大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



中国市場の落ち着きや米GDP改定値の大幅上方修正を受け続伸して終了…FRBの金融性政策への懸念は継続
 おはようございます。昨晩は、急に炊事当番が回ってきて書き込みができませんでした。ご容赦!
 今回の下落は、QE停止や利上げ懸念などで下落した昨年10月の調整と同じで、あくまで需給によるもの…との見方をしてきましたが、何もファンダメンタルは変わっていないのに、一気に切り返しに入ってきました。昨日発表された投資主体別売買動向(17日~21日売買分)で現物は、海外投資家が3896億円の売り越しに対し、個人は3229億円を買い越し。相変らず海外投資家に逆向う動きをしていました。また先物売買では、海外投資家は日経平均型だけで6830億円近く売り越し。前週分(-3615億円)を合わせると2週間で1兆445億円という強烈な売り越し。これにたいし、先週だけで国内投資家が5200億円買い向かいましたが、結局、売り崩された格好です。今年前半の冴えない運用成果から、市場の不安心理に付け込んで、投機筋が売り仕掛けしたものでしょうが、彼らも怖いのは相場環境が変化すること…。特に米国の金利政策に神経をとがらせており、ジャクソンホール会合までには手仕舞いしてくる…としておきました。26日を変化日に挙げておきましたが、想定通り、変化してきました。やはり、需給要因だった、ということでした。ただ、今回も安値を拾った国内投資家の買い玉が上値を圧迫する構図は同じ…。買いコストからみて2万円大台超えが益出しのゾーンになるか…。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6654ドル77セント        +369ドル26セント(2.27%)
 NASDAQ総合指数      4812.71ポイント           +115.17ポイント(2.45%)
 S&P500            1987.66ポイント           +47.15ポイント(2.43%)
 CME日経平均先物      1万9045円              +475円
 10年物国債金利        2.1680%               -0.0040%
 ニューヨーク原油        42.56ドル               +3.96ドル
 GOLD              1122.60ドル              -2.00ドル
 ドルインデックス        95.78                  +0.50


 昨日の米国株は、中国人民銀行が追加緩和策実施後も、積極的に資金供給を続けているほか、株価も持ち直したことを好感。アジア、欧州株が続伸した流れを受け、買いが先行。朝方発表の4~6月GDP改定値が大幅に上方修正(+2.7%⇒+3.7%)も景気の先行き期待を強め、寄り付きから全面高商状で始まりました。GDP上方修正を受け原油市場にも買いや買戻しが入り、価格が急伸。エネルギーや資源株も買い直され、ニューヨークダウは、昼過ぎにはこの日の高値1万6666ドル(前日比381ドル高)をつける場面もありました。その後、カンザスシティ連銀・ジョージ総裁が、「景気はFRBが予想する通りの展開で進んでいる…」と9月利上げに含みを持たせた発言をしたことを嫌気。一時上げ幅を縮める場面もありましたが、アップルが複数の新製品を発表するのでは…との思惑や、原油価格が一段高したことを受け引けにかけ、再び上げ幅を拡大。結局、この日の高値付近で取引を終えました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2869、値下がり357(NASDAQ市場は、2217-655)。VIX指数は、前日比14%下げ26.10に低下。24日に付けた53.29から見ると半分のレベルに下げ、市場の動揺はかなり沈静化してきました。

 ダウ30種は、前日に続き採用銘柄のすべてが上昇。原油価格の上げを受けシェブロンが6.23%、エクソンが3.4%、キャタピラが2.4%、それぞれ上昇。景気敏感のGEが4.2%上昇するなど、全体のうち16銘柄が指数(2.27%)を上回る上昇率となり指数の上げをリード。業種別は、原油上げがデメリットになる空運が下落したのみで、非鉄、金属、産業資材など素材関連の上げが目立ったほか、エネルギー、バイオテクノロジー、銀行などの上げも目立ちました。

 NYダウは続伸。この日の上げで週足が陽線に転換。底入れ気運が高まってきました。昨日は、原油など他の商品でも買戻しの動きが入っており、短期的な市場の反乱は収束に向かってきたようです。金融危機の大底(2009年3月)を起点にする右肩上がりのレンジ相場内にも復帰してきており、このまま月足が完成すれば長期の上昇トレンドにも傷がつかなくて済みそうです。ただ、前日のダドリーNY連銀総裁の利上げ困難発言や、昨日のジョージ・カンザスシティ連銀総裁のタカ派発言で市場が大きくぶれたように、市場の利上げに対する警戒感はまだ残っており、ジャクソンホールシンポジウムで何らのヒントも得られなかった場合、市場は、16日、17日のFOMCまで不安定な状態に置かれることになります。今回の下落の要因は、中国問題ではなく、中國経済停滞の原因を作った米利上げ懸念にあることは、頭に入れていく必要があります。週足は、長い下ひげを引いた陽線に転換底入れの確度は高まっていますが、3日連続で上昇できるかなど明確な買いサインが欲しいところ…。

 米国株は続伸。円は、GDP上方修正を受け、対ドルは121円台に下落。対ユーロは、136円10銭台で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を475円上回る1万9045円と、大幅高で帰ってきました。レンジは、1万8480円~1万9070円。出来高は10万枚を割り込み、9万5429枚に減少。本日の日本株は、欧米株高やCME高を受け大幅高して始まりそうです。昨日は、戻った外需株を売り込むなど、弱気ポジションをとる投資家も多かったようですが、円が121円台に戻したことや、米国の設備投資の大幅上方修正(-0.6%⇒+3.2%)、アップルの複数新製品発表思惑などから、買戻しの動きが強まるかも…。投資家の資金は、循環買いしていますので、飛び乗りは避けたほうがよさそう。ジャクソンホール会合など、不安要因を抱えたままの週末ですが、今日の引け味は来週の相場を占う意味で注目されます。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ