大仏さんの「株やぶにらみ」
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米株続落を受け、下落スタートも、企業業績やPKO期待から、一時、は前日引け値付近まで下げ幅を縮小。ただ、アジア株安を受けた先物売りから、反落して終了
 昨晩の米国株は、FOMC声明文が、景気見通しを上方修正。また、(緩和的な運営を)「相当期間」継続するとの文言が今回から外されたことを受け、声明文発表後に急落していました。このところ、発表される耐久財受注やISM製造業景況指数が2か月連続して低下するなど景況感が悪化していることや、ギリシャ政局、ロシア経済の悪化などから、米投資家は、とてもFRBは早期の利上げには踏み切れないだろう…と、見ていましたが、声明文の内容は、粛々と年内の引き締めに向け準備を進めている印象。市場の「世界経済の停滞に、やがて米経済も足を引っ張られるかもしれない」という見方とは裏腹な物でした。結果、このギャップを埋める格好で株価が下落した、というところです。

 今日の日本株は、ギリシャ新政権のハチャメチャなやり方が金融市場の混乱を招くとの見方から円が上昇。米国株が大幅続落したこともイヤケされ、売り先行でスタート。CME日経平均先物終値は1万7525円と前日の大証終値(1万7850円)に比べ大幅安して帰ってきていましたので、寄り付きが懸念されましたが、前日の強い地合いや、日銀のETF買い、公的年金の買いなどへの期待感から、買い向かう動きも増加。日経平均は、CME終値を大きく上回る1万7666円(前日比129円安)と意想外にしっかりした始まりになりました。好調な企業決算が続いていることから、押し目買いが増加。前引けにかけ次第に下落幅を縮める展開に。後場寄り後に、この日の高値1万7778円(前日比17円安)をつけましたが、アジア株が軟調に推移していたことがイヤケされ、先物市場出の売りが増加。引けにかけ、下げ幅を広げる展開になりました。

 結局、日経平均は、189円51銭安(1.06%)安の1万7606円22銭、TOPIXは16.34ポイント(1.14%)安の1413.50ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高は、前日比1億株増の24億1307万株、売買代金は、1800億円増の2兆4827億円と、このところ漸増しています。騰落状況は、値上り420、値下がり1357。業種別では、空運、医薬品、小売りの3業種が上昇。海運、その他製品、不動産、鉄鋼などを上位に、30業種が下落。大幅な株主還元策を打ち出した青山商事や業績増額修正のルネサステクノロジー、自社株買いのコロプラなどが値上がり上位に…。

 今日の引け値での日経平均サイコロは7勝5敗(58%)、TOPIXは6勝6敗(50%)と、ともに変わらず。RSI(相体力指数)は、9ポイント下げ59%に低下。25日線かい離率は+1.3%に縮小。騰落レシオは13ポイント下げ、110%に低下。全般は上げ一服…という動きでした。

 このところ、昨年12月初旬、同下旬にかけて形成したレンジ相場の上限に近づいたことから、個人が安値で買ったETFの利食い売りが出るのでは…と書いてきました。今日の先物手口を見ますと、相変わらず、国内大手証券の売りが最大になっています。個人が安値で買ったブル型ETFダブルの利食いをしていることから、証券会社の先物売りが膨らんでいるのでしょう。この証券会社の先週末の日経平均先物買い残は3万9000枚を超えていましたから、まだ、売りが出てくる可能性はあります。このところ、投資主体別売買動向をを見ると、年初来海外投資家の売りが続いてきましたが、一方、この間、個人と信託銀行が買い向かうという動きでした。しかし、今日発表された売買動向では、海外投資家が4週ぶりに買い越したのに対し、個人は3週ぶりに売り越しに転じていました。前週末には大きな節目である1万7500円を回復していましたから、個人の益出しが始まっていた、ということでしょう。おそらく、今週に入っても売りあがっていると思われ、それに伴って証券会社の先物売りが増えているのではないでしょうか。

 好調な企業業績が背景になっているだけに、これまでのように、海外先物筋に売り崩されることはないと思いますが、短期的にはモタモタした動きになるのかもしれません。朝も書いたように、日経平均日足一目均衡表の「雲」上辺(1万7400円付近)を確か目に行く動きか…。とにかく、レンジを形成するか、さらに上値を取りに行くかは、現段階では読みづらく、ここは、先行きに材料が出てくる業績増額修正期待銘柄に的を絞っておくのが無難…。引けにかけては緩んだものの、レポートで注目した修正期待株はいずれも底堅い動きでした。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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