大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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週末の日本株は、米国GDP成長率上方修正や中国株の続伸を好感。底打ち感の台頭から買戻しも活発化し、大幅続伸して終了
 台風15号、同16号とともに日本に襲来した株価急落の嵐は、想定通り26日を境に収まり、1万9000円台を回復して終了。終わってみれば、日経平均、TOPIXとも週足一目均衡表の「雲」上辺に接近したところから反転。以前からレポートで下値支持線としてみてきたライン上で終わってきました。また、テクニカル的には月足の大きな節を抜いた場合は、いずれこの高値の頭をたたきに来るのですが、今回は、まだこの動きが出ていませんでした。相場の勢いでやや行き過ぎましたが、この頭押さえも完了。テクニカル的には、一段高を狙うための足場固めに入ってきそうな感じになってきました。今回の調整の下値めどを1万8300円付近としたのも、テクニカルな経験則からでした。まあ、急落が一服したことで、犯人探しが始まっていますが、やはり、相場のトレンドにより、決まった方向に高速商いをするファンドなどの動きがあったとの説明が出てきました。今回の調整は、昨年10月と同様、利上げや中国景気減速、半島の緊張など投資家の不安に付け込んだヘッジファンドの売り崩しに、裁定解消売りや、下落トレンドにかけるシステム売買の売りが重なり、急落した需給の崩れによるものだった、といえそうです。

 ただ、これも明日土曜日に、ジャクソンヒルの財政金融シンポジウムで行なわれるフィッシャーFRB副総裁の講演内容次第では、どうなるかわかりません。米国株を見ると、依然、FRB関係者の発言で上下しており、何も出なければ、投資家は、再び、FOMCまで不安定な状態に置かれることになり、ややこしい投資家が動き始める素地を作ってしまいます。何しろ、ファンダメンタルなんか関係がないという連中ですから、W底を取るような動きを見せると、また動き始めるかもしれません。日本でも、先物の売買シェアが50%に達するような海外投資家がいますから、彼らの動きによっては、また、不安定な状態に置かれないとも限りません。まあ、個別銘柄で特定証券の関与比率が50%に達すると、監督当局から呼び出しをくらい大目玉を頂戴することになるのですが、先物市場ではお咎めは無いんですね…。今日の朝も、先週までの2週間で海外投資家が日経平均先物を1兆円超え売り越したことを書きましたが、これにかかる担保は…。これだけ市場をかく乱されても、何ら対策を打たないというのは、取引所も監督官庁も、よほど海外の投機筋が怖いんでしょうね。なにしろ、大量献金を通じて、米国の議会とつながっていますから…。

 本日の日本株は、米株高、円安を好感し、買いが先行。CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いに、高よりしてスタート。上海株式が続伸したことも支援し、終日上げる展開に…。円安を受け、売られ過ぎになっていた自動車や電気機器、リニア新幹線のトンネル工事を受注した建設株などが幅広く買われる展開に…。日経平均は、引け近くにこの日の高値1万9192円をつけていました。週末のポジション調整売りから、上げ幅を縮める場面もありましたが、指数連動商品に絡む先物買いなどから引けにかけ上げ幅を拡大。結局、日経平均、TOPIXとも3%を超える上げ幅で続伸しました。

 日経平均は561円88セント高(3.03%)の1万9136円32銭、TOPIXは49.39ポイント高(3.29%)の1549.80ポイントと、ともに続伸。出来高は、1.4億株増の29億5977万株、バイバイ代金は160億円増の3兆941億円と小幅な増加。騰落状況は、値上がり1822、値下がり61と、下げ止まった安心感から、押し目買いが増加。全面高商状に…。
 今日の終値での日経平均とTOPIXサイコロは、ともに5勝7敗(41%)に上昇。日経平均RSIは33%に、TOPIXRSIは32%に、それぞれ上昇。25日線かい離率は、日経平均が-4.8%、TOPIXは-4.47%と、前日からマイナスかい離は半分に縮小。騰落レシオは9ポイント上げ86%に上昇。モメンタムは反転上昇に向かってきました。底値圏では、「自分の気持ちほど信用できないものは無い…」として、客観性があるテクニカル指標を重視するように、と書きましたが、やはり、異常値を出した25日が底になりました。今回の下落は、相場環境の悪化を口実に投機筋が仕掛けたものでファンダメンタルの変化を伴うものではなく、あくまでも需給の崩れによるものとしてきましたが、なんとか、底値で売りたたくような愚行はしなくて済みました。

 まあ、前段でも書きましたように、まだ、投機筋は余力を持っており、週明け後の環境次第では、攻めてくる可能性はあります。ただ、中国株は、3日木曜日に海外首脳や特使を前に対日戦争勝利(実際に日本が戦ったのは、国民党なのですが…)祝賀パレードを実施することになっており、何より面子を大事にする中国共産党首脳としては恥を書かないためにも全力で株の買い支えをするでしょうから、来週は中国要因が足を引っ張ることはなさそうです。詳しくは、日曜日に発信するレポートで解説します。アウトソーシングやWDBホールディングスなど人材派遣の強さが光りましたね。直近号注目のファナックも反転。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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