大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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予想を上回る好内容だった雇用統計結果を受け、利上げ前倒し懸念が台頭。リスクオン姿勢の修正を迫られ、急反落して終了
 おはようございます。
 昨日発表に2月米雇用統計で、非農業部門就業者数は、予想の24万人増を大はばに上回る29万5000人増となりました。1月の23万9000人も上回り、失業率は、前月の5.7%から5.5%に低下。予想の5.6%も下回る、という好内容。労働参加率は、62.9%から62.8%に低下。週平均労働時間は、34.6時間で横ばい。平均時給は、前月から0.03ドル上げ、24.78ドルに上昇(前年比は+2%)。製造や建設の伸び率が鈍化する一方、サービス業が+17.3万人から、+25.9万人になったことが全体をけん引しました。時給の伸びは1月を下回っており、賃金面から見るインフレ圧力は小さいものの、失業率はリーマンショック前の水準に低下しており、次回FOMCで何らかの利上げのサインが出てくるものと、市場はとらえたようです。このところ出てくる製造業関連やインフレ関連指標が弱含んでいることから、市場は、利上げ時期は年後半(一部は年明けを予想)…と観測。ギリシャ支援の4か月延長などから、リスクをとる動きが強まっていました。一部の指標ではすでに利上げを織り込む動きが出ていましたから、昨日の大幅安は行き過ぎた期待感を修正する動きと思われます。次回FOMCで、何らかの利上げのサインが出れば、市場は「あく抜け」するかもしれませんね。、
 
 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ            1万7856ドル78セント       -278ドル94セント(1.54%)
 NASDAQ総合指数           4927.37ポイント          -55.44ポイント(1.11%)
 S&P500                  2071.26ポイント          -29.78ポイント(1.42%)
 CME日経平均先物           1万8860円             -130円
 10年物国債金利             2.24%               +0.1280%
 ニューヨーク原油            49.61ドル              -1.15ドル
 GOLD                   1164.3ドル             -27.9ドル
 ドルインデックス             97.72                +1.37


 昨日の米国株は、朝方発表された2月雇用統計で、非農業部門就業者数が予想を上回ったことから、利上げ実施時期の前倒し懸念が台頭。朝方から売り先行で始まりました。利上げ懸念が増したことから長短金利が上昇。これを受けドルが急伸。原油や金価格が下落したことを受け、エネルギーや資源株が下落。また、ドル高が多国籍企業の業績に与える影響も懸念され輸出企業が売られるなど、幅広く売られ、終日売られる展開になりました。また、金利上昇や株安が個人消費に与える影響も懸念され、消費関連も売られるなど、ほぼ全面安商状になり、引けにかけ下落幅を拡大。引け近くにニューヨークダウは、この日の安値1万7825ドル(前日比310ドル安)をつけています。週末でもあり、新たなポジションを創る動きもなく、反発らしい反発もないまま、主力3指数とも反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り492、値下がり2721(NASDAQ市場は、858-1944)。VIX指数は、8.26%上げ15.2に上昇。

 ダウ30種は、すべてが下落。消費関連の、J&Jが2.35%、P&Gが2.33%、マクドナルドが2.0%、それぞれ下落。ドル高を嫌気し、3Mが1.9%、キャタピラが1.8%、それぞれ下落。全体の28銘柄が1%超えの下落になったものの、突出して売られたものはありませんでした。業種別は、生保、アルミ、損保などが上昇。ギャンブル、貴金属、鉱山、非鉄金属などが下落。
 NYダウは、反落。原油下落、ドル高が採用銘柄に与える影響が大きく、主要3指数のうち最大の下落率に…。すでに、3本新値が陰転、MACDも売りサインを出しており、売りが加速した格好。当面の下支持線とみられていた25日線を下回り、50日線に達したところで押し目買いが入り下げ止まっています。サイコロジカルラインやRSI状況から見て、調整は短期で済みそうですが、ドル高傾向が続けば反発力は弱まりそう。依然、25日線上にあるNASDAQ総合指数の強さが目立ちますが、三本新値の陰転、MACDの売りサインもあり、FOMC開催(17日・18日)までは、もたつきながら下値調べを行う動きになるのでしょうか。直近レポートで懸念したような動きになりました。

 米株は反落。円は、予想を上回る就業者の増加から上昇した米金利を受け、一時121円台に下落したものの、米株の下落幅拡大とともに買い戻され、120円60銭台で終了。対ユーロは、QWE接近を受け131円付近に上昇。CME日経平均は、米株安を受け、大証先物終値を130円下回る1万8860円で帰ってきました。レンジは、1万8815円~1万9090円。出来高は1万8000枚増加し6万4051枚。週明けの日本株は、雇用統計結果を改めて織り込む展開に…。週末にメジャーSQを控えており、先物、オプション筋のポジションをめぐり荒れ模様の展開になるか…。焦点は、月曜日の景気ウォッチャー調査で、日本景気の底離れが確認できるか…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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