大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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米株高を受け続伸スタートも、PKO追加策はないとの失望感から中国株が急落したことを嫌気。先物筋の仕掛け的な動きもあり、反落して終了
 中国の唐突な元安誘導や、昨日の4~6月GDPのマイナス転落など不透明材料が続いたことから、市場に慎重姿勢が強まってきたようです。世界の資金の流れにリスクオフの動きがあることは昨日も書きましたが、だからと言って、日本株に対して弱気になるのもいかがなものか…と思います。大体、中国政府が一番気にしているのは中国国民の動向。自ら株高を煽り立てて失敗、今度は、法令に違反して危険物を過剰に保管。大規模な爆発事故を起こした天津市の惨事…。大きな失敗を立て続けにやってしまいました。倉庫を管理する企業の大株主に同市の幹部や家族の名前があり、劇薬の管理に手心が加えられたのでは…との観測もあります。生産物質などで汚染された広大な地域は、再建の障害になるほか、生活の基盤を奪われた国民も多く、対処の仕方を間違えると、非難の矛先は、直接、中国共産党に向いて来ることになります。これを避けるためにも、何らかの大きな対策が打ち出されてくるはずです。

 また、日本のGDPのマイナス成長も以前から言われてきたこと…。株価には織り込み済みになっていたはずです。安保法制にのめりこみ過ぎ経済対策がおざなりになっていましたが、経済成長率のマイナス転換を受け、安倍首相もインパクトのある対策を打ち出さざるを得なくなってきます。また、日銀も、2%の物価上昇率達成は空手形になりそうですが、景気減速が7~9月期に及びそうになれば、当初の予想通り、12月にも追加緩和実施の可能性も出てきます。とくに、好業績を背景に年末の一時金支給額が増額する可能性があることも消費を支えてきます。今の株価は、このようなもろもろのことを織り込んで動いていることを忘れてはいけません。まあ、慎重になるのもいいですが、動かない指数に嫌気がさしてものの見方がマイナス思考になるのはいかがなものでしょう。

 さて、本日の日本株は、昨日の米株高、CME日経平均先物高に支えられ、続伸して始まったものの、CME日経平均先物レンジ上限(2万675円)上限に近い、2万660円を付けると先物に売りが増加。頭の重い動きになっていたところに、中国株が下落してスタート。中国証券当局が、「市場からの資金の引き上げは短期間に実施しない方針」と早すぎるPKOの出口論を示すと、「追加的なテコ入れ策の実施は無い」と市場に受け止められ、昼近くから下落幅を拡大。これを受け、先物筋の売り攻勢も強まり、裁定解消売りなどから、日経平均も下落幅を拡大する展開に…。主要な投資家の模様眺めが続いており、市場参加者の少ない時期を狙った投機筋の仕掛け的な動きが強まってきました。日経平均の終日レンジは2万545円~2万663円と小幅。

 結局、日経平均は、65円79銭安(0.32%)の2万0554円47銭、TOPIXは、0.65ポイント安(0.04%)の1672.22ポイントと、ともに反落して終了。出来高は、前日比1億株増の18億115万株、売買代金は830億円増の2兆0309億円と、前日比で増加下ものの、薄商い状態。騰落状況は、値上がり950、値下がり821。業種別は、海運、銀行、保険、医薬品などを上位に15業種が上昇。石油・石炭、鉱業、サービス、精密機器などを上位に18業種が下落。
 
 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(50%)、TOPIXは、8勝4敗(66%)と、ともに前日から低下。日経平均RSIは、前日から2ポイント下げ58%に、TOPIXは1ポイント下げ70%に、それぞれ低下したものの、TOPIXの強さが続いています。25日線かい離率は、日経平均が-0.1%と25日線を割り込んできたものの、TOPIXは+0.67%と同線上を維持しています。前日警戒ゾーン入りした騰落レシオは8ポイント下げ113%に低下しています。日経平均が指数売買の影響を受け弱含むなか、かさ上げ的な動きが続き、TOPIX、騰落レシオの堅調が続いているという格好。

 直近レポートで、NT倍率の低下は一巡したものの、先週末までに、中間的な屈折ゾーンにきており、短期的にダブル底を確認するような動きとなり、内需系や小型株が買われそう…としましたが、予想通り先週木曜日の12.35倍から今日は12.29倍に低下。つれて、建設、銀行、不動産など内需系が上げたほか、かさ上げ的な動きもあり、小型株も上昇。このところ、レポート銘柄は、小型株にシフトしていたことから、今日は10銘柄が新高値を更新。他の銘柄も高いものが目立ちました。ただ、レポートでみ触れていますように、今回のNT倍率の低下は、12日の底に対するダメ底確認の動き…。やがて、上昇に転換する可能性が強まってきそうです。ウインパートナーズ、三栄建築設計、ホーチキなど薄商いで上げたもののありますので、流れの変化を感じたら、早めに益出して置くことも忘れずに…。まあ、今のところは、読み通りの展開です。 中国政府がどんなインパクトのある手を打ってくるか、注目されます。日本の協力が得られず、環境対策など10を超えるプロジェクトが止まっているといいますが、9月3日の「抗日戦争勝利70周年記念式典」終了後は、安倍首相の訪中を含め、いろんな事業が動き始めてくる可能性があることは想定して置く必要があります。天津市の爆発現場の土壌汚染問題も、中国独力での解決は難しそう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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