大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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ECBの追加緩和思惑を受け続伸するも、雇用統計発表を控えたポジション調整売りから、高安まちまちで終了
 おはようございます。 昨晩は、急ぎの用事で書き込みができませんでした。ご容赦!
 昨日の日本株は、米国株の上げを受け反発して始まり、一時は386円高の1万8481円までありましたが、週明けの中国株への懸念から上値を買い上がる動きはなく、頭の重い展開に…。後場に入り、GLOBEX市場の米国株が軟調に推移すると、次第に先物売りが増加。引けにかけ上げ幅を縮小する展開に…。結局、日経平均は86円99銭高(0.48%)の1万8182円39銭、TOPIXは8.79ポイント高(0.61%)の1474.98ポイントと、ともに反発。中国市場が休場となり、先物売買が減少したことから、出来高は、前日比7億株減の22億2237万株、売買代金は、約6000億円減の2兆3717億円に、ともに減少。

 先物売買高は、中国市場が休場となり投機筋の自動売買が稼働しなかったためか、前日の約14万枚から、7万枚に半減しています。中国株の代替え市場として投機筋が日本株を売買していることが、出来高の急減をみても読み取れます。週明けも代替え市場としての売買が始まるほか、GLOBEX市場の米株動向にも連動させた自動売買もあるようです。このところ、日本株のファンダメンタルは、どこかに置き去りにされた格好で、先物に振り回される動きが続いています。中国のようにヘッジ目的でない先物売買の証拠金率を引き上げるなど、ちょっとはお灸をすえるくらいのことはしてもらいたいものですが…。まあ、これくらいの波乱では、当局は動かないんでしょうね。国内の投資家が、個別株売買で関与率を高めると、すぐにお咎めが来るのですが、先物市場では、売買シェアが1社で50%を超えても何のお咎めも無し…。これを世の中では「片手落ち…」というのですが…。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6373ドル76セント     +23ドル38セント(0.14%)
 NASDAQ総合指数      4733.50ポイント        -16.48ポイント(0.35%)
 S&P500            4733.50ポイント        +2.27ポイント(0.12%)
 CME日経平均先物      1万8220円           -10円
 10年物国債金利        2.1680%            -0.0250%
 ニューヨーク原油        46.75ドル           +0.50ドル
 GOLD              1124.50ドル          -9.10ドル
 ドルインデックス        96.36              +0.38        


 昨日の米国株は、中国市場が休場となるなか、ECB(欧州中央銀行)理事会が政策を据え置いたものの、景況感を引き下げ追加緩和に対し前向きな姿勢を示したことを好感。欧州市場が上昇した流れを引き継ぎ、買い先行で始まりました。この日発表のISM非製造業景況指数が予想を上回ったことも好感され、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万6550ドル(前日比199ドル高)をつける場面もありました。ただ、今晩、9月利上げの有無を占う雇用統計の発表を控え慎重姿勢が台頭。対ユーロでドルが上昇したことも嫌気され売りが増加。次第に上げ幅を縮小し、引け近くには、一時、マイナス圏に沈む場面も…。引けにかけては、雇用統計結果に対する思惑から売り買いが交錯。ニューヨークダウと、S&P500は続伸。NASDAQ総合指数は反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2028、値下がり1116(NASDAQ市場は、1459-1390)。VIX指数は1.8%下げ25.61に小幅低下。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり9。新型半導体への期待感からインテルが1.68%上昇。IBMが1.2%、シスコシステムズが0.97%上昇。増配を発表したベライゾンも0.82%上げるなどハイテク株が堅調だったほか、原油価格の上げを受け、エクソンが0.76%上昇するなどし、指数を下支え。一方、中国市場への懸念から、アップルが1.75%、キャタピラが2.07%、それぞれ下落。業種別は、半導体・同製造装置、アルミ、タイヤ、銀行、食品などが上昇。バイオテクノロジー、コンピュータハード、空運、医薬品、インターネットなどが下落。

 NYダウは小幅続伸。NASDAQ総合指数、S&P500とも、前週までの急落相場からの買戻しによる反発が一巡。次の材料待ちで、方向感のない展開が続いています。このまま三角持ち合いパターンに入っていくのか、2番底の確認に入るのか、反転上昇に向かうのか…。雇用統計発表前に、出来高も急減しており投資家も判断しかねているようです。米利上げ懸念を受け、新興国からの資金引きあげが続き、その影響は新興国が保有する米国資産の売却という形で跳ね返ってきています。利上げが国内金融にマイナスの影響を及ぼす懸念も出てきました。雇用統計結果によってFRBから明確な反応が出なかった場合、FOMC開催までに思惑が対立。市場が過剰反応する可能性も出てきました。 一時的にリスク回避の動きが強まるかもしれません。

 米国株は、高安まちまち。円は、ECBの追加緩和思惑からドルが買われたものの、リスク回避の円買いから対ドルは120円付近に小幅上昇。対ユーロは、133円50銭台に急伸。CME日経平均先物は、大証先物終値を10円下回る1万8220円で帰ってきました。レンジは、1万8165円~1万8485円。出来高は、約2万2000枚減の6万1050枚に減少。本日の日本株は、膠着感を強めた展開になりそうです。週明けから中国市場が再開することへの警戒や、米雇用統計発表の影響を見極めたいとの動きから手控え気分も強まりそう。昨日同様、GLOBEX夜間取引市場の米国株の動向をにらみながらの先物リードの流れに変化はなく、引き続き不安定な状況に置かれそうです。安保法制成立に過剰に傾注し、景気への配慮を忘れたかのような安倍政権への海外投資家の懸念が強まっており、そろそろ何らかのアクションが必要な段階に入ってきているような気がしますが…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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