大仏さんの「株やぶにらみ」
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香港市場の下落やGLOBEX市場の米株安を受けた先物売りや、ベア型ETFの買いに伴う先物売りなどが市場を圧迫。急反落し、安値を更新して終了
 今日も先物に振り回された一日でした。朝方は、ECB(欧州中央銀行)の追加緩和への前向きな姿勢を好感し、買いが先行。日経平均は、前日比130円高と高寄りしてスタートしましたが、為替が円高気味に推移したことや、指数寄与度の大きいソフトバンクに外資系証券の投資判断下げが行なわれ安値を更新すると、「株先物売り・円買い」の売り仕掛けが入り、寄り付き後すぐにマイナス圏に転落。TOPIX先物に大きな買いポジションを持っていた米系証券のまとまった売りが出されると、コア30銘柄など日本を代表する主力株に売りが増加。今日から取引を開始した香港市場が下落してスタートすると、自動売買の先物売りも入り下落幅を拡大。今晩、米雇用統計の発表やG20財務相・中央銀行総裁会議というビッグイベントを控え、主力投資家が身動きできないことに付け込んだ仕掛け売りが増加。寄り後間もなく、日経平均は、この日の安値1万7608円(前日比574円安)をつけ、先月26日に付けた安値1万7714円をあっさり割り込み、一番底への期待は崩れています。引けにかけては、大きなイベントを控えた週末であるためポジション調整の買戻しから、やや下落幅を縮めていました。ただ、雇用統計結果を見ても、G20でも今の不透明感を払しょくできないと見る向きも多いほか、週明けから取引を開始する中国本土市場の反乱を予想。ポジションを持ち越した売り方も多く、売り安心感を抱えたままの週末取引になりました。

 結局、日経平均は390円23銭安(2.15%)の1万7792円16銭、TOPIXは30.46ポイント安(2.06%)の1444.53ポイントと、ともに反落。出来高は、週末のポジション整理や益出しの売りなどが重なり、前日比4.3億株増の26億5258万株、売買代金は、3224億円増の2兆6941億円に増加。騰落状況は、値上がり154、値下がり1699と、ほぼ全面安。VI指数は、39.9ポイントと高止まりしたまま…。
 今日の終値での、日経平均とTOPIXサイコロは、ともに4勝8敗(33%)で変わらず。日経平均RSIは3ポイント下げ25%、TOPIXは3ポイント下げ26%、25日線かい離は、日経平均は-10.3%、TOPIXは-9.15%と、指数系は再び陰の極に近づいてきました。騰落レシオは8ポイント下げ72%に低下。底値圏の80%割れになり、先週26日の67%に接近してきました。今日、日経平均の3本新値は陰線5本目をつけ、陽転値は1万9435円83銭に低下。

 引き続き、先物筋が弱気の話を探してきて売り仕掛けをし、裁定解消売りが頻発。それにポジションが悪化した個人の投げや、ヘッジ売りなどが絡み、下落幅を拡大するという悪循環に陥っているようです。昨日の、欧州市場は、ドラギECB総裁が追加緩和に含みを持たせた発言をしたことで、上昇しましたが、日本の場合、黒田総裁は物価だけに関心があるかのような発言をしているほか、個人消費や輸出が伸び悩み景気が踊り場に入っているのに、日銀審議員が追加緩和に消極的な発言をし、この発言を使って先物筋が売り仕掛けをする…という格好。また、指数連動のレバレッジ型ベアETFの買いが増加。これにともなう先物売りも市場を圧迫しています。一番人気の野村は、今日、日経平均先物を差しひき1万1200枚以上売り越していました。政治の方は、といえば、安全保障法制の一本かぶり状態…。景気が踊り場に入っているのに、なんの対策も打てない状態です。

 エコノミストの試算では、中国の輸入が今のペースで減少した場合、日本は2.2兆円、GDP比0.4%分の影響を受け、中国の貿易相手国では日本が最大といいます。また、中国懸念で騒いでいる米国の場合は、GDP比0.1%分といい、大した影響が出ないというようです。いま、最も中国対策を講じなければならないのは、日本…。海外投機筋が本気で日本株を売っている背景には、こういう推計数字があるということでしょう。政権の本田参与からは、早急に補正予算を組んで対策を講じる必要があるとの提言がなされましたが、なるほど納得です。まあ、この辺りから相場が転機を迎えるヒントが出てきそうです。28日までの3週間に海外投資家が売った先物は2兆2600億円…。来週末メジャーSQを迎えますが、イベントで何の解決策も出なければ、ダメ押し的な動きも出るかもしれませんね。詳しいことは、日曜日発信の、レポートで分析してみます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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