乱含みの展開になりそうです。昨年初めのように海外投機筋の先物買い残がないことから、調整が長引く可能性は少ないものの、年初で大手投資家の動きが鈍いことから、短期的には先物売りにともなう裁定解消売りを吸収できず、下落幅が拡大する可能性も…。ただ、集計中の10~12月期決算や期末決算の数字が明るいことから、押し目には買いも…。今日は1万7000大台の攻防戦になりそうですが、音なしの構えだった日銀のETF買いや純投資からの年金買いなども予想され、意外と底堅い展開になることも…。引き続き、回復力が強い業績増額修正期待銘柄の買い。また、昨日の三井建設が暗示した今年の流れに沿った業種の押し目買い。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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