大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



米株は反発したものの、(利上げはあるのか、ないのか…)来週のFOMCをめぐる米市場の不透明感は増幅へ…英中銀の政策据え置きはヒントになるか
 おはようございます。
 個人消費の減少が言われています。これまで個人消費を支えてきたのは、株価や不動産など資産価格の上昇を受けた層の高額品の購入。一般の消費は、まだ賃上げが浸透していないことや、食料品価格の上げなどから沈滞気味。ここで、富裕層の消費が落ち込むと、消費の後退は予想以上に大きなものになる可能性があります。その懸念を強めているのがマイナンバー制度の実施。この制度の狙いは、だれがどんな理屈をつけても、預金など資産のあぶり出しを行い税収増加をはかること…。マイナンバー制度の預金口座への適用論議が高まりだして、消費が落ちだしたのは無関係でしょうか。以前も書きましたが、このところ金庫の売れ行きが急増しているといいます。マイナンバーの実施を前に、資産のあぶり出しを敬遠した富裕層が、資産保全に動き出した、とも考えられます。一般消費者への消費の橋渡しが済む前に、富裕層が消費を手控えることになったら…。また、一般消費者の消費を刺激しなければならない時に、消費税10%への引き上げ論議を行う…。財務省は、「朝三暮四」みたいな、国民を馬鹿ににしたような還付案を提示。俺たちは、猿回しの猿じゃないっつーの。いまの日本株売りの中には、前回の消費税引き上げであれだけ痛い目にあったのに、性懲りもなく、さらに引き上げ論議をしている日本の先行きを懸念した売りもありそうです。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万6330ドル40セント     +76ドル83セント(0.47%)
 NASDAQ総合指数    4796.25ポイント        +39.72ポイント(0.84%)
 S&P500          1952.25ポイント        +10.25ポイント(0.53%)
 CME日経平均先物    1万8215円           -55円 (12月限は、1万8090円)
 10年物国債金利      2.2220%             +0.0410%
 ニューヨーク原油      45.92ドル            +1.77ドル
 GOLD            1109.30ドル           +7.30ドル
 ドルインデックス      95.53               -0.41


 昨日の米国株は、中国景気や米利上げ懸念からアジア、欧州株が下落したことを受け、模様眺め気分が強く、前日引け値付近での始まりになりました。朝方発表された新規失業保険申請件数は、6000件減と事前予想通りの強い数字になりましたが、一方で、輸入物価が原油価格の下落で予想以上の下落になったことから利上げ懸念が後退するなど、指標の結果を受けて利上げ懸念が不沈。昼にかけ前日引け値付近でのもみあいが続きました。しかし、米国と同様に利上げサイクルに入っていた英中銀が金融政策の据え置きを発表すると、米利上げ懸念も後退。昨日行われた新製品発表会の高い評価からアップルが買われ上昇すると、ハイテク株全般の見直し買いにつながり次第に上げ幅を拡大。ドル安から原油価格が上昇したことを受けエネルギー株が買われたことも指数の上げにつながり、昼過ぎにニューヨークダウは、この日の高値1万6441ドル(前日比188ドル高)をつけていました。ただ、卸売在庫が2年ぶりにマイナスに転じたことが伝わると景気の先行き懸念が台頭。引けにかけ上げ幅を縮める展開に…。結局、主力3指数とも小幅に反発したものの、来週のFOMCへ向け、市場は警戒感を強めています。
 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1673、値下がり1462(NASDAQ市場は、1664-1174)。VIX指数は、7%下げ24.37ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。新たな画面操作法を導入したアイホンへの高い評価からアップルが2.2%上昇。医薬品のファイザーは2.07%、メルクが1.52%、それぞれ上昇したほか、業績安定のユナイテッドヘルスが1.47%上昇するなど、ヘルスケア関連も上昇。原油価格の上げを受けたシェブロン(+0.99%)、エクソン(+0.72%)の上げも指数の上げに寄与。一方、ウォルマートが1.54%下落したのが目立ちました。業種別は、テクノロジーハード・機器、医薬品、バイオテクノロジー、トラックなどが上昇。家庭用品、個人用品、公益事業、ギャンブル、携帯電話などが下落。

 NYダウは、反発。S&P500と同様に三角持ち合いを形成しています。また、NASDAQ総合指数も、底値から立ち上がったあと、高値圏での持ち合いが続いていますが、この日も下落中の25日線に近づいたところから上げ幅を縮小。レンジを形成する動きにあります。最大の注目材料であるFOMCが週明け17日に迫っているものの、政策を推し量るヒントが得られないため、政策発表後の株価の反応も読めないことから、現状維持の動きが続いているようです。今回の、FOMC結果については、全く織り込まれていないため、どのような結果が出ても市場の変動率は高いものになりそう。イベント前にポジションを減らす動きが出なければいいのですが…。米国と歩調を合わせて金融緩和を進め、同様に利上げ懸念が強まっていた英中銀が、8対1という大差で現状維持を決めたのは、大きなヒントになるかもしれません。

 米国株は反発。円は、米金利上昇やユーロ買いを背景に対ドルは120円60銭台に、対ユーロは136円10銭台にそれぞれ軟化。CME日経平均は、大証先物終値を55円下回る1万8215円で帰ってきました。レンジは、1万7950円~1万8405円。円安、米株高にも反応しておらず、メジャーSQを控え清算値を低くしたい筋のウリがあったのかも…。本日の日本株は模様眺め気分の強い動きになりそう。FOMCを来週に控えているほか、相場が波乱色を強めている中での週末にかかることから、ポジション調整の動きも強まりそう。引き続き、中国市場やGLOBEX市場の米株先物を見ながらの先物筋リードの展開になりそうですが、業界環境が良いのに売られ過ぎになっている銘柄や、相場の波乱から忘れられた感がある株主還元期待の強い銘柄も多く、この種の銘柄への中長期資金の買いも入ってきそう。そろそろ、指数の動きと個別株は分けて考える必要がありそうですが…。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ