大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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中国の追加金融緩和を好感した押し目買いや投機筋のポジション調整の買戻しなどから、7日ぶりに反発して終了
 中国の人民銀行は、昨日、政策金利と預金準備率を同時に引き下げる、という異例の緩和措置を講じてきました。株価の買い支えを放棄し、価格決定は市場に任せることとし、株価下落で出てくる悪影響は金融緩和で対処しようという事でしょう。まあ、バブル崩壊後、デフレ經濟に突っ込んでいく日本の稚拙な対応を研究し尽くしていますから、資産価格の下落が実態経済に影響を及ぼさないよう、うまくソフトランディングさせるものと思われます。過剰生産能力を抱え、倒産や人員削減など製造業の悪い話しばかり伝えられますが、上海などではサービス業の人手が足りない状態fが続いているといいます。まあ、産業構造の転換にともなう、停滞とみておけばいいのではないでしょうか。注意したいのは、過去、覇権国になりそうな国は大きなバブルとその崩壊を経験していること…。オランダのチューリップバブルや米国の1929年の大不況などが恒例。これをうまく治め金融力をつけた国が次の覇権国になってきました。日本は残念ながら、日銀の稚拙な対応で大きな富を失い、覇権国になれるチャンスを自らつぶしてしまいましたが…。ここからの、中国の対応は見ものですね。

 さて、本日の日本株は、7日ぶりに反発して終わりました。米国の利上げ懸念が強まり円が小幅に下落したことを好感。CME日経平均先物価格が、米株安にも関わらず反発して帰ってきたことが好感された格好。朝方から買い先行で始まり小幅高で推移したものの、追加緩和を受けた中国株の反応を見たいということで、模様眺め気分が強まる中、相変わらず先物を使った空中戦が続けられ、寄り付きの買い一巡後に、日経平均は一時、前日比100円近く下落する局面もありました。しかし、中国株が素直に反発して始まると、プラス圏を持続。後場に入り中国株が上げ幅を拡大してくると、先物に買戻しが入ったほか、電機や機械など中国関連で売られた個別株にも買戻しが入り日経平均も上げ幅を拡大。指数の上げにリードされる格好で先物買いや裁定買いが入り、引けにかけ右肩上がりの動きを続けていました。システム売買を続けていた海外投機筋が国内からの押し目買い圧力に負け、買戻しを余儀なくされたことが、今日の反発につながったといえそうです。

 結局、日経平均は570円13銭高(3.2%)の1万8376円83銭、TOPIXは46.32ポイント高(3.23%)の1478.97ポイントと、ともに反発。出来高は、前日比約13億株減の34億4739万株m、売買代金は、1兆1000億円減の3兆8000億円と、ともに減少。商い面から見る限りは、昨日がセリングクライマックスだったようです。騰落状況は、値上がり1792、値下がり92と、全面高。業種別は、33業種全てが上昇。電気ガス、保険、その他製品、その他金融、電気機器、証券などが上位。紙パルプ、水産・農林、海運などの上昇率が小さかったようです。

 今日の引け値での、日経平均、TOPIXサイコロは、ともに3勝9敗(25%)で変わらず。日経平均RSIは10ポイント上げ23%に、TOPIXは、同じく10ポイント上げ22%に、それぞれ上昇。25日線かい離率は日経平均がマイナス9.9%、TOPIXは-9.4%と、ともに前日から縮小。指数的には短期的な反発局面(25日線とのかい離修正)に入ったか…?騰落レシオは、9ポイント上げ76%に上昇。物色面のモメンタムも拡大方向に向かうか…。

 まあ、昨日の米国株の動きでもわかるように、コンピューターを使った高速のシステム売買が飛び交っており、この力関係で株価が短時間に乱高下するようになっています。日本も基本的には同じ。今日の先物売買を見ても欧州系証券1社が日経平均先物を10万枚売買しています。出来高が22万枚ですから、この一社でシェア半分を締めています。なかなか底打ち宣言といかないのは、このような先物の売買構造のために、此処を使う投機筋の出方ひとつで市場が動かされてしまうリスクがあるためです。まず、1社で先物市場のシェアが半分近くになっているということ自体が異常なのですが、これに対し何ら対策を打たない取引所の動きも異常…。以前から、今の先物市場については改善すべきだといってきましたが、マスコミもなぜかこのいびつな動きを書こうとしません。レバレッジの高さといい、やりたい放題を放置している姿勢といい、取引所は世界のたちの悪い投機筋を日本市場に集めようというのでしょうか…。何か変です。まあ、愚痴を言っても仕方がありませんが、彼らが手掛けるのは、指数と流動性の高い大型株…。だったら、彼らが入ってこれないところでやるしかないということですね。なかなか調整してくれなかった成長株の中には、週足の一目均衡表の「雲」上辺まで下がった銘柄も多く、時間軸さえ変えれば買っておいていいものは多く出てきました。まあ、想定通り26日に変化しました。しかし、相手は投資家の心理面まで逆手に取る投機筋…。まだまだ、安心はできませんね…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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