大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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円安、CME高の好環境を受け続伸して終了。ただ、上昇して始まったものの、GLOBEX市場の米株安や円の下げ渋りを受け、上げ幅は縮小。
 先週末の米雇用統計は、年一回の数字の見直しが行なわれ、11月、12月分が計17.7万人上方修正されたほか、平均時給が前月比0.5%という伸びになったことから、年央の利上げは既定路線になった、との観測が高まり、米国株は引けにかけ売られ下落して終わっています。これまで、世界の弱い景気や低いインフレ率、国内景気指標の低下などを受け、FRBは利上げはできない…と市場は見てきました。しかし、今回の雇用統計の内容は、市場の味方を否定するような内容となり、デフレや景気後退を予想して低下していた長期金利は反転。週末の米国市場ではディフェンシブ系の公益事業株指数は4%の急落となり、景気回復と年央利上げを想定するFRBの考えにさや寄せする動きが出てきました。

 週末の円相場は、米金利上昇を受け119円台に下落。CME日経平均先物は、円安を好感し、1万7920円高値まで上昇。円安を株価上昇の縁(よすが)としてきた日本株にとっては、週明け相場を期待させるものでしたが、買われたのは、CME先物終値(1万7810円)にさや寄せする買い物が入った寄り付きだけ…。11日にウクライナ問題で、露独仏、ウクライナ政府の首脳会談で和平の道を探る動きがあるほか、ギリシャ問題に関してもユーロ圏財務相会合が開かれる予定、利上げ懸念が高まった米国市場の反応や原油相場も見たい…と、買わない理由が山積しているほか、GLOBEX市場の米国株先物でニューヨークダウが一時は、100ドル近い下げになっていたことも、売りの材料にされ、前引けにかけ上げ幅を縮小。後場からは、小幅レンジで膠着した展開になってしまいました。昨日のレポートで物色対象の変化を書きましたが、今日もこの傾向が継続。決算発表終了後は、ちょっとした変化が起きるかもしれません。

 結局、日経平均は63円43銭高(0.36%)の1万7711円91銭、TOPIXは7.73ポイント高(0.55%)高の1424.92ポイントと、ともに続伸して終了。出来高は、週明けで手がかり材料難から前週末から2億株減り、20億755万株。売買代金も、2200億円減の2兆1752億円。騰落状況は、値上り1211、値下がり539。好業績株や株主還元銘柄を中心に幅広く買われました。業種別は、紙パルプ、保険、ゴム、ガラス・土石、非鉄などを上位に21業種が上昇。金属、鉱業、空運、精密、陸運を上位に12業種が下落。新作ゲームへの期待でオルトプラス、大和ハウス工業が完全子会社化する大和小田急建設、業績増額修正の東洋建設が値上り上位に…。

 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗(58%)と変わらず、TOPIXは7勝5敗(58%)に上昇。RSI(相対力指数)は、5ポイント下げ58%に低下。25日線かい離率は、+2.1%と、前週末から拡大。騰落レシオは、7ポイント上げ103%に上昇。指数、物色範囲とも上向きのモメンタムが強まっています。レポートでも上値抵抗線の圧力を懸念しましたが、やはり、そう簡単に上回らせてくれませんでした。ただ、景況感の改善もあり、以前のように相場が下振れしなくなってきたことは注目されます。物色範囲が広がったことを見ても、下値不安が遠のいたことが影響しているようです。

 今は、決算一辺倒で、ヘッジファンドなど投機筋の傍若無人なやり方が目立ちますが、所詮、目先だけの動き。長い目で見れば、来期業績が増益基調にあり、今回の決算で高進捗率を残しているものを買っておけば、3月中には結論が出てくるでしょう。ただ、前段でも書きましたように、相場の円安の反応が鈍ってることや、物色内容の変化を見れば、決算発表終了後の流れはこれまでとは異なるものになる可能性があります。明確になるようであれば、レポートで解説するようにします。当面は、利上げを織り込みにかかる米国株を横目で見ながら神経質な動きになりますが、前週号で解説した日米の株価の動きの格差がありますから、つれ安を懸念することはないのではないでしょうか。それにしても、好決算を出しながら、叩き屋の仕掛けで急落するものが増えていますが、よく見ると、数日前に不自然な出来高の増加で下落しているものがあります。これが種玉になっているんでしょうね。まあ、えげつないこと言ったら…。前週号のエスエムエスは経過良好。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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