大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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1月以来のマイナスに落ち込んだCPIを受け、利上げ懸念が後退。強い住宅関連指標も後押しし、昨日の米国株は続伸して終了
 おはようございます。
 いよいよ、FOMC(公開市場委員会)の結論が今晩出されます。市場筋の見方は、さまざまですが、これまで、比較的ハト派的な見方をしてきた債券市場では、長期金利が上昇を始めてきました。一方で、株式市場は、年内の利上げは無理では…と、楽観的な見方が増えつつあるようです。ぎりぎりになって、債券市場と株式市場の見方が逆転したような印象を受けます。昨日発表の消費者物価指数は、原油価格の下落などで、今年1月以来のマイナスに落ち込んでおり、株式市場では「こんな物価情勢では、利上げなんてとても、とても…」とみたようですが、長期金利利回りは、この日の最高利回りで終わっています。これだけ、債券市場と株式市場の見方が対立するのも珍しいこと。その分、FOMCの利上げに対する判断も難しくなっている、ということでしょう。利上げを見送っても、実施しても、市場を納得させる説明が重要になります。FOMC後に行われるイエレンFRB議長の記者会見への注目度がいつも以上に高まりそうです。
 
 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6739ドル95セント      +140ドル10セント(0.84%)
 NASDAQ総合指数      4889.24ポイント         +28.72ポイント(0.59%)
 S&P500            1995.31ポイント         +17.22ポイント(0.87%)
 CME日経平均先物      1万8345円            +205円
 10年物国債金利        2.3030%             +0.0220%
 ニューヨーク原油        47.15ドル             +2.56ドル
 GOLD              1119.00ドル            +16.40ドル
 ドルインデックス         95.33               -0.27 


 昨日の米国株は、朝方発表された8月の消費者物価指数(CPI)が、今年1月以来のマイナスになったことから、今晩のFOMCでの利上げ懸念が大幅に後退。買いが先行し続伸スタートになりました。原油価格が、予想外の在庫減を受け急伸したことからエネルギー株が買われたことも指数の押し上げに寄与。一時、テクニカルな要因(25日線への接近)から伸び悩む局面があったものの、住宅建設業者指数(9月)が2005年10月以来の水準に上昇するなど、好調な景気指標も後押しし、引けにかけ上げ幅を拡大。週末の先物、オプションなどの清算にかかるクアドルプル・ウィッチングに絡むポジション調整の動きもあり、結局、主力3指数とも続伸して終了。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億株以上増え、8億8475万株に増加。騰落状況は、値上がり2422、値下がり743(NASDAQ市場は、1773-1074)。上昇銘柄数が増加しており、徐々に強気が戻ってきたようです。VIX指数は、5.3%下げ21.35ポイントに下落。安値は21.09ポイントまであり、8月20日以来の20ポイント割れも視野に…。

 ダウ30種は、値上がり29、値下がり1(ベライゾン)。原油急伸を受け、シェブロンが2.4%、エクソンが1.98%、それぞれ上昇。事業部門の再編が進むGEが2.49%上昇したほか、ナイキ(+1.53%)、キャタピラ(+1.4%)、コカコーラ(+1.7%)など多国籍企業の上げが顕著。10銘柄が1%超えの上げとなり指数の押し上げに寄与。業種別は、業界再編の動きを受けたビール、金山、貴金属、鉱山などが上昇。FEDEXの業績見通し下方修正を受けた宅配サービス、医療サービス、バイオテクノロジー、携帯電話、通信などが下落。

 NYダウは続伸。三角持ち合い放れの動きが強まっていましたが、この日は、下落しながら接近していた25日線を、あっさり突破してきました。一日早く25日線を上回ったNASDAQ総合指数は、25日線の下落ピッチが鈍化。4900ポイントの壁が懸念されるものの、テクニカルな状況は改善しています。S&P500もこの日25日線を突破しており、今晩のFOMC結果次第では、動きが大きく好転して来る可能性も…。やや、利下げ見送り期待が強すぎるのは気になりますが。

 米国株は続伸。円は、日本国債の格下げや米長期債金利の上げを受け、対ドルは120円50銭台に、対ユーロは136円10銭台に、それぞれ軟化。CME日経平均先物は、日本市場終了後の中国株の大幅反発や米株高を受け、大証先物終値を205円上回る1万8345円で帰ってきました。レンジは、1万7970円~1万8380円。出来高は、前日比4000枚減の4万4466枚。本日の日本株は、米株高などを受け堅調に推移しそうです。FOMC結果を今晩に控えているほか、大型連休もあり、大きなポジションを作る動きはなさそうで、先物買いで上昇して始まった後は、中国株やGLOBEX夜間取引市場にらみで、昨日と同じような展開に…。短期筋の回転商いを受けたかさ上げ相場に…。引き続き、指数裁定に絡みファナック、富士重工業…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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