大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



ECBのQE実施を好感した買戻しから、4日続伸して終了…債券市場の変化に注目
 おはようございます。 昨日は、相場終了後、諸葛孔明の本を読んでいましたら、そのまま、寝てしまいました。目が覚めたら7時過ぎ…。データ類は集めたものの、結局、書き込みはできませんでした。ご容赦!

 昨日のECB理事会で、事前予想通りQE実施が決まりました。月次の資産買い取り額は、報じられた500億ユーロを上回る600億ユーロ。期間は2016年末までとの報道より短い、同9月まで。まあ、結果は蓋を開けてみないとわかりませんが、QE実施で、ユーロが下落。ドル上昇を受け、原油価格は46ドル台に下落してきました。在庫が市場予想の4倍に拡大したことや、在庫の総量は4億バレル近く(3億9790万バレル)まで拡大し、過去80円で最大レベルまで増加しています。株式市場が、原油離れしたことは良いことですが、今後の原油価格にとっては重しになってきそうです。また、米10年債金利の動きも大きく変化してきました。リスク回避の動きから買われ、先週16日には、一時、1.7%に低下。一昨年のバーナンキショック前のレベルまで低下していました。しかし、今週に入り流れは一変。債券は売られはじめ、昨日は1.9630%まで金利が上昇。短期間に0.3%近い上昇(価格は下落)が起きています。ECBのQE実施で、米国債に資金が流れ込む…との予想とは異なる動きを始めています。ECBのQE実施やギリシャ総選挙などに目を奪われがちですが、一方では、リスクオフの資金を吸収してきた債券市場に大きな変化が起きようとしています。金利裁定が働き始めたのでしょうか…?四方八方に気を配っていないと大切なものを見損ないそう。


 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7813ドル98セント        +259ドル79セント(1.48%)
 NASDAQ総合指数     4750.40ポイント           +82.98ポイント(1.53%)
 S&P500           2063.15ポイント           +31.03ポイント(1.53%)
 CME日経平均先物     1万7560円              +200円
 10年物国債金利       1.8960%               +0.0430%
 ニューヨーク原油       46.31ドル               -1.47ドル
 GOLD             1300.7ドル              +7.0ドル
 ドルインデックス       94.20                  +1.55 


 昨日の米国株は、朝方は新規失業保険申請件数が予想を上回ったことや、ECB(欧州中央銀行)が予想通りQE実施に踏み切ったことによる材料出尽くし感から売りが先行。ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の安値1万7482ドル(前日比72ドル安)をつけました。ただ、QEの規模が予想を上回っていた(月額500億ユーロ→同600億ユーロ)ことから、次第に買いが優勢となり上げに転換。リスクオンの動きから債券が売られたことも刺激となり買戻しが活発化。引けにかけ次第に上げ幅を拡大する展開となり、引け間際にはこの日の高値1万7840ドル(同286ドル高)をつけていました。結局、主力3指数とも大幅高。4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、1億1934万株増の8億8927万株。騰落状況は、値上り2470、値下がり702。VIX指数は、13%下げ16.4に低下。

 ダウ30種は、値上り27、値下がり3。ユナイテッドヘルスが4.1%上昇したほか、ECBのQE実施を好感し、金融株のJPモルガンが3%、GSが2.76%、トラベラーズが3%、それぞれ上昇。ウインドウズ10を無料公開したマイクロソフトが2.4%上げるなど、採用銘柄中11銘柄が2%超えの上げとなり、指数をけん引。一方、貸し倒れ引当金の増加から、4000人を超える人員削減に追いこかまれたAMEXが3.8%下落、グーグルの携帯電話参入を嫌気し、AT&T(-0.62%),ベライゾン(-0.92%)も売られました。業種別は、空運、貴金属、銀行、鉄道、運輸などが上昇。消費者金融、固定電話サービス、重工、電力、公益事業などが下落。

 NYダウは4日続伸。当面の上値抵抗ゾーンであった25日線、50日線を一気に上抜いてきました。まだ、明確な買いサインは出していないものの、NASDAQ総合指数、S&P500が、ともに1月8日の戻り高値を更新。3本新値の陽転、MACDのシグナルライン突破と、強気相場入りしていることが注目されます。ドル高が一段と進行しており、海外市場に依存する比率が高い主力株への警戒感が強いようです。当面、モメンタム株優位の展開になりそう。

 米国株は続伸。円は、ドルが対ユーロで上昇した流れを受け、対ドルは118円50銭台に下落。対ユーロは、QE実施を受け134円50銭台に急伸。CME日経平均先物は、大証終値比200円高の1万7560円で帰ってきました。終日買われる展開で、レンジは1万7145円~1万7590円。出来高は、6万1224枚と前日から6000枚増加。本日の日本株は、円安、米株高、CME高を受け、堅調に推移しそうです。昨日段階で、日経平均サイコロは、7勝5敗(58%)に上昇。TOPIXは5勝7敗(41%)で変わらず。RSI(相体力指数)は2ポイント上げ、42%に上昇。25日線かい離率は+0.4%に拡大。騰落レシオも2ポイント上げ95%に上昇。日経平均型のモメンタムの上昇が目立っています。

 QEの幅が予想をより拡大したことが、市場にはサプライズになりましたが、昨日発表された投資主体別売買動向(1月13日~16日)を見ると、海外投資家は、先物、現物を合わせ、7600億円近い売り越し。日経平均先物だけに限ると、1月第一週から8200億円を超える売り越しになっており、この買戻しが焦点になりそう。米国で、10年物国債金利が、一時、1.9630%まで上昇するという大きな変化が起きており、日本でも債券が売られる可能性があり、株先物買いが強まることも予想されます。今日は、買戻しによる上げ相場が期待されます。ただ、買い一巡後は、週末要因に加え、ギリシャ総選挙の結果を見たいという動きから、こう着した流れに移行するかも…。主力株の流れが、内需系に向かうのか、外需系に向かうのか…この見極めが今日の焦点になりそう。引き続き、変化率期待の好業績株の押し目買い方針。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ