大仏さんの「株やぶにらみ」
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中国追加緩和を好感し欧州株は急反発したものの、米国株は中国経済の先行きを懸念して6日続落して終了…本当はFRBの利上げを懸念した?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、引けにかけ急落しました。相変らずシステム売買がクラッシュを起こしているようですが、原因は中国経済への懸念といいます。本当にそうなんでしょうか。昨日発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数は、前月水準、予想を大はばに上回り、新築住宅販売は予想を小幅に下回ったものの、前年同月比は26%近い増加。米国景気は内需を中心に堅調に推移していることが、改めて確認されています。雇用の増加が、新築・中古住宅販売を押し上げているほか、消費者心理も改善させているという構図が浮かび上がってきました。国債市場の混乱から、FRBの9月利上げ説は遠のいている感じですが、昨日の短期金融市場では、再び、9月利上げ、12月利上げ確率が、ともに上昇しています。中国が追加緩和したことも、FRBが利上げをしやすくなった、との観測を強めています。昨日の米国株が後半にかけ崩れたのは、再び、9月利上げ説が勢いを増したため、とみることはできないでしょうか。今のイエレンFRB議長にとってのトラウマは、2004年のグリーンスパン議長時代に、利上げのタイミングを失し、利上げ後の立て続けに17回の利上げを重ね、オーバーキル状態から金融危機を招いてしまったこと…。予防的にも9月に小幅に利上げし、インフレ率の急伸などよほどのことがない限りは、当分追加利上げは無い…などのサインを送ってくる可能性はあります。ただ、、まだ次回FOMCまで3週間近くあり、市場の混乱を防ぐためにも事前に何らかのサインを送ってくることはありそうです。27日から始まるジャクソンホールの財政金融シンポジウムが、ますます、注目されます。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万5666ドル44セント       -204ドル91セント(1.29%)
 NASDAQ総合指数       4506.49ポイント          -19.76ポイント(0.44%)
 S&P500             1867.61ポイント          -25.60ポイント(1.35%)
 CME日経平均先物       1万7750円             +80円
 10年物国債金利         2.1330%              +0.1360%
 ニューヨーク原油         39.31ドル              +1.07ドル
 GOLD               1138.30ドル             -15.30ドル
 ドルインデックス         94.05                 +0.62


 昨日の米国株は、中国の追加金融緩和から欧州株が急伸した流れを受け、買いや買戻しが先行。急反発してスタートしました。この日発表された消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったことを好感。新築住宅販売が高水準を維持していたことも、買戻しを誘い、ニューヨークダウは昼までに、この日の高値1万6312ドル(前日比441ドル高)をつけていました。ただ、中国経済への懸念が残るなか、中国の追加金融緩和でFRBの利上げがしやすくなったとの観測が強まったことから、次第に売りが増加。引けにかけ、プログラム売買の売りや追証に伴う売りが出たことから、急落。結局、主要3指数とも6日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比約4億株減の12億6896万株。騰落状況は、値上がり1412、値下がり1776(NASDAQ市場は、1385-1495)。商いを見るとパニック的な動きは前日で一巡したようです。恐怖指数といわれるVIX指数は、11.6%下げ36.02に低下。

 ダウ30種は、値上がり2、値下がり28.投資判断の引き上げがあったアップルが0.6%上昇。ディズニーが0.56%の上昇。一方、メルクが5.2%、ファイザーが2.46%下落。シェブロンが2.91%下落するなど、10銘柄が2%超えの下落となり指数の足を引っ張りました。この日インデックスファンドの大口の売りが出たといわれ、この影響が出たようです。業種別は、バイオテクノロジー、家電販売、レジャーサービス、石炭などが上昇。貴金属、非鉄金属、住宅建設、金鉱山、電力などが下落。

 NYダウは、6日続落。前日安値を下回らなかったものの、引き続きシステム売買の影響を受けているようです。NASDAQ総合指数、S&P500は、昨年10月安値を切っておらず、引き続き、ドル高やエネルギー価格の影響を受けやすいニューヨークダウの弱さが目立っています。引き続き、底値模索の動きが続きそうですが、テクニカル指標は、週のRSIが22%に低下。リーマンショック時の22%に次ぐレベルに低下するなど、異常値の段階に入っており、相場的には「陰の極」の段階に…。システム売買が相場をかく乱していますが、一度流れが変わると、一気に上げに転じる可能性もありそうです。

 米国株は続落。円は、リスク回避の動きが弱まり長期金利が上昇したことを受け、ドルが主要通貨に対し上昇。対ドル相場は、119円10銭台に小幅下落。対ユーロは137円10銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を80円上回る1万7750円と反発して帰ってきました。レンジは、1万7650円~1万8845円。出来高は、6万枚減の18万枚。本日の日本株は、底値模索を強める展開になりそうです。j引き続き海外投機筋の売り崩しが懸念されるものの、昨日の新安値数852は、リーマンショック時の08年10月の1202から数え、過去22年間で5番目の高水準。日経平均予想PERも14.1倍台と異常値を出しています。今日の日経記事にみられるように、解約増の懸念にさらされているヘッジファンドが、中国株の代替えとして日本株を売り仕掛けしている可能性があります。大口の国内投資家が動き始めており、海外投機筋が一斉に巻き戻しに動く可能性もありそうです。今日あたりが焦点に…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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