大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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アップルなどハイテク株のさえない業績発表が尾を引き売りが増加。主力3指標とも続落して終了
 おはようございます。 
  アップルショックだそうです。アイホンの売り上げが小幅に予想を下回ったほか、ガイダンスが予想を下回ったことも嫌気されたようです。ただ、もともと、同社のガイダンスは低めに出されることは市場も承知済みのはず…。やはり、市場が一番関心を持っていたアップルウォッチに関し詳細を発表しなかったことが、市場の憶測を生んだようです。アナリストらは、400万台程度の売り上げを見込んでいたようですが、発表された内容から推測すると、半分の200万台程度ではないか…としたことが伝わり、売りが加速したようです。ただ、決算発表後の夜間取引では7%近い下落になっていましたから、昨日の立会になってからは、やや冷静になったところもあるようです。投資判断を引き下げた会社は1社だけといいます。200日線が迫っており、落ち着けば押し目買いも入ってきそうです。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7851ドル04セント        -68ドル25セント(0.38%)
 NASDAQ総合指数        5171.07ポイント           -36.35ポイント(0.70%)
 S&P500               2114.15ポイント           -5.06ポイント(0.24%)
 CME日経平均先物        2万0640円              +80円
 10年物国債金利         2.3220%                -0.0180%
 ニューヨーク原油         49.19ドル               -1.67ドル ←予想(-230万バレル)上回る在庫増(+250万)
 GOLD                1091.50ドル             -12.00ドル
 ドルインデックス          97.45                 +0.14 


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアップル決算への失望が尾を引き、売りが先行。赤字決算になったマイクロソフトなどハイテク株が売られ反落スタートになりました。寄り後に、6月中古住宅販売件数が2007年2月来の水準に増加したことが伝わり、下落幅を縮める場面がありましたが、ハイテク株決算への懸念が続いたほか、イランが1700万バレルの在庫の放出方針を提示。予想外の在庫増も嫌気され原油価格が40ドル台に下落したことも売りを誘い引けにかけ下落幅を拡大。引け近くにニューヨークダウは、この日の安値1万7807ドル(前日比112ドル安)をつけていました。引けにかけ、やや下落幅を縮めたものの、主力3指数とも続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1330、値下がり1838(NASDAQ市場は、1355-1456)。VIX指数は、0.10下げ12.12に低下。指数の下落が示すほどには、先行きは警戒されていないようです。

 ダウ30種は、値上り11、値下がり19。JPMモルガンが1.42%上昇、この日予想を上回る決算を発表したボーイングが1.015上昇。住宅補修用商品メーカーを買収するホームデポが0.9%、GSが0.83%、それぞれ上昇。一方、決算内容を嫌気したアップルが4.23%下落、ドル高を嫌気したキャタピラが2.99%下落。前日さえない決算を発表していたIBMが1.67%、マイクロソフトが3.68%、ユナイテッド・テクノロジーが1.13%、それぞれ下落。7銘柄が1%を超える下落となり指数の足を引っ張りました。業種別は、住宅建設、家電、医療サービス、銀行、保証などが上昇。非鉄、コンピュータハード、テクノロジーハード、半導体・同製造装置などが下落。

 NYダウは続落。以前から指摘してきたボックス下限へ向けての動き…。200日線を意識して買戻しが入り、やや下落幅を圧縮。NASDAQ総合指数も続落しましたが、6月24日高値(5164ポイント)」に届いたところからセオリー通り反転、陽線引けしており、基調の強さを感じさせます。ニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数は338と、過去、流れが変化するケースが多かったレベルまで増加しており、底打ちする時期は近そうです。

 欧米株は続落。円は、米国の強い住宅関連指標を受け、対ドルは123円90銭台に小幅下落。対ユーロは135円40銭台と小動き。CME日経平均先物は、大証先物終値を80円上回る2万640円で帰ってきました。レンジは2万530円~2万680円。出来高は、前日比4000枚減の2万5234枚。本日の日本株は、欧米株安や米ハイテク株の下落が嫌気されそうですが、回復色を強める個人消費や設備投資増など日本固有の景況感の良さに注目した買いから堅調な動きになりそうです。原油価格の50ドル大台割れから、原油安メリット株が引き続き買われそうなほか、仕手化し始めた人材派遣、インバウンドにくわえ国内消費者需要も上向いてきた小売り関連など、内需中心に買われそうです。レポート注目のスタートツデイ、野村HD…。今日は24節句の「大暑」ですが、流れの変化はあるか?
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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