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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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原油価格の下落と成長企業の好材料発表で明暗を分け、昨日の米国株は、指数間でまちまちの展開で終了
 おはようございます。 昨晩は、また、家内が急に大阪に出向くことになり、急きょ炊事当番が回ってきました。データのチェックもできず、結局、書き込みできませんでした。悪しからず…。

 さて、ギリシャ債務問題は4か月の先延ばしが決定、米利上げも、イエレンFRB議長の議会証言で6月FOMCまでは政策据え置きが判明。低金利、低インフレという抜群の相場環境の中、投資家の間では、再びリスクオンのスイッチが入り、ヘッジファンドなど短期資金の動きが活発になってきました。ちょっと走り過ぎを警戒しなければならなくなるかもしれませんね。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8214ドル42セント      -10ドル15セント(0.06%)
 NASDAQ総合指数       4987.89ポイント         +20.75ポイント(0.42%)
 S&P500              2110.74ポイント         -3.12ポイント(0.15%)
 CME日経平均先物       1万8870円            +70円
 10年物国債金利        2.0160%              +0.0470%
 ニューヨーク原油        48.17ドル             -2.82ドル
 GOLD               1210.10ドル            +8.6ドル
 ドルインデックス         95.30                +1.10             
 

 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことを嫌気し売りが先行。反落してスタートしました。原油在庫の予想を上回る増加を受け原油価格が下落したともエネルギー株の売りにつながり、寄り後もさえない動きになりましたが、予想を上回る耐久財受注が発表されると景気への期待感が高まり、買いが増加。ニューヨークダウは、昼前に、この日の高値1万8239ドル(前日比15ドル高)をつけました。ただ、原油価格の下げが大きくなるとともに、エネルギー関連株が下落幅を拡大したほか、IBM首脳がドル高の経営へ影響を懸念する発言を行ったことで同社株が下落したこともあり、引け近くには、この日の安値1万8157ドルをつける場面もありました。アップルが3月9日にイベントを開催する(新製品アップルウォッチの説明会?)ことが伝えられ、NASDAQ市場が上げ幅を拡大するとともに、買いなおされたものの、下落分を埋めきれず、結局、ニューヨークダウは反落、S&P500は続落、NASDAQ総合指数は反発 …と指数間でまちまちの動き。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1455、値下がり1699(NASDAQは。1548-1217)。VIX指数強含み横ばいの13.91。

 ダウ30種は、値上り17、値下がり13。マクドナルドが1.7%、J&Jが1.57%、AMEXが1.3%、それぞれ上昇。指数を下支える一方、原油価格の大幅安を受け開発関連のキャタピラが1.9%下落、エネルギーのシェブロンが1.4%、エクソンが1.0%、それぞれ下落。弱気の業績見通しを出したIBMが1.9%下落し、指数の足を引っ張りました。業種別は、ビール、タイヤ、インターネット、金鉱山などが上昇。石炭、貴金属、石油探査、石油周辺サービスなどが下落。
 想定通りNASDAQ市場が全体をリードする展開が続いています。ECB(欧州中央銀行)のQE3月実施が近づきドルが上昇していることや原油価格の不安定な動きがニューヨークダウの重石になる一方、アップルウォッチの発売接近や新たなサービスを次々生み出すグーグルやフェイスブックなど成長企業への期待値が上がり、NASDAQ市場の指数を押し上げています。アップル単独の牽引から、ボックス離れになってきたフェイスブックなど、相場をリードする銘柄が増加してきたことで、いよいよ、過熱感無き、ITバブル時の高値更新が近づいてきたようです。

 米国株は高安まちまち。円は、強い耐久財受注を受け金利が上昇したことを受け対ドルは、119円40銭台に下落。QE実施接近を受け対ユーロは133円70銭台に急伸。CME日経平均先物は、大証終値を70円上回る1万8870円で帰ってきました。レンジは、1万8585円~1万8920円。本日の日本株は先物リードで堅調な展開が続きそう。
 昨日は、公務員年金の株式取得枠拡大、米系証券の日本株に関する強気レポートなどを受け、先物買いリードで上昇し反発して終了。相場をリードしてきたTOPIXのRSIは99%、25日線かい離は5.3%と警戒ゾーンにあります。昨日発表の投資主体別売買動向で、海外投資家のTOPIX先物買い越しは6300億円を超え、日経平均型の倍近くに達しました。この動きがNT倍率の低下を促してきたようですが、今週に入り、欧州系を中心に日経平均型の先物を買う動きが強まっており、想定通り来月のメジャーSQへ向け裁定買い残を積み上げるような動きが強まってきたようです。当面、日経平均型へのシフトが強まるかも…。

 短期テクニカル指標の過熱感が懸念されていますが、週単位でみると、RSIはともに60%台、13週線かい離率も+6%台と過熱感はなく、中期的な上昇期中に変化はなさそう。昨年はRSIが過熱したあと、低下傾向が続く中、指数が上昇していった…という動きがありました。海外投機筋が、指数を無視した先物買いを行なったためと思われますが、この再現が始まるかも…。富士フィルム、セイコーエプソン…。突然の公募増資発表でご迷惑をかけた銘柄ですが、どうやら新しい動きに入ってきたようです。再度、追跡を始めたいと思います。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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