大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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円高を嫌気した売りが外需株や主力株に入り、日経平均、TOPIXとも続落…商社など出遅れ主力株に押し目待ちの資金が入るなど、全体はぞ小型い動き
 本日発表された5月29日現在の先物売買にともなう裁定買い残は、前週比3064億円増の3兆8357億円となりました。5月半ばに増加に転じて以来、3週連続の増加。増加額は5500億円になります。買い残は、昨年9月の水準を抜き4兆円大台に迫ってきました。来週末にメジャーSQを控えており、先物筋の動き次第では裁定解消売りが株価を圧迫することも予想されます。特に、TOPIX型に米系証券が大量の買い玉を抱えており、これが9月限りにロールオーバーされるのか、解消されるかに関心が集まっています。このところ株価の頭が重くなっているのも、メジャーSQを無事に乗り切れるかどうかを見ている投資家が多いためといわれています。5月中旬から指数は上げ足を速めましたが、裁定買い残の増え方を見ると、先物買いの影響が大きかったことがわかりますね。過剰に警戒しすぎることはありませんが、来週末までは先物の処分の仕方では、「指数的」には多少の波乱はあるとみて置いた方がよさそうですね。

 本日の日本株は、円相場が123円台に上昇したことを嫌気し朝方から売りが先行。CME日経平均先物終値(2万425円)にさや寄せする先物売りが入り、日経平均は、前日比100円安の2万443円でスタート。寄り後も円上昇を嫌気した売りが電機や自動車など外需株に入り、寄り後まもなく日経平均はこの日の安値2万397円(前日比146円安)をつけました。ただ、先物価格が2万390円と、CMEレンジ下限(2万400円)を切ると先物に買戻しが入り、引けにかけ指数は下落幅を縮小。一時、前日比38円安の2万505円まで戻す場面もありましたが、今晩ギリシャ債務支援に関するECB理事会を控えていることから警戒的な売りも入って再度下落幅を拡大。日経平均、TOPIXとも続落して終了しました。

 結局、日経平均は69円68円安(0.34%)の2万473円51銭、TOPIXは4.22ポイント安(0.25%)の1669.99ポイントと、ともに下落。出来高は、東電、みずほ人気の一服から、前日比3億6600万株減の24億689万株、売買代金は、約2600億円減の2兆5593億円と、ともに減少。騰落状況は、値上り802、値下がり951。業種別は、石油石炭、紙パルプ、金属、鉄鋼、保険、卸売などを上位に15業種が上昇。ゴム、不動産、食料品、空運、医薬品などが下落。相変らず個人を中心にした短期資金の動きが活発で、MERS関連の日本エアーテックが続伸したほか、炭化ケイ素繊維の生産を本格化する日本カーボンが急伸するなど、物色意欲の強さを映す動きが続いています。

 今日の終値での日経平均とTOPIXのサイコロは、10勝2敗(83%)と、前日から低下。日経平均RSIは、前日から10ポイント上げ91%に、TOPIXは7ポイント上げ91%に、それぞれ前日から上昇。25日線かい離率は、日経平均が+2.2%、TOPIXは+2.44%と、ともに前日からかい離が縮小。計算上の関係でRSIが一気に過熱状態になりましたが、今後上昇した数字が落ちていきますので、低下のピッチは速まりそう。指数系は、加熱からの調整過程…。物色の広がりを見る、騰落レシオは前日比横ばいの109%と、警戒ゾーン(120%超え)に入る一歩手前で足踏み状態。循環買いがうまく機能していることをうかがわせます。指数に関しては調整色が強まってきましたが、今のところ明確な売りサインは出ていません。日経平均三本新値の陰転値は、2万472円58銭ですが、今日は首の皮一枚の1円差で陰転は免れました。

 レポートでは、5月下旬から指数は調整気味の動きに入っている…として、個別株にスイッチすべきとしてきましたが、6月にはいり、指数のモメンタムの低下が目立ってきました。直近レポートでは、下値の支持ゾーンも図示しておきましたが、外部環境に大きな変化がなければ、来週にかけて、このゾーンまで調整するのではないでしょうか。ただ、指数は短期的に調整に入っても、今の相場は先高観が強く、大きく下げない限り短期資金は健在。その時、その時に出てくる材料を消化しながら波乗り相場が続いていくものと思われます。また、今日の動きにもあったように、押し目を作ると商社や通信など出遅れ気味の大型株に買い物が入ってきます。以前から、買い遅れた投資家で押し目を待っている人が多いようですが、思ったような押し目をつくらないため、ちょっとした押し目が入ると、持たないリスクをかかえるより、ちょっとでも買っておこうという動きに出てきます。個人も高値で益出しした資金がそのままになっており、これも買い場を探している状態…。おそらく、みんなが思うような押し目は出てこないものと思われます。かといって上値も買えません。したがって指数は狭いレンジで動くようになるのではないでしょうか。ただ、下値の懸念がないことから、短期資金の動きはますます活発になり、低位株のかさ上げやPBR1倍への修正高、個別の材料株を追う流れなど、各論は結構賑わう流れになるものと思われます。

 今日の動きを見ても、このブログやレポートでも注目してきた新日鉄住金が350円大台に乗せてきたほか、他の注目株も動き出したものが増えています。制御機器関連の銘柄も、レンジ相場を抜け出し、やっと上値取りを始めてきました。まあ、底練りに儒分時間をかけていますから、案外予想外の相場を出してくるかもしれません。とにかく、指数の動きと個別の動きは分けて考えておくことが大事です。今日も、新興市場株は高く終わっていますが、やはり、先物や裁定取引の影響を受ける指数を避け、影響を受けにくいところで勝負しようという流れがでているようです。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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