大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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中国株の一時的な急落を受けた、海外先物筋のウリ仕掛けや裁定解消売りに、大幅続落して終了…イベント控えで主力投資家が動けない隙を突かれた格好
 7月の海外からの訪問客は前年同期比50%増の194万人。年初からの累計は1106万人と。過去最高のペースが続いています。6月から7月にかけ中国株が急落していましたので、影響が懸念されましたが、とりあえずは、ホッとした観光関係者も多かったことでしょう。ただ、インバウンド関連もほかのテーマが無かったことから集中物色され、年間2000万人の来訪者分くらい織り込んだ可能性もあり、今後は、「理想買い」から「現実買い」に移行。銘柄選別が厳しくなってくるかもしれませんね。誘客が増加するのは良いのですが、受け入れのインフラ面で問題も生じ始めたようです。ワイドショーを見ていると、京都府警が知恩院付近で観光バスの駐車違反の一斉摘発に乗り出したことを取り上げていました。以前から業界に対し、違反をしないように通告をしていたようですが、守られないため実力行使に乗り出したようです。

 2000年ごろ、海外からの誘客を図る県内商工会議所や観光団体の台湾旅行博参加に同行取材したことがありますが、旅行代理店を回ると、どこでも奈良市内の駐車場についての質問が出ていました。台湾や中国の旅行代理店業界の価格競争は激烈で、奈良市内の駐車料金の高さがプランを作る時の障害になっているといい、無料で留まれる駐車場の整備はできないか…と要望があがっていました。その際、もし、整備ができなければ路上駐車が増え、トラブルがおきるかも…と、取材にたいして現地の業者が言っていましたが、10年以上たって現実のものになってきました。取り締まりを厳しくすれば、日本訪問の商品企画が減る可能性も出てきます。円安になった時点で現在の状況は予想されたはず…。インバウンド事業を始めてから15年近くたちますが、この間何をやっていたんでしょうね。

 さて、本日の日本株は朝も予想したように、中国株が、大手の投資家が売り逃げしたことが伝わり下落してスタートすると、先物筋のウリ仕掛けが入り、裁定解消売りを誘発。今晩、米国でFOMC議事録の発表を控え、大手の投資家が動けないすきをついて、売り崩されてしまいました。肝心の中国株は、中国人民銀行の資金供給があったことや、政府系投資機関の買いが入ったことで急反発しプラス圏で終わったものの、日本株は、裁定解消売りを吸収できず、ほぼ、安値引けになっています。
 直近レポートでは、7日売買分までの海外投資家の先物買い越し額が週間で5300億円に達していたほか、シカゴIMM通貨先物市場の対ドル円売り越しが、過去のピーク水準に近づいていたことから、「株先物買い・円売り」の買い仕掛けが行なわれた可能性があり、今週は、この解消から指数が波乱する可能性がある…と予想をしました。やはり、中国株が再度安値を取りそうになると、この解消(株先物売り・円買い)がでて、これが裁定解消売りを誘発。指数寄与度のファナックやユニクロなど常連のほか、円の上げを嫌気し、値がさハイテク株も売られ、指数を押し下げ。これを嫌気し、このところ値を伸ばしてきた銘柄も益出しにし済んでしまいました。まあ、買い越しの金額がそれほど大きなものではありませんから、本気で売り崩しに来ない限りは、そう心配をすることもなさそうです。

 結局、日経平均は、331円84銭安(1.61%)の2万0222円63銭、TOPIXは23.74ポイント安(1.42%)の1648.48ポイントと、ともに続落。出来高は、前日比3億株増の20億9975万株、売買代金は約4000億円増の2兆4254億円。騰落状況は、値上がり169、値下がり1652と、ほぼ全面安商状。NT倍率は、昨日の12.29倍から12,27倍に低下。想定通り倍率の低下が続いています。今日の終値での日経平均サイコロは、6勝6敗と前日比で変わらず。TOPIXは、7勝5敗(58%)と前日から低下。日経平均RSIは、18ポイント低下し40%と底値ゾーンに接近。TOPIXは19ポイント下げ51%に低下。25日線かい離は、日経平均が-1.7%に、TOPIXも25日線を切り-0.78%とマイナスかい離が拡大。指数のモメンタムは急低下。騰落レシオも15ポイント下げ、98%に低下。一気に調整色を強めてきました。

 まあ、先物筋のウリ仕掛けに沈んだ…という格好。海外投機筋は、避暑地に集まって情報交換しているようですが、休み明けにどこを責めるかを相談したんでしょう。以前から、中国の実態とかけ離れた株価や為替水準について言及しているところも多く、年後半にかけ、中國を変動相場制に追い込むような動きをしてくるかもしれません。いろんな意味で9月以降の夏休み明け相場は注意が必要です。今年の運気を見ると11月が最悪となっていおるほか、「中」が着くところの混乱がひどい…とありました。中東と主;つてきましたが、ここにきて、中国も浮上してきた感じです。まあ、杞憂で終わればいいのですが、とりあえずは、全体の立ち直りは、再出遅れの米国株の動きがカギを握ります。当面は、7月調整時と同様に、26週線(19987円)付近を想定しおけばいいのでは…。 
 まあ、こんな悪い相場でしたが、今日は、直近号でも取り上げた、日本M&Aセンター、タケエイ、エスエムエス、M3、タダノなどが上げ、新高値更新も3銘柄ありました。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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