大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ドルの反発を嫌気し、高値警戒感から主力3指数とも続落して終了…IT関連株の上げに見るように、市場の関心は、好業績期待株に移行
 おはようございます。 花冷えとは言いますが、ちょっと寒すぎ…。昨日は、4月が近いというのに雪が降っていました。でも、家に前の桜の枝には、ちらほらと白いものが目だってきました。まだ咲いてはいませんが、そこだけは春の暖かさを醸しています。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8011ドル14セント     -104ドル90セント(0.58%)
 NASDAQ総合指数       4994.73ポイント        -16.2ポイント(0.32%)
 S&P500              2091.50ポイント        -12.92ポイント(0.61%)
 CME日経平均先物       1万9615円           -25円
 10年物国債金利         1.8780%            -0.0370%
 ニューヨーク原油        47.51ドル            +0.06ドル
 GOLD               1191.40ドル          +3.7ドル
 ドルインデックス         97.15              +0.20      


 昨日の米国株は、欧州株が景況感の改善を受け上昇したものの、朝方発表の2月消費者物価指数(CPI)でコア指数が予想を上回ったことから利上げ前倒し懸念が台頭。売り先行で続落スタートになりました。ただ、遅れて発表された新築住宅販売件数(2月)が7年ぶり水準に増加したことや製造業PMI指数(3月)が前月水準、予想をともに上回ったことが好感され、次第に上げ幅を拡大。昼前に、ニューヨークダウはこの日の高値1万8149ドル(前日比25ドル高)をつける場面もありました。午後に入り、再びドルが買われると、高値警戒感もあり次第に売りが増加。引けにかけずるずると値を下げる展開になりました。前週、デリバティブ清算のクァドルプル・ウィッチングが終わり、市場の関心が決算発表に移行。手控え気分が強まっていることが、影響したようです。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1387、値下がり1760(NASDAQ市場は、1308-1442)。VIX指数は、1.6%上げ13.62に小幅上昇。

 ダウ30種は、値上り6、値下がり24。マクドナルド(+0.75%)、3M(+0.11%)などが買われたものの、いずれも小動き。一方、原油が上げたものの決算への警戒感からシェブロンが1.62%下落。ファイザーが1.5%下落、シスコシステムズが1.5%、インテルが1.3%、それぞれ下落するなどドル高を警戒する動きも…。10銘柄が1%超えの下げとなり指数の足を引っ張りました。業種別は、インターネット、住宅建設、タイヤ、アルミ、人材派遣などが上昇。タバコ、宿泊業、パイプライン運営、金鉱山、出版などが下落。

 NYダウは続落。25日線付近まで下落してきました。前段でも書きましたように、3か月に1度のデリバティブ清算後は、決算発表待ちから手控え気分が強まりますが、再びドルが買われたことから、決算への懸念が高まったようです。ただ、アップルやフェイスブック、グーグルなどITシンク企業群は堅調に推移。NASDAQ総合指数の下落率も小幅にとどまっています。当面、多国籍企業が多いNYダウとS&P500は為替次第、その間、業績面で不安の少ない銘柄が選別買いされる展開になりそうです。3月2日高値まで調整したNASDAQ総合指数の動きが注目されます。昨日の予想を上回るCPIで、利上げ前倒し懸念が強まったにも関わらず、債券市場は、FRBが目標にする2%に届かないとして、価格が上昇(金利は低下)するなど、このところ市場間で先行きの見方が異なるケースが増えています。まだ、先週のFOMC結果の後始末が続いているのでしょうか…。

 米国株は続落。円は、ドルがユーロに対し買い戻された流れを受け、対ドルは119円70銭台に小幅に軟化。対ユーロは130円80銭台に小幅に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を25円下回る1万9615円で帰ってきました。レンジは、1万9560円~1万9730円。本日の日本株は、前日に続き、指数が弱含むなか、個別の材料株物色が続くことになりそうです。月末接近から主力投資家の動きが鈍っているなか、買い遅れや配当取り目的の投資家の押し目買いから底堅い動きに…。このところ書いていますように、配当落ち後の売りを警戒する動きもあり、焦点を来月の決算発表に置き、やや視点を先延ばしして動く必要がありそうです。強気の工作機械業界を受け、部品を供給する企業に注目。IDECが重い腰を上げてきたようです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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