大仏さんの「株やぶにらみ」
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円安を受け高よりスタートも、オバマ大統領のドル高懸念発言を受けた円買戻しから指数は乱高下。結局、小幅続落して終了…個別材料株は指数離れで堅調な動き
 先週発表された米国のISM製造業景況指数や雇用統計の内容は、イエレンFRB議長が言い続けてきたように、経済が1月~3月期の落ち込みから回復に向かっていることを示す内容になりました。労働参加率の上昇や失業率の上昇を見ると、上向きの景気を受け、これまで職探しをあきらめていた人が労働市場に戻ってきているほか、就業者がより良い職を求めて転職する動きが強まっていることを暗示。平均時給も先月の0.1%の伸びから0.3%に拡大するなど、人の動きや賃金面で景気が上向き始めたことを示しています。また、今日朝発表の日本の1月~3月期GDP改定値は設備投資が速報の0.4%増から2.7%増に増加。これが数字を押し上げ、成長率は速報の2.4%増から、3.9%増に上方改訂。ネット通販や小売り業の物流改革が進んでいることや、インバンド客の増加から宿泊業が設備の増強を図るなど、最近の株式市場での動きを数字の面で裏付けるものとなりました。

 ともに景況感が改善していることもあり、このところ長期金利が上昇。株式市場は頭から冷や水をかけられた格好になっています。日米とも、大型主力株に頭打ち感が出る一方、日本では小型株指数が上げる反面、大型株指数が下落。米国でも、主力株が下落する一方で、小型株で構成するラッセル2000が堅調を続け、ニューヨーク市場で52週安値を切る銘柄が増加する一方、NASDAQ市場では52週来高値を更新する銘柄が増加する…という変化が起きています。当面は金利がどのレベルで頭打ちになるか…それを探る動きから、今のような相場展開が続くことになるのでしょう。

 週明けの日本株は、週末のCME日経平均先物が円の125円台への下落を受け、上昇して帰ってきたことを好感。朝方発表のGDP改定値が上方修正されたこともささえとなり買いが先行。CME終値(2万580円)にさや寄せする先物買いがリードし、前週末終値を77円上回る2万537円と反発して始まりました。しかし、円が下げ渋っているところに、G7でオバマ大統領がドル高への懸念を表明したことが伝わると、円を買い戻す動きが強まり、同時に株先物に売りが入り相場は反転。裁定解消売りも入り、前場半ばに日経平均は、この日の安値2万359円(前週末比101円安)を付ける場面もありました。しかし、先物が前週末のCMEレンジ下限(2万360円)まで売られると、買戻しが入りだし、次第に下落幅を縮小。後場に入ると、手がかり材料難もあり前週末引け値付近でのこう着した動きになりました。G7開催地の三重県志摩市開催決定を受け、近鉄や三重交通、TASAKIなど関連株など個別の材料株が買われる一方、主力株の調整が続くなど、全般は好循環が効いているようです。

 結局、日経平均は、3円71銭安(0.02%)の2万457円19銭、TOPIXは、5.07ポイント安(0.30%)の1661.99ポイントと、ともに続落して終了。出来高は、前週末比2.1億株減の21億1708万株、売買代金は、同1700億円減の2兆2881億円。騰落状況は、値上り856、値下がり875と、ほぼ半々。業種別は、石油・石炭、その他金融、倉庫・運輸、海運、非鉄など13業種が上昇。電気ガス、空運、サービス、精密、鉄鋼などを上位に20業種が下落。

 今日の終値での日経平均とTOPIXのサイコロは、8勝4敗(66%)と、ともに低下。警戒ゾーンの75%を下回ってきました。日経平均RSIは、3ポイント下げ81%に、TOPIXは7ポイント下げ71%に、それぞれ低下。TOPIXの調整ピッチが速まっています。25日線かい離率は、日経平均が+1.8%、TOPIXは+1.6%に、それぞれ低下。指数は12連騰時の数字が順次落ちて行っており、過熱感は順調に解消されています。物色の広がりをみる騰落指数は109%と、横ばい。いまのところ循環が、うまく効いているようです。

 まあ、今週末にメジャーSQを控えていますから、今日の前場のように荒っぽい動きが出るのも仕方がないところでしょう。ただ、指数が波乱下からといって、中小型株から逃げ強うな動きもなく、個人を中心にした物色意欲は健在のようです。今日の、GDP改定値を見ても、j日本経済の底辺は確実に変化し始めています。個人消費が回復しないと指摘する向きもありますが、景気の回復はステップを踏みながら進んでいくもの…。給与の本格上昇を背景にした個人消費の増加は、回復末期に起きてくる現象。相場の方は、めに見える前に織り込んでいくものです。どうも、マスコミの雑音が多く、国内の投資家ほど景気の回復を信用していないようですが、資産価格の上昇→高額品消費の増加→投資の増加…と今の日本経済は、着実に回復のステップを歩んでいます。それも、循環型のものではなく、株主還元やROE重視の経営などデフレ時の企業の行動とは大きく異なる変化が出ています。これに早く気が付かなければいけませんね。だれの目にも回復が明らかになった時は、相場は末期段階に来ているはず…。株価水準を気にする人が多いようですが、投資家の心理は、まだまだ「懐疑」の段階…。早く、強気になった人が勝ち…。

 レポート銘柄に関しては、堅調。山一電機と直近レポートで取り上げた、山洋電気が値上り上位に入っていました。自動運転関連の2銘柄も堅調。当面は、持続して値幅を稼ぐ一方で、どこで主力に入るかを探るところ…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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