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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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ウクライナ和平の成立やギリシャ債務問題の進展期待を受けた欧米株高に支えられ反発…日経平均は、2007年以来の1万8000円台乗せで終了
 先週末の欧米株は、ウクライナ和平案の成立やギリシャ債務問題に打開の道が開けそうなことを好感し、上昇して終わっていました。ギリシャ債務j問題は、11日のユーロ圏臨時財務相会合後に事務方で調整したギリシャ債務に関する取扱いについて、今晩の正式な財務相会合で検討される予定ですが、果たして、うまくまとまるものかどうか…。ドイツなどのタカ派は、妥協する姿勢は見せていませんし、ギリシャ政権側も、選挙で大風呂敷を広げた以上、簡単にトロイカの言いなりには成れませんから、結局、つなぎ資金を与えて、時間稼ぎをするしか方法はないのではないでしょうか。まあ、明日になればわかるでしょうが、為替などの動きを見ているとそれほど心配しているようには見えませんが…。とにかく、EUとしても、内部に分裂の火種を抱えているだけに、簡単に離脱を容認できませんし…。

 週明けの日本株は、前週末の欧米株高の流れを引き継ぎ、買い先行でスタート。CME日経平均先物が週末の大証終値(1万7960円)を95円上回る1万8055円で帰ってきていましたから、朝方は、CME終値にさや寄せする先物買いが入り、窓を明けて始まりました。ただ、予想を下回る米景気指標を受け円が強含んでいたことから、外需株が伸び悩み、日経平均は前週末比111円高の1万8024円と、CME終値を下回って始まりました。朝方発表された10~12月期GDPが予想(+3.8%)を下回る+2.2%だったことから、様子を見たいという動きが強まったことも影響したようです。ただ、GDPの内容を見ると、輸出や個人消費の先行きに期待がもたれる内容だったことから、銀行や保険、証券など出遅れ業種を中心に次第に買い気が強まり指数は上昇。前場中ごろには、この日の高値1万8074円(前週末比161円高)をつけ昨年12月8日に付けた戻り高値を更新してきました。

 前引けにかけては、明日実施される20年国債の入札を懸念し、金利が上げたことを嫌気。今晩のユーロ圏財務相会合でのギリシャ債務問題の討議も不安視され、売り買いともに手控えられ、この日の安値圏でこう着した動きになりましたが、引けに欠けても堅調に推移。日経平均は反発し、2007年以来の1万8000円大台乗せで終わりました。出来高は、前週末比1億株減の24億6667万株、売買代金は2500億円減の2兆4327億円。騰落状況は、値上がり1188、値下がり563。業種別は、銀行、鉱業、保険、卸売、証券などを上位に24業種が上昇。その他製品、医薬品、水産・農林、食品などを上位に9業種が下落。週末に発表された業績の織り込みが行われ、増額修正された関東電化やフルキャストなどが上昇。一方で、コンセンサスを下回った銘柄は増益や増配を発表しても容赦なく叩き売られています。

 今日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗(50%)、TOPIXは7勝5敗(58%)と、前週から変わらず。RSIは、3ポイント上げ62%に上昇。25日線かい離は+2.9%に拡大。騰落レシオは3ポイント下げ113%に低下。モメンタムは横ばいの動きでした。前週号のレポートでも、昨年の不振業種を狙え…としましたが、想定通り出遅れ業種が買われる展開になってきました。まだ投資主体別の売買動向を見なければ、どこが買っているのかわかりませんが、買っているものを見ると、相場の上げにおいていかれることを懸念した出遅れ投資家が動きているような気がします。ただ、2月初めの海外投資家の先物手口を見ると、日経平均型売り、TOPIX型買いというパターンになっており、NT倍率に絡んだ動きが背景にあるような気がします。2月第1週に海外先物筋はTOPIXを2083億円買い越しましたが、もしかしたら、この買いが、TOPIX型銘柄との裁定買いを誘い、内需大型株が上がった…という見方もできるかもしれません。NT倍率は、今日も低下し2.33倍になってきました。レポートでも解説していますように、この数字は昨年来のNT倍率の下限ラインにあります。果たして、もっと低下することになるのでしょうか…。それとも、なにかのきっかけ(今週のイベント)で方向転換するのでしょうか…。見ものですね。

 それにしても叩き屋さんたちの激しいこと…。今日はレポートで注目してきたに日本農薬の第一四半期が赤字になったことで叩き売られ、一時は212円安まで売られていました。しかし、一転して買いものが入り、結局、引けは1円安…。見る人は見ているんですね。この日本農薬、利益の8割近くは中間期に出してきます。コンセンサスは会社計画を大きく上回っており、今日みたいな下げは絶好の買いチャンスだったんですね。エスエムエスの場合も、売られたところを買い向かいようにレポートで書きましたが、同社の場合は、売り上げが集中するのは第一四半期と第4四半期…。第3四半期の数字がいいということは、期末にさらに数字が伸びるということでもあります。まあ、一例ですが、今日も配当を倍近くに増やしながら、叩き売られている銘柄が散見されました。来月に入れば配当取りの動きも始まりますので、こういうのは、いいか今を提供してくれていると思うべきなんでしょうね。

 まあ、想定通り春先から相場は上げに転じてきました…。次の関門は今晩のユーロ圏財務相会合、それと、市場が「もう無いのでは…」と思い出した、日銀緩和に黒田総裁がどんな考えを示すか…。まだまだ、市場の流れを変える要素は多く残っている。何が本流かを見極めることも大事。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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