大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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ギリシャイベントの一巡で関心は企業業績へ。予想を上回るハイテク企業決算や、シティ決算などを受け反発して終了…NASDAQ総合指数は過去最高値を更新
 おはようございます。 昨晩は体調が悪く早めに床に就き書き込みができませんでした。ご容赦!
 昨日発表の投資主体別売買動向(6日~10日売買分)で海外投資家は4179億円の売り越し。これに対し、個人は5066億円を買い越し、引き続き逆張り姿勢を顕示しています。先物売買では海外投資家は1兆1500億円を売り越しており、6月下旬以降の下落が海外投資家の売りに起因していたことを改めて示した格好です。一部にいわれていた、中國市場で売買停止銘柄が相次いだため、ヘッジ的に日本株の先物を売った…という話しはどうやら本当だったようです。ただ、中国株の落ち着きとともに日本株も大きく反発してきましたが、このヘッジ売りされていた分の買戻しが上げのエネルギーになっている可能性もあります。個人投資家は、徹底した逆張り方針を貫いており、高値を更新してくると一斉に売りに回り、株価の頭を押さえてきましたが、2万円付近で買われた現物、先物を合わせた6540億円の玉がどう動いてくるか…。海外投機筋も個人にやられっぱなしですので、動きが気になるところでしょう。指数売買をめぐる対立なんか気にしないで、業績上方修正期待、自ら市場を開拓できる成長性を持った企業をしっかり集めていくところ…。 

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万8120ドル25セント      +70ドル08セント(0.39%)
 NASDAQ総合指数     5163.18ポイント         +64.24ポイント(1.26%) ←過去最高値
 S&P500            2124.29ポイント         +16.89ポイント(0.80%)
 CME日経平均先物     2万0685円            +125円
 10年物国債金利      2.3520%              +0.0020%
 ニューヨーク原油      50.91ドル             -0.50ドル
 GOLD             1143.90ドル            -3.50ドル
 ドルインデックス       97.63                +0.47 
 

 昨日の米国株は反発。ギリシャへのつなぎ融資の決定やECBの支援融資枠拡大を受け、欧州株が続伸した流れを受け買い先行でスタート。前日発表されたネット映像配信のネットフリックスやシティグループの好調な決算内容を好感。好決算が期待出来る銘柄に幅広く買いが入り、終日上げる展開に…。ネットフリックスの上げがハイテク株全般の見直し買いにつながり、NASDAQ市場の上げが大きく、NASDAQ総合指数は6月24日以来の史上最高値更新となりました。ただ、年内利上げ確率の上昇からドルが買われたことから、多国籍企業が多いニューヨークダウの動きは鈍く、終日値幅は66ドルと小幅なレンジの動きとなりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2225、値下がり973(NASDAQ市場は、1879-962)。VIX指数は、1.12ポイント下げ12.11に低下。

 ダウ30種は、値上り26、値下がり4。ハイテク株の見直しから、マイクロソフトが1.94%、IBMが1.47%、アップルが1.33%、それぞれ上昇。全体で8銘柄が1%超えの上げ。一方で、決算が見通しを下回ったユナイテッドヘルスが、0.74%下落。この日冴えない決算を発表したゴールドマンザックスが0.84%下落。同社の指数寄与度は採用銘柄中最大で、ニューヨークダウの足を大きく引っ張りました。業種別は、インターネット、ソフトウエアサービス、小売り、紙パルプなどが上昇。石炭、家電、自動車部品、アパレル、耐久消費財などが下落。

 NYダウは反発。ドル高やGS決算が上値を抑え、依然、ボックス上限ラインを抜け切れない状態。一方、ネットフリックスやバイオ関連企業など成長企業が多いNASDAQ総合指数は、史上最高値を更新。想定通り、NASDAQ市場が全体をリードするパターンいなってきました。引け後に発表されたグーグルの決算は利上げは予想を下回ったものの、利益は予想を上回り、夜間取引で上昇。成長企業への見直しが続きそう。一方、ドル高が再び強まり、エネルギーや資源価格が下落を始めたことや、多国籍企業の業績への影響が強まることもあり、ニューヨークダウにとっては逆風に…。二極化の動きが加速しそう。

 欧米株は上昇。円は、年内利上げ確率が高まったことでドルが主要通貨に対し上昇。対ドルは124円10銭台に下落。対ユーロは135円飛び台に上昇。CME日経平均先物は、大証終値を125円上回る2万685円で帰ってきました。レンジは、2万515円~2万700円。出来高は5800枚減の2万8032枚に減少。本日の日本株は、欧米株高を受け堅調に推移しそう。ギリシャ関連のイベントが終わったことで、関心は中国に移転。今日が先物決済日にあたり後場の動きが注目されます。円安を好感し外需株の動きが注目されますが、戻りの一巡感があることから、引き続き内需系や小型株が注目されそうです。引き続き、指標株としての野村ホールディングスの動きに注目。また、上昇中の25日線上にあるゼネコンや食品も注目。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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