大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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米雇用統計で非農業部門の就業者数は予想の半分近い増加にとどまる…サプライズを受け、為替、債券、株先物の各市場はミニ波乱
 おはようございます。 一昨日の大阪行きから体調を壊してしまったようです。何十年も働いていたのに、都会に行くと、人に酔うようになってしまいました。

 さて、注目の米3月雇用統計でしたが、非農業部門の雇用者数は、前月比12万6000人の増加にとどまり、予想の24万人増の半分近くというショッキングな数字でした。失業率は5.5%と、予想通りの結果。また、1月(-3.8万人)、2月(-3.1万人)を合わせ6.9万人下方修正されています。米国では、昨年11月から今年2月にかけ西海岸で港湾労働者のストがあったほか2月末から3月にかけては寒波が襲来。原油価格の下落がシェールオイル採掘業界を直撃する、とういうマイナス要因が相次ぎました。また、昨年半ば以降は、急激なドルの上昇に見舞われ輸出が打撃を受けるという状況が続いています。
 大ブームになったシェール採掘は、建設やIT分野とのつながりが深いうえ、設備投資や地域の雇用も支えてきました。しかし、原油価格の下落により不採算油井の閉鎖が相次ぎ、今回の鉱業は1万1000人の減少になっています。また、IT業界への発注も減少しているといいます。そのほかにも、天候不順により、レジャーや建設業の雇用が減少、ドル高や港湾労働者ストの影響で、輸出入が停滞。製造業の雇用にも影響が及ぶという事態になっています。ただ、寒波の影響は一巡、港湾ストも2月20日に終了し正常化に向って動き出しており、今回の数字の落ち込みは一時的なものと捉える見方が多いようです。当面は、原油価格下落を受けているシェールオイル関連業やドル高の影響が深刻な多国籍企業が雇用に与える影響に注目が集まりそうです。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ    休場   ミニNYダウ先物   1万7511ドル        -165ドル
 S&P500          休場   ミニS&P500     2039.75ポイント      -16.5ポイント
 CME日経平均先物                     1万9345円         -135円
 10年物国債金利                       1.840%           -0.07%
 ニューヨーク原油    休場
 GOLD           休場  
 ドルインデックス                       96.74             -0.79   
 

  3日の欧米市場はイースター前の「グッドフライデー」で休場。予想を大幅に下回る雇用統計結果は、先物市場と債券、為替市場で織り込むことになりましたが、弱い結果を受け、利上げ時期が後ズレする…との観測が強まり、金利が低下。ドルが主要通貨に対して売られることになり、ドルインデックスが急落。円も、一時は118円70銭台に上昇。これを嫌気しCME日経平均先物は、大証先物を135円下回る1万9345円で帰ってきました。ただ、出来高は1万5300枚と薄商い。日本は、今回の結果を受けて最初に開く市場として、この材料を消化することになりますが、果たして…。

 週末の日本株は、米株高を受け買いが先行。売り物薄のなか、いったん、1万9400円台に駆け上がったあと、先物売りに急速に上げ幅を縮小。前場半ばには前日終値付近に接近する場面も。ただ、この日に大型投資信託の設定を控えていたことから次第に上げ幅を回復。米雇用統計を警戒した売りや週末のポジション調整の売りがあったもののこれを吸収。引けにかけて指数連動商品の先物買いもあり、上げ幅を拡大。高値引けして終わっていました。

 日経平均は、122円29銭高(0.63%)の1万9435円08銭、TOPIXは9.99ポイント高(0.64%)の1564.16ポイントと、ともに続伸。出来高は前日比6.7億株減の17億1351万株と20億株の大台割れ、売買代金も8000億円減の1兆9878億円と、2兆円の大台を割り込んでおり、売り物薄の中、指数が駆け上った、という印象です。騰落状況は、値上り1193、値下がり553。業種別は、その他製品、ゴム製品、その他金融、食料、電気製品などを上位に29業種が上昇。銀行、電気ガス、精密、卸売の4業種が下落。

 この日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX同じ)で前日と変わらず。RSI(相体力指数)は、3ポイント上げ54%に上昇。TOPIXは4ポイント上げ52%に上昇。25日線かい離は、日経平均+1.2%、TOPIX+0.7%と、ともにかい離が拡大。騰落レシオは5ポイント上げ102%に上昇。モメンタムはやや上向いてきました。短期テクニカル指標に警戒的な動きはないものの、日経平均週足サイコロは9勝3敗(75%)、TOPIXは10勝2敗(81%)と、中期指標に一部警戒的な動きが出てきました。週明けの日本株は、ややサプライズになった米雇用統計結果を織り込む最初の市場になりますが、前段でも説明したような内容を冷徹に織り込むことができるかどうか…。先物筋のつけこむところにならなければいいですが。
とりあえず、個別株は堅調でした。週明けからは決算を意識した流れが強まりそうです。詳しくは明日発信のレポートで解説ます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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