大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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ガイダンス変更で利上げへの布石が打たれたFOMC声明を受け、材料出尽くし感から買われ、急反発して終了
 おはようございます。
 昨日のFOMC声明文は、事前予想通り、(利上げに対し)「忍耐強くなれる」という文言を削除。利上げに向けての布石を打ってきました。ただ、景気見通しを「やや緩やかになった…」と下方修正したほか、インフレ率は、原油価格下落の影響で、FOMCが目指す長期目標を下回り、短期的には最近の低い水準にとどまる見通し、としています。今回の声明で、FRBはインフレ率の推移次第では、いつでも利上げを実施できる裁量権を得たものの、原油価格の下落やドル高の影響でインフレ率が短期で上昇する見通しにないことから、当面は、利上げを急がない方針を示しました。
 全体としては、想定通りの内容でしたが、短期市場では、10月利上げの確率が67%と予想。従来の9月からやや先延ばしされていました。ただ、原油価格が上昇に転じるなど、物価が急伸する兆候が見られたときは、躊躇なく利上げを実施する…と宣言したわけですから、今後は、インフレ率に影響を与える項目に細心の注意を払ってみていく必要がありそうです。市場の反応は、想定通りだったものの、イエレン議長の記者会見がハト派的な内容だったことを好感。とりあえず、不透明材料の出尽くしとみて、買いで反応しました。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8076ドル19セント       +227ドル11セント(1.27%)
 NASDAQ総合指数       4982.83ポイント          +45.40ポイント(0.92%)
 S&P500              2099.50ポイント          +25.22ポイント(1.22%)
 CME日経平均先物       1万9395円             -85円
 10年物国債金利        1.9510%               -0.1070%
 ニューヨーク原油        44.66ドル              +1.2ドル
 GOLD               1164.39ドル             +16.19ドル
 ドルインデックス         97.50                -2.15      
 

 昨日の米国株は、FOMCの結果待ちで朝方から手控え気分が強まりましたが、前日下落した流れを引き継ぎ売りが選考。ニューヨークダウは続落スタートになりました。HOMCの声明文が発表される午後2時過ぎまで、下落して寄り付いた水準でこう着した動きが続きましたが、発表前には警戒的な売りから、ニューヨークダウはこの日の安値1万7697ドル(前日比152ドル安)をつける場面もありました。しかし、声明文は想定通り「忍耐強く」の文言が削除されたものの、景気見通しの下方修正やインフレが当面、FOMCの想定する水準を下回って推移する予想にあることから、早期の利上げはないとの観測が台頭。長期金利が低下し、ドルが売られたことから、買戻しが増加。声明文発表後はほぼ全面高の展開となり、引け近くにはこの日の高値1万8097ドル(同248ドル高)をつけていました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億6661万株増の8億8233万株。騰落状況は、値上り2604、値下がり585(NASDAQ市場は、1726-1048)。VIX指数は、10.8%下げ13.97に低下。先行き懸念は低下しています。

 ダウ30種は、値上り28、値下がり1(ウォルマート -0.11%)、変わらず1(シスコシステムズ)。この日から、AT&Tに代わりアップルが指数に採用されています。ドル安を受けた原油価格の上げから、資源開発のキャタピラが3.67%、シェブロンが3.4%、エクソンが2.37%、それぞれ上昇。ユナイテッドヘルスが2.37%、メルクが2.09%、各上昇。16銘柄が1%超えの上げとなり指数を引き上げました。初登場のアップルは1.13%の上昇。業種別は、非鉄、鉄鋼、金属、金山、貴金属などが上昇。空運、投資サービス、銀行、宅配サービスなどが下落。

 NYダウは反発。FOMC声明を懸念し、一時、100日線まで下落しましたが、発表後に買戻しなどから急伸。一気に25日線を突破してきました。為替、株、債券ともタカ派的なFOMC声明を想定してポジションが作られていたことから、反対売買が振幅を大きくしており、一巡後の動きが注目されます。NASDAQ市場は、ザラバ中に、再び、5000ポイントの大台を回復。2日に付けたITバブル崩壊後の戻り高値(5008ポイント)に接近してきました。市場は、利上げ時期に対し若干のモラトリアムを得たわけですが、物価次第では、唐突に利上げが実施されるリスクもあるわけで、今後は、原油価格や賃金など物価に影響を与える指標に敏感になるとともに、バリー株からグロース株への変化をいっそう鮮明にしてくるものと思われます。

 米国株は急伸。円は、米金利低下を受け、対ドルは120円割れ近くに急伸。対ドルでユーロが買われた流れを受け、対ユーロは130円40銭台に下落。CME日経平均先物は、円高を嫌気し、大証終値を85円下回る1万9395円で帰ってきました。レンジは1万9310円~1万9530円。出来高は約6000枚増の4万3853枚。本日の日本株は、円高を嫌気、CME先物終値にさや寄せし安く始まった後は、再び、買いなおされる流れになりそうです。5割の企業が昨年を上回るベア率を提示、昨日発表の公示地価も7年ぶりに全用途地の下げ幅が縮小するなど、日本経済のファンダメンタルの改善は著しく、買い遅れた海外投資家の買いから堅調な動きが続きそう。ハイグレードな消費関連、そろそろ地銀の売りが一巡しそうなリート関連、対ユーロ高が嫌気されれてきた精密や自動車(マツダ)などが注目されてくるか…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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