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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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予想を上回る中古住宅販売件数や、堅調な企業業績などを支えに、主力3指数とも上昇して終了…NASDAQ総合指数は3日続伸し、引け値ベースの最高値を更新
 おはようございます。
 昨日のアジア・アフリカ会議で、安倍首相と中国の習近平主席が、5か月ぶりに会談を行いました。当初は、立ち話程度とされていましたが、席を設けて25分も会談するといういい意味で予想を裏切るものになりました。当初から、安倍首相の訪米前に、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への両国の参加を促す狙いがある、とされていましたが、やはり立ち話で済むような話ではなかったようです。同銀行構想には、G7の事前の打ち合わせを翻して英国やドイツなどが雪崩をうって参加。相変らずの自己中心主義で、米国の怒りをかったようです。ただ、経済規模で1位と3位の米国と日本の参加が無ければ、貸出金利や公正な融資の承認など有効に機能するかどうかは未知数。おそらく、安倍首相訪米時に米国への参加を促すことを依頼したのではないでしょうか。AIIBに関しては、中國も予想外の参加国の多さに驚いているものと、思われますが、欧州勢の参加に関しては、分け前にあずかろうとの下心があることを、中國も見透かしているんでしょう。このところ、安倍首相の国際政治舞台での存在価値が上がっているようですね。悪く言うのは、あえて世界中から日本に関する悪い記事を探してきて報道する日本のマスコミだけ、みたいな感じです。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万8038ドル27セント      +88ドル68セント(0.49%)
 NASDAQ総合指数     5035.17ポイント         +21.07ポイント(0.42%)
 S&P500            2107.96ポイント         +10.67ポイント(0.51%)
 CME日経平均先物     2万0250円            +90円
 10年物国債金利      1.9720%              +0.0560%
 ニューヨーク原油      56.16ドル             -0.45ドル
 GOLD             1186.90ドル            -16.20ドル
 ドルインデックス       98.04                +0.06      


 昨日の米国株は、ギリシャ債務問題に進展の兆しがあることを好感し欧州株が堅調に推移した流れを受け、高よりスタートしました。寄り付きの買い一巡後は、前日引け後に発表されていた企業(アンダーアーマーなど)のさえない決算や、ボーイングが弱気のガイダンスを出したことなどが嫌気され売りが増加。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万7887ドル(前日比62ドル安)をつけています。ただ、中古住宅販売件数(3月)が予想を上回ったほか、9四半期ぶり増収のコカコーラが上昇。業績悪化が続くマクドナルドが、5月始めに経営再建計画を出すと発表したことへの期待感から買われたことから、全体も買いなおされ、昼前にプラス圏に浮上。中国が一定条件のもとに、銀行決済への外資系企業の参入を認める方針と伝えられカード会社が上昇するなどし、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値1万8056ドル(同107ドル高)をつけていました。結局、ニューヨークダウと、S&P500は反発。NASDAQ総合指数は3日続伸し、引け値ベースでの最高値を更新しました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1791、値下がり1295(NASDAQ市場は、1503-1278)。VIX指数は、4%下げ12.71に低下。

 ダウ30種は、値上り24、値下がり6。再建計画への期待感からマクドナルドが3.13%上昇。中国の規制緩和予想を受けカード事業のVISAが4%、同AMEXが1.5%、それぞれ上昇。好業績のコカコーラが1.3%上げるなど、9銘柄が1%を超える上げとなり指数をけん引。一方、弱気の業績見通しを受けボーイングが1.4%下落。ユナイテッドヘルスが1.23%下落。業種別は、消費者金融、石炭、ギャンブル、非鉄金属、鉄道などが上昇。金鉱山、住宅建設、貴金属、鉱山、バイオテクノロジーなどが下落。

 NYダウは反発。依然、三角持ち合いの範囲内の動き。S&P500も同様のパターンを形成中だが、株価を支えている25日、50日線の上げに勢いがあり、持ち合い離れの動きが出てきそう。NASDAQ総合指数は、3日続伸。ハイテク株が買われ上値抵抗線を抜けてきました。いよいよ、ザラバ最高値5048ポイント更新へ向けての動きが始まってきたようです。

 米国株は上昇。円は、予想を上回る景気指標を受け長期金利が上昇したことを受け、対ドルは119円90銭台に下落。対ユーロは128円60銭台で横ばい。CME日経平均先物は、円安を好感し、大証先物終値を90円上回る2万250円で帰ってきました。レンジは、1万9980円~2万260円。出来高は、前日比6000枚増の4万6982枚。本日の日本株も先物、出遅れ主力株中心に堅調な動きが続きそうです。日本企業の変化を買う動きが強まったほか、欧州調査会社が流した30日の日銀会合での追加緩和予想が日銀トレードを促している側面もあるようです。当面は、好需給を背景に先高観を強めた展開に…。来週の日銀会合の付近の波乱に備えた動きも忘れずに…。引き続き、今期増益見通しを前提にした、前期決算の増額修正期待銘柄の買い方針。ファイナンス発表で下落していた人手不足関連の銘柄…そろそろ株価テコ入れの期待も。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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