大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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3連休明けの米国株は、景気対策期待で上げた中国株や景気回復色を強め上昇した欧州株の上げを好感。買戻しも絡み急反発して終了
 おはようございます。
 昨晩の書き込みで欧州株やGLOBEX市場の米株、日経平均先物高が朝まで続くように…と書きましたが、なんとか維持して帰ってきました。目が覚めてからパソコンのスイッチを入れるまで、「もしかしたら…」と不安な気持ちもありましたが、まずは一安心です。欧州の景気は回復し始めていますし、米国の景気も底堅く推移…。日本だって水面上に出たり沈んだりを繰り返しているものの、ファンダメンタルは堅調。市場は、高い成長を期待してきましたが、米国の引き締め転換で、世界の成長率は落ちていくのが当然。株価の上げも緩やかなものに変化して行くはず…。今は、この端境期にあるように思います。金融危機の克服で打ったカンフル剤で一時的に元気になったものの、これからは、患者自身の体力で健康状態に近づけていかなければなりません。当然、カンフル剤を打った時期や量、患者の体力によっては回復力や時期にも差が出てくるはず。今後は、株式の運用成果でも、回復期の年率4割とか5割という数字はなくなり、成長率の鈍化に見合った数字に落ち着いていくんでしょう。まだ、今回の下落が終わったかどうかはわかりませんが、もし、もう一段の押しがあるようなら、今回の下落は「金融相場」から「業績相場」に移行する過程で起きる「中間反落」だった、と位置付けられるかもしれません。1987年のブラックマンデーを挟んで、物色対象がどう変化したかを調べてみるのも、今後の参考になると思いますよ。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万6492ドル68セント      +390ドル30セント(2.42%)
 NASDAQ総合指数    4811.93ポイント         +128.01ポイント(2.73%)
 S&P500          1969.41ポイント         +48.19ポイント(2.51%)
 CME日経平均先物    1万8005円            +545円
 10年物国債金利      2.1940%             +0.0660%
 ニューヨーク原油      45.94ドル             -0.11ドル
 GOLD            1121.00ドル            -0.40ドル
 ドルインデックス      95.87                -0.25    


 3連休明けの米国株は、中国株の反発や景気回復期待から欧州株が大幅高になった流れを受け、買いが先行。連休前に大幅安していたことから、買い戻す動きも強まり、ほぼ全面高商状に…。中国の景気刺激策への期待やリスク回避姿勢の後退からドルが主要通貨に対し軟化したこともあり、アップルやGEなど多国籍企業に押し目買いが入ったほか、新型タブレットを販売するアマゾンなど新興企業も幅広く買われ、終日上げる展開になりました。この日から、夏休み明けの投資家も市場に戻ってきており、株価の下落で割安感のでていた銘柄を安値拾いしたことも、全体をかさ上げ。ニューヨークダウは、引け近くに、この日の高値1万6503ドル(前週末比401ドル高)をつけていました。結局、ニューヨークダウと、S&P500は反発。NASDAQ総合指数は、3日ぶりに反発。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2494、値下がり691(NASDAQ市場は、2214-671)。恐怖指数といわれるVIX指数は、10.2%下げ24.3ポイントに下落。

 ダウ30種は、採用銘柄すべてが上昇。事業再編に取り組むGEが4.0%上昇。ドル安を好感し、ボーイングが3.1%、インテルが3.1%、ウォルマートが3.9%、それぞれ上昇するなど多国籍企業の上げが目立ちました。また、指数寄与度の大きいGSが3%超え上昇。全体で10銘柄が3%越えの上げとなり、指数を押し上げました。業種別は、非鉄、家電販売、半導体・同製造装置、家具、医薬品などが上昇。金山、石油周辺サービス、不動産リートなどが下落。

 NYダウは、反発。現在は、底値からの反発後の三角持ち合いを形成。NASDAQ総合指数、S&P500とも、底値からの反発後の持ち合い局面にあります。下落中の25日線とのかい離修正が終わっておらず、同線に接近した時に下げのエネルギーに押されて2番底確認に向かうか、反発に転じるかの相場の強さが試されることになります。昨日の反発で、ニューヨークダウのMACD(-331)がシグナルライン(-335)を突破。買いシグナルを出しています。また、NASDAQ総合指数、S&P500も同様に買いシグナルを出していますが、投資家の反応が注目されます。25日線を突破できるかどうかが、当面の注目ポイント。

 米国株は急反発。円は、リスク回避姿勢の後退や米金利上昇を受け対ドルは119円80銭台に、対ユーロは134円20銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、欧米市場高や日本市場終了後の中国市場の上げ幅拡大を受けた買戻しなどが増加。大証先物終値を545円上回る1万8005円で帰ってきました。レンジは、1万7380円~1万8070円。出来高は、前週末比3万7000枚増の12万964枚に増加。昨日の日本市場で弱気のポジションを取った投資家のヘッジ買いも入ったようです。本日の日本株は、急反発してのスタートになりそうです。売りをリードしてきた先物筋のポジション調整は終わっているものと思われますが、全体の悪地合いに押され短期的な売りポジションを作った投資家も多く、寄り付きから踏み上げ的な動きも出てきそうです。本日も引き続き先物主導の展開が続きそうで、中国市場、GLOBEX市場の米株先物を横目で見ながらの神経質な動きが続きそう。今週号のレポートで注目した富士重工業に増配の観測記事が出ていました。為替の社内レートは119円ですから、今の為替水準なら、中間期目標は余裕のうちに達成できそう。昨日の欧米市場の上げの背景が注目されます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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