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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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ギリシャの強硬姿勢によるEU離脱懸念の増幅やG20など重要イベントを控えで売りが先行。週明けの米国株は続落して終了
 おはようございます。
 海外投資家が、安倍政権が岩盤規制の突破に踏み切れるかどうか…で注目していた農協改革についにメスが入りました。佐賀県知事選挙で敗北したことで、どこまで切り込めるか懸念されていましたが、改めて、安倍首相の本気度を示す結果となりました。これで、医療、教育、福祉などの規制分野に切り込む突破口ができたことになります。海外投資家の動きに期待したいところです。それにしても、農協のボスを相手によくやったものです。記者時代に、全国初の県内単一農協を成し遂げた人の傍らで、推移をつぶさに見てきましたが、最後の最後は、地方のボス的存在の関係者を説得することに最大のエネルギーを費やされたようです。まさに、差し違えっる覚悟で臨まれた、と後に述懐されていました。「このままでは農協や農業は共倒れになる…」という危機感が、彼を突き動かしたようです。いまや、農協に頼らないでもネット販売や量販店との時価取引、海外販売など、販路は農家のやる気次第でいくらでも開拓できる時代。食料不足の時代に流通量を確保する目的でできた農協制度の存在意義は変わっているはず。儲け頭が金融部門では…ね?

 9日の米j国市場動向
 ニューヨークダウ          1万7729ドル21セント      -95ドル08セント(0.53%)
 NASDAQ総合指数         4726.01ポイント         -18.39ポイント(0.39%)
 S&P500                2046.74ポイント         -8.73ポイント(0.42%)
 CME日経平均先物         1万7580円            -110円
 10年物国債金利          1.9480%              +0.01%
 ニューヨーク原油          52.86ドル             +1.17ドル
 GOLD                 1241.5ドル             +6.9ドル
 ドルインデックス           94.57                -0.12  


 週明け9日の米国株は、ギリシャ新政権の強硬姿勢や中国景気指標の悪化を嫌気し欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。予想以上の好内容だった雇用統計結果から、修正を迫られた利上げ時期を、改めて織り込む動きも加わり、終日売られる展開になりました。OPECの強気の需給見通しから原油価格が続伸。エネルギー株が上げ、一時下落幅を縮小する場面もありましたが、G20財務相会合、独仏露、ウクライナ首脳会談、ギリシャ問題を話し合うユーロ圏財務相会合など重要イベントを控え、益出しの動きも増加。引け近くにかけニューヨークダウは下落幅を拡大。この日の安値1万7685ドル(前週末比139ドル安)をつける場面もありました。引けにかけてはやや下げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも小幅に続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1321、値下がり1857。VIX指数は7.3%上げ18.55に上昇。

 ダウ30種は、値上り4、値下がり26。原油続伸を受けキャタピラが1.75%上昇、エネルギーのシェブロンが0.76、GEが0.49%上げました。一方、ウォルマートが1.63%下落したほか、日本の不振から世界既存店売上高が減少したマクドナルドが1.35%下落。トラベラーズ(-1.33%)、インテル(-1.1%)など6銘柄が1%超えの下げとなり指数の足を引っ張りました。幅広く売られた、という格好で、前週大きく上げた(+660ドル)反動が大きいようです。業種別は、非鉄金属、石炭、金鉱山、タイヤ、メディア、テクノロジーハードなどが上昇。アルミ、空運、水道、医療サービス、レジャーサービス、ハ半導体・同製造装置などが下落。

 NYダウは続落。終日値幅は135ドルと、前週までに比べると振幅が小さくなっており、相場は落ち着きを見せてきました。前週、主力3指数とも、上値抵抗として意識されてきた50日線を回復。この日は、いずれも50日線付近から反転しており、相場の基調が変わってきたことを示しています。まだ、25日線の勢いがないことから、当面は、2番底模索の動きになりそうです。市場が年内後半とみていた利上げ時期を、FRBが考える年央とすり合わせるために、日柄が必要になるかもしれません。下押しすれば日柄は短縮できますが…。

 米国株は続落。円は、ギリシャ情勢などリスク回避の動きから、対ドルで118円60銭台、対ユーロは134円30銭台に、それぞれ週末水準から上昇。CME日経平均先物は、大証終値比110円安の1万7580円で帰ってきました。レンジは、1万7675円~1万7525円。出来高は、3万9841枚と、前週末から1万1000枚の減少。本日の日本株は、米株安や円上昇を嫌気し、軟調に推移しそうです。ただ、すでに昨日、円高を嫌気して上げ幅を縮めており、寄り付きに下落したあとは、底堅い動きになりそうです。このところ、CME離れする動きも出てきています。引き続き業績や株主還元の発表に反応する流れが続きそうですが、昨晩も書いた新しい流れが起き始めた(直近レポートで解説済み)点には注意が必要です。決算発表後は、機関投資家が主導権を握る流れに…。再度、富士フィルム…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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