大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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ドル高の影響を受けた主力企業の冴えない決算や、ギリシャ新政権のタカ派的な陣容などを嫌気して急反落して終了…大雪による市場参加者の減少が振れ幅を拡大
 おはようございます。
 ギリシャの連立新政権が発足しました。財務相に「EU圏にとどまったまま、デフォルト(債鵜不履行)を…」と主張する経済学者を起用。外務大臣に対露融和を主張、ドイツ中心のEUに反対する政治学者を就任させるなど、EUとの対決色を前面に出した人事を行っています。また、首相自身も最初の面談相手を駐ギリシャロシア大使にするなど、EUが進める対露政策とは正面から対立する姿勢を示しています。どこまで、本気なのかわかりませんが、これから始まるトロイカとの交渉の先行きが思いやられます。これを映し、株式市場は3%超え続落、債券も10年債金利が10%に接近してきました。批判の矢面に立たされているドイツのメルケル首相…堪忍袋の緒が切れなければいいのですが…。

 また、以前からドル高の影響を懸念してきましたが、このところ発表される主要企業の決算に大きくのしかかってきたようです。昨日発表のP&G決算は、減収減益、売り上げ、利益とも予想を下回る散々な結果でしたが、経営トップは「為替レートが売上高を5%押し下げた…」と悲鳴を上げていました。また、減収増益になったスリーエムも、欧州などで6%売り上げが減少。ドル高が四半期利益を4%下押しした…と、やはり、ドル高への恨み節を述べています。さらにキャタピラも、売り上げ、利益とも予想を下回るさえない決算を発表。今期の利益予想もアナリスト予想を大幅に下回る数字を提示したことから、昨晩は7%超えの下落になるなど、ダウ採用銘柄の決算発表は散々なものでした。前日引け後に決算を発表していたマイクロソフトに至っては9%を超える大幅な下落。今後、ロビー活動を通じ、議会へのドル高是正圧力が高まるかもしれません。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7387ドル21セント      -291ドル49セント(1.65%)
 NASDAQ総合指数      4681.50ポイント         -90.26ポイント(1.89%)
 S&P500             2029.55ポイント         -27.54ポイント(1.34%)
 CME日経平均先物      1万7635円            -65円
 10年物国債金利       1.8250%              -0.003%
 ニューヨーク原油       46.23ドル             +1.08ドル
 GOLD              1292.9ドル            +13.5ドル
 ドルインデックス        94.02               -0.91             


 昨日の米国株は、ウクライナ東部の紛争がエスカレートしたことや、ギリシャ新政権の陣容がEUとの対決色を鮮明にしたものになったことを嫌気。欧州株が下落したことを受け下落スタートになりました。前日さえない決算を発表していたマイクロソフトが大幅安したことも、主要企業決算への懸念を強め、売りが加速。P&G,、デュポン、3M,、キャタピラと次々に予想を下回る決算が発表され、大幅に下落したことから警戒的な売りが増加。寄り後まもなく、ニューヨークダウは、この日の安値1万7288ドル(前日比390ドル安)をつけています。その後は、予想を下回る耐久財受注や株安を受けドルが下落。これを受け原油価格が反発したことや、この日引け後に決算発表を控えているアップルへの期待感から下落幅を縮める場面もありました。結局、主力3指数とも急反落して終わりました。この日は記録的な大雪で市場参加者が少なかったことから、株価の振れ幅が予想外に大きくなったようです。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1361、値下がり1763。この悪地合いのなかでも、291社が52週来高値を更新。VIX指数は、10%上げ17.22に急伸。

 ダウ30種は、値上り1(ユナイテッド・テクノロジーの0.36%)、値下がり29。マイクロスソフトが9.3%下落。キャタピラ(-7.2%)、インテル(-4.5%)、シスコシステムズ(-3.9%)、P&G(-3.0%)、GS(-2.2%)など9銘柄がダウの下落幅を上回りました。業種別は、金鉱山、レジャー用品、石油周辺サービス、鉱山などが上昇。非鉄金属、ソフトウエア、商用車、コンピュータハードなどが下落。

 NYダウは反落。市場参加者が少ない中、構成銘柄が想定外の下げになったことが、下落幅の拡大につながりました。ただ、上昇中の100日線に届いたところから反転するなど、依然、下値の底堅さを示す動きになっています。想定通り、100日線と25日線の間のレンジ形成の動きに入ってきたようです。NASDAQ総合指数、S&P500は、再び、25日、50日の移動平均線を下回ってきており、仕切り直しの動きに…。

 米国株は急落。円は、冴えない景気指標を受けドルが主要通貨に対し軟化。対ドルは117円70銭台に上昇。対ユーロは134円10銭台で横ばいの動き。CME日経平均先物は、大証終値を65円下回る1万7635円で帰ってきました。レンジは1万7485円~1万7690円。出来高は4万5330枚と前日から7000枚の増加。本日の日本株は、底堅い動きが期待できそうです。米国市場の引け後に発表されたアップル決算は、売上、利益とも予想を上回ったほか、今四半期のガイダンスもアナリスト予想を上回り、引け後の商いで急伸。GLOBEX市場の米国株も反発に転じていることが支えになりそうです。ドル高が業績の足を引っ張っている米国に対し、円安が業績に貢献している日本とは、異なった見方がされているのかもしれません。指数的には、先物筋次第の展開ですが、全体は堅調なら引き続き、業績増額修正期待銘柄が買われてきそう。今日は、日経市場で、注目株の中から2銘柄の増額修正観測記事がでていました、値を伸ばしてほしいですね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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