大仏さんの「株やぶにらみ」
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中国株波乱やギリシャへのIMF支援打ち切り報道など外部環境の悪化を嫌気し、急反落して終了
 おはようございます。
 世界的に債券価格が下落。債券の神様とも言われたビルグロス氏が価格上昇の終焉の可能性を示唆するなど、債券市場の先行きに暗雲が立ち込め始めました。一方で、原油価格が60ドル大台に乗せ、5か月ぶり高値。LME銅やLMEアルミが上昇するなど、非鉄市況が上昇。米国で海運株もあげるなど、市場がインフレの臭いをかぎつけたような動きも出始めました。中間決算を控えたヘッジファンドの持ち高調整の一時的な動きか、それとも、新しい環境に備えた世界的な規模のポートフォリオの見直しが始まっているのか…なんだか、重要な変化が始まっているような気がします。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7928ドル20セント     -142ドル20セント(0.79%)
 NASDAQ総合指数      4939.33ポイント        -77.60ポイント(1.55%)
 S&P500             2089.46ポイント        -25.03ポイント(1.18%)
 CME日経平均先物      1万9365円           -175円(1日大証終値比)
 10年物国債金利        2.1760%            +0.0410%
 ニューヨーク原油       60.40ドル             +1.47ドル
 GOLD              1193.20ドル           +6.4ドル
 ドルインデックス        95.11               -0.33 


 昨日の米国株は、信用規制強化から中国本土株が急落したことや、ギリシャへのIMF支援打ち切り報道を受け欧州株が下落した流れを受け、反落してスタートしました。 また、朝方発表された貿易赤字額(3月)が予想を大はばに上回り、2008年10月来の水準に増加したことも、国内景気の弱さを表すものと受け取られ、終日売られる展開となりました。世界的に債券への見方が変化し始めており、これに伴う運用の見直しも売りの増加につながっているようです。原油や金にくわえ、このところアルミや銅など非鉄金属の市況が上げていることもインフレの兆しと受け止められ、金利上昇に弱いハイテク株が売られるなどし、ほぼ全面安商状に…。週末に雇用統計の発表を控えていることも見送り要因となり、引け近くにニューヨークダウはこの日の安値1万7905ドル(前日比165ドル安)をつけていました。結局、主力3指数とも3日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り649、値下がり2515(NASDAQ市場は、700ー2104)。

 ダウ30種は、値上り1(VISA+0.58%)、値下がり28、変わらず1(マクドナルド)。金利上昇を嫌気しNASDAQ市場でハイテク株などモメンタム株が売られた流れを受け、アップルが2.25%下落したのをはじめ、マイクロソフトが1.33%、インテルが1.65%、GEが1.28%、それぞれ下落。ホームデポが1.82%下落するなど採用銘柄中10銘柄が1%超えの下落となり、指数の足を引っ張りました。業種別で上昇したのは、海運のみ。消費者金融、非鉄、鉄鋼などの下落幅が小さかったようです。一方、紙パルプ、不動産サービス、家電、不動産投資などが下落上位。

 NYダウは、3日ぶりに反落。引き続き三角持ち合いの範囲内の動きが続いています。S&P500も、一旦は持ち合い離れになったものの、昨日の下げで再び三角持ち合いの範囲内に引き戻されてしまいました。NASDAQ総合指数は、25日線、50日線を下回ったものの、上昇トレンドは持続中。上昇中の75日線を意識し、底値模索の動きに…。利上げの実施時期が読めない中、長期金利が上昇。昨日は2.2%台に入ってきました。ビルグロスなど著名投資家から債券の終焉を唱えるものが増えており、今後、ポートフォリオの見直しが強まる可能性も…。前回レポートでも内外の債券市場で起きている変化について書きましたが、どうやら、変化が本格的になりそうな感じになってきました。市場は、金融相場から業績相場に移行する過程で起きる「中間反落」を経験していないだけに、債券市場の動きから目が離せなくなってきました。

 米国株は、3日ぶりに反落。円は、米株安や、弱い景気指標を受け、対ドルは119円80銭台に上昇。対ユーロは強い欧州の景気指標を受け134円台に下落。CME日経平均は、1日大証終値を175円下回る1万9365円で帰ってきました。レンジは、1万9320円~1万9795円。出来高は、前日比2万5000枚増の4万2998枚。CMEの下落幅は420円(2.1%)と米国株の下げを上回っています。昨日も書いたように、週末にオプションSQを控えており、清算価格を巡って低くしたい弱気筋と高くしたい強気筋の思惑がCME市場でぶつかり始めたようです。明日から連休明け相場となりますが、明日が、英国総選挙、週末は市場が一番気にしている金利動向を売らなう雇用統計結果の発表…と、重要イベントが控えており、投資家も大きな動きはできにくいと思われます。明日は、オプション清算値をめぐって指数は荒れ模様か…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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