大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ECBのQE実施への不透明感や米賃金上昇率の伸び率鈍化を嫌気。週末要因も加わり反落して終了
 おはようございます。 昨晩は、急用で奈良市内まで出かけ、書き込みができませんでした。おまけに飲み過ぎで寝過ごしてデータ収集も遅れ、こんな時間になってしまいました。急いで書きます。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7737ドル37セント      -170ドル50セント(0.95%)
 NASDAQ総合指数      4704.07ポイント         -32.12ポイント(0.68%)
 S&P500            2044.81ポイント         -17.33ポイント(0.84%)
 CME日経平均先物      1万6915円            -295円
 10年物国債金利        1.9710%             -0.0450%
 ニューヨーク原油        48.36ドル             -0.43ドル
 GOLD              1216.10ドル            +7.6ドル
 ドルインデックス        91.92                -0.40 


 昨日の米国株は、ECB関係者から国債買い入れによる追加緩和の実施に対し、反対や延期の意見が続出。緩和期待が遠のいたとして欧州株が軟化した地合いを受け継ぎ、反落してスタートしました。寄り前に発表された12月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったうえ、10月、11月分も上方修正。失業率も08年6月来の5.6%に低下するなど、絶好調な数字が示されたものの、平均時給が増加予想に反し、減少。11月分も伸び率が半分(+0.4%→+0.2%)に下方修正されたことが景気の弱さを映しているとして、次第に売りが増加。銀行や重工など景気敏感株を中心に売られ、昼にかけ下げ幅を拡大。ニューヨークダウは昼前に、この日の安値1万7686ドル(前日比221ドル安)を付けています。
 昼過ぎになると、テクニカルな要因にくわえ、賃金の伸び率鈍化はFRBの利上げ時期の後退につながるとの見方から、押し目買いが増加。卸売在庫の増加がGDP押し上げ要因になるとの見方も支えに、引けにかけては下落幅を縮めていました。ただ、週末の手じまい売りもあり、下落分を埋めきれず、主力3指数とも反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1550万株減の7億3168万株。騰落状況は、値上り1171、値下がり1968。VIX指数は3.1%上げ17.55に上昇。比較的冷静に、この日の相場を受け止めたようです。

 ダウ30種は、値上り5、値下がり25。シスコシステムズが1.04%上げたほか、ディズニーが0.49%、ファイザーが0.465上昇。一方、原油価格が再び下落したことを受けシェブロンが1.99%と、指数採用銘柄中最大の下落。欧州市場で銀行が売られた流れを受け、JPモルガンが1.74%、GSが1.53%それぞれ下落。また、指数寄与度の大きいVISAが1.48%下落したことも足を引っ張りました。全体の16銘柄が1%超えの下落。業種別は、金鉱山、アルミ、鉱山、住宅建設、貴金属などが上昇。重工、レジャー用品、空運、石炭、銀行などが下落。

 NYダウは3日ぶりに反落。前日までの2日間で540ドルを超える上げになっていたことから、益出しの動きが強まったようです。ただ、上昇中の50日線に到達すると押し目買いが入り、最終的に25日線上で終わるなど先高期待は健在です。来週末にオプションなどの清算を控えており、週明け波乱含みの動きも…。来週のアルコアから決算発表が本格化しますが、ドル高の影響が懸念される海外市場依存企業が多く、3本新値が陽転しているNASDAQ総合指数、S&P500に比べ、警戒的な動きが強まるかもしれません。

 昨日の日経平均は、30円63銭高(0.18%)の1万7197円73銭、TOPIXは2.91ポイント(0.21%)高の1380.58ポイントと、ともに続伸して終了。出来高は、2800万株増の25億320万株、売買代金は、2380億円増の2兆2兆4385億円。騰落状況は、値上り728、値下がり986。業種別は、情報通信、保険、ゴム、その他金融などを上位に18業種が上昇。空運、紙パルプ、海運、繊維などを上位に15業種が下落。

 この日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗(58%)、TOPIXは6勝6敗(50%)で、ともに変わらず。RSI(相体力指数)は、8ポイント上げ59%に上昇。25日線かい離率は-1.5%に縮小。騰落レシオは4ポイント下げ93%に低下。全体に方向感の定まらない動き…。

 米国株は、冴えない賃金上昇を受け反落。インフレ懸念の後退から長期金利が低下したことやECBのQE実施への不透明感から、ユーロがドルに対して上昇。円は、対ドルで108円50銭台に急伸。対ユーロも140円30銭台に上昇。CME日経平均先物は国内終値を295円下回る1万6915円と大幅安して帰ってきました。3連休明けの日本株は、下落。再び、1万7000円大台の攻防戦になりそうです。昨日の相場でも海外投機筋の動きが目立ちましたが、米国市場でも振幅の大きい展開が続いており、来週も波乱含みの展開が予想されます。詳しい解説は、月曜日(12日)発信のレポートで行いますが、全体の流れは想定通りの動きになっています。また、徹底した業績の上方修正期待銘柄への注目を続けていますが、この日は、東京製鉄が800円大台を超えてきたほか、日本農薬も急反発。この日決算を発表したOSGの利益もコンセンサスを上回る増益となり休み明け相場に期待を持たせる動きでした。週明けもこの投資方針を継続することで行けそうです。レポートでも解説しますが、「流動性」がポイントに…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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