大仏さんの「株やぶにらみ」
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米株急伸や円安を好感し、戻り高値に迫ったものの、中国の元切り下げ発表を受け、反落。TOPIXは10日ぶりの下落。
7月24日に中国人民銀行は元切り下げの方針を示していましたが、時期や切り下げ幅については、明確な数字を示していませんでした。今日の発表(約2%の切り下げ)は唐突のような印象を受けましたが、市場はすでに中国が元切り下げに踏み切るものとして動いていましたので、ある程度は織り込んでいるものとは思いますが…。通貨切り下げは、近隣窮乏化策とも呼ばれ、周辺諸国への影響が大きくなります。また、中國と関係が深い欧州のへの影響も出てきそうです。中国人民銀行の周総裁は「一回限り…」の措置としていますが、今回の措置が、手っ取り早い景気刺激策として輸出振興を狙ったものであることは確か。一回で効果が無かった場合、2度、3度と続かないとも限りません。以前に比べると、外貨準備の積み増しなど、新興国側の財務が強化されており、大きなショックにはならないものと思われます。ただ、1997年のアジア通貨危機が、1994年に中国が元の対ドルレートを5.76元から8.61元に50%切り下げたことに端を発していることは頭に入れておく必要がありそうです。

 本日の日本株は、米国株の急伸や円の下落を受け、買い先行でスタート。CME日経平均先物終値(2万905円)にさや寄せする先物買いにリードされ、日経平均は、前日比112円高の 2万920円と続伸して始まりました。海外国際商品高を受け資源株が買い戻されたほか、業績好調のゼネコン株も買われるなどし、一時は6月24日につけた戻り高値(2万953円)にあと6円まで迫る場面がありあした。ただ、高値に接近したことから、先物に益出しの動きがでて伸び悩み始めたところに、中国の元切り下げの報がはいり、市場は売りに傾斜し下落幅を拡大。後場寄りには、この日の安値2万582円(前日比226円安)をつけています。売り一巡後は、好業績銘柄を買動きや先物を買い戻す動きも入り、引けにかけたは下落幅を圧縮。結局、日経平均は5日ぶりに反落。TOPIXは10日ぶりに反落して終わっています。

 結局、日経平均は87円94銭安(0.42%)の2万0720円75銭、TOPIXは3.69ポイント安(0.22%)の1687.60ポイントで終了。出来高は、前日比2億3500万株増の24億2557万株、売買代金は、3144億円増の2兆9723億円と、ともに増加。元切り下げを嫌気して益出しの動きが強まったようです。騰落状況は、値上がり817、値下がり962。内需系業種が売られる一方で、外需系が買い戻されるリターン&リバーサルの動きが強まりました。今日もNT倍率は12.28に低下。TOPIX優位(小型物)の展開が継続中。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗、TOPIXは9勝3敗と変わらず。日経平均RSIは7ポイント上げ55%に、TOPIXは8ポイント上げ65%に、それぞれ上昇。25日線かい離率は、日経平均が+1.3%、TOPIXが+2.45%と、ともに前日からはかい離が縮小したものの、日経平均に比べたTOPIXの水準がかけ離れていることが注目されます。また、物色の広がりをみる、騰落レシオは7ポイント上げ115%に上昇。警戒ゾーンの120%超えに近づいてきました。NT倍率の動きに注意したい。レポートでも解説したように、円相場は、黒田ラインを突破後、このゾーンの上で動き始めています。また、元の対ドル切り下げの影響で対ドルで円が売られる可能性があることも注目点 。

 まあ、中国の動きにはびっくりしましたが、今日の朝も書きましたように、7月最終週にかけて、個人と投信が3000億円以上先物を買い越していましたので、2万900円付近なら十分に益出しができる水準。寄り付きの買い一巡後に全般が伸び悩んだのも、この辺りの売りが出ていたのではないでしょうか。まあ、中國サプライズが無くても、安くなっていたのかもしれません。ただ、押し目から切り返したように、安いところを待っている投資家も多く、結局、膠着状態で終わってしまっています。まあ、月末まではこんな感じの動きになるんでしょう。現在のポジションを抱えたままで、待っていてもそんなに変わりはないかもしれません。いわれない売り方をされているものを、押し目で買うなど、腕力で売られているものに投資妙味…。人材関連、機械関連、堅調な動きでした。インバウンド関連も元切り下げはありますが底堅い動き。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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